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絵本の世界に夢中になるきっかけを作ってくれた、私達親子にとっての思い出の1冊です。「時計がなります。ぼーんぼん」で始まるこの絵本。まるで歌を口ずさむかのような文章。子供の好きな世界が目の前にパア〜と広がります。まだ言葉を覚え始めたばかりの息子が、たどたどしいながらも私と一緒に絵本を読んでいました。毎晩寝る前になるとこの絵本を持ってきて、おばけになると大変だ〜!とでも思うのか、お布団にすっぽり入って寝息をたてはじめる息子。子供には夢中になる特別な本があると思います。それを教えてくれた素敵な絵本です。
これはあかちゃん絵本のシリーズで他に「ルルちゃんのくつした」「あーんあーん」などあります。
「せんたくかあちゃん」 さとうわきこ
とっても素敵なかあちゃんのお話です。かあちゃんは洗濯物が大好き!何でも素早く綺麗に洗ってしまいます。ぐうたらな私はかあちゃんに憧れてしまいました。子供も猫も犬もソーセージさえも、かあちゃんの手にかかれば洗濯のロープに吊るされてしまいます。ここで息子は話にぐっと引き込まれ、雷様が空からやって来て、かあちゃんに洗われてしまう場面では大笑いしていました。やんちゃな雷様は、どこにでもいるお風呂嫌いの子供なのかも知れません。私も肝っ玉かあちゃんになりたいなあ〜。
レトロな絵柄がとっても魅力的な絵本です。
絵本に描かれている泥棒って、実際のイメージとは違いわくわくするような存在になっていることが多いと思います。「すてきな三人ぐみ」の泥棒はダンディでお洒落。この絵本のくまさか先生はじめ生徒達も、なぜか憎めないずっこけた泥棒達です。
息子は「ぬきあし さしあし しのびあし」と言う台詞が気に入り、スーパーの中で呟いていました。危ない、危ない(笑)日常親が使わないような言葉に出会えるのも、絵本の良いところだと思います。どろぼうがっこうの泥棒さん達なら、会ってみたいな〜。
この絵本のシリーズでは「おたまじゃくしの101ちゃん」や「からすのパンやさん」もおもしろいです。
ぐるんぱは大きくてきたない象です。でもとっても心優しい象です。
小さい頃から自分の居場所がない程、悲しいことってないですよね。一生懸命努力しても、空回りだったり、誰にも認めてもらえなかったら、ぐるんぱのように「しょんぼり、しょんぼり」してしまうと思います。自分の居場所を探すぐるんぱは、偶然子沢山のお母さんに会い、子供の世話を頼まれたことから、大切な「ぐるんぱの場所」を見つけます。それが幼稚園を開くことなのですが・・・。
子供の心がわかって、一緒に遊んでくれる、ぐるんぱのような先生だったら、安心して大切な子供を預けれると思いました。
大人も子供もぐるんぱの事が大好きになります。 おすすめ!
「めっきらもっきらどおんどん」 長谷川 摂子/作 ふりや なな/絵
めちゃくちゃな歌を思わず口ずさんでいる時ってありますよね。主人公のかんたが歌っためちゃくちゃな歌が不思議な世界の鍵になってました。三人の遊びの達人(おばけ)が、かんたと一緒に思いっきり遊びます。
絵柄のダイナミックな構成と、この作者らしい文章に、ぐんぐん引き込まれてしまいます。
私が勝手に作っためっきらもっきらどおんどん〜の歌を、息子はとっても気にいってくれました。
夕方オレンジ色の空を見ながら、息子が「ちんぷくまんぷく〜」と言いだした時は、あまりにその光景が絵本の世界にぴったりだったので驚きました。
子供の心に絵本はす〜って空気のように浸透するのだなあ〜って感心。
他に「きょだいな きょだいな」も詩的な文章が楽しい絵本です(3才〜)
この本は低学年向けの童話です。でも小さい子から大人まで楽しめる貴重な本です。
私はこの作者が大好きで、この作者の登場で絵本や童話に新しい風がふいたのではないかと思ってます。
おさるの毎日がゆったりとほのぼのと描かれていて、今流行りの癒し系の先駆けではないでしょうか?
独身の時にこの絵本を見つけて、息子が3才の時に読んであげました。その頃家族の一員だったリス猿のカンタが死んじゃって、ずっとこの本を読めない状態でした。でも息子にせがまれるまま読みだすと、カンタと暮らした生活も優しい思い出になりました。あの頃カンタが死んでしまったことを、自分のせいにしか思えなかったから、とっても辛かったけど、この絵本と息子が助けてくれました。
他に同じシリーズで「おさるはおさる」。他に「ごきげんなすてご」は弟が誕生して、複雑なお姉ちゃんの気持ちをユーモラスに描かれた童話があります。
絵本では「ルラルさんのにわ」など多数あります。
五味太郎さんの絵本は言葉のセンスがどれもピカリと光ってます。言葉で遊ぶ事の楽しさを教えてくれる作家の方だと思います。
3才になって息子はトイレトレーニングも完璧になり、やっと人間らしく(?)なってきたと、ホッとしていたのに、今度は「うんち」「おしっこ」の言葉をどこでもどんな時でも連続して、頭を抱えてしまいました。そこで、この有名な絵本の登場を願い、早速図書館から借りて来た私。
うんちはいろんな動物も、もちろん人間も、みんなすることで、汚いものでもないし、恥ずかしいことでもないのよって、少しでもわかってくれればな〜と思い読みました。
が、そんな教育効果を期待した私が悪い!だってこの絵本はとっても楽しいのです。おしりを向けて、馬もうんちすれば、トイレの便器にまたがって、人間もうんちをしている。そんなの当たり前だってことを子供はちゃんとわかっているし、単純にこの絵本が楽しくて、喜びました。
息子はまだまだ「うんち」を気に入らない事があると叫んでいます。
でも、まあいいかな。絵本は童心に戻って読むものだって気付かせてくれたのだから・・・。
息子になぜか大ウケ、大爆笑の絵本です。
1本のおじさんの持つ杖が電話になったり、ケーブルカーになったりします。
おじさんの杖を見た小さな男の子が「ねえ、杖なの?」と問いかけます。息子も一緒に不思議がり、やっぱり男の子と同様『杖なの?』って聞きたくなるのが、この絵本のおもしろさだと思います。
杖について、どの位の子供が知っているでしょうか?
例えば新聞にも載ってましたが、「花咲か爺さん」でも灰の意味がわからない子が増えているそうです。
でも繰り返し読んであげることで、絵や言葉のニュアンスから、わかってくるそうです。子供には難しいかなと大人が思っても、案外子供はすんなりと言葉の意味を理解するみたいです。
デンマークの代表的な「あおい目のこねこ」の絵本作家の作品です。
さるのオズワルドは臆病で、いばりんぼうの仕打ちに毎日耐えてます。でもある日オズワルドは耐えきれなくなり「嫌だ〜」と叫んでしまいます。そしたら仲間の猿もみんな、いばりんぼうを無視しはじめました。いばりんぼうは強がるのですが、誰にも相手にしてもらえなくなって、とっても寂しい気持ちになります。
こんな光景、近くの公園で見られませんか?いばりんぼうの様にすぐ乱暴しちゃう子。嫌って一言が言えなくてめそめそしちゃう子。「いるよ、いるよ〜」って頷きながら読んでしまいます。
オズワルドみたいに勇気を持って、自分で「イヤ!」って言えること大事なことだと思います。喧嘩して、相手の気持ちがわかったら、仲直りすればいい。そして、一人よりみんなと一緒に遊ぶ方が楽しいことを、この本はこっそりと教えてくれます。
やんちゃな子にも、泣き虫な子にも、おすすめの1冊です。
とっても有名な絵本なのに、なぜか手をとってみることがありませんでした。
あまりにも有名すぎちゃって、「いつでも読めるさ」ぐらいに思ってました。
息子が最初にこの絵本を読んでもらったのは、幼稚園の先生でした。
ぐり、ぐら、と言っているのを聞いて、ようやく読んでみようかなって思いました。そして読んだ感想は・・・・もう、どうして今まで読まずにいたのだろうって反省しました。ぐりとぐらは陽気なお料理上手なねずみさん。とっても楽しく森の中で生活しているのがわかります。
このシリーズには「ぐりとぐらのかいすいよく」「ぐりとぐらのえんそく」など多数ありますが、季節によって読んであげると良いと思います。
お友達からプレゼントに頂いた本です。
ページ事に紙の質が変わり、色も変化します。勿論絵本なのですが、とってもお洒落な本です。
こういう本から美術にも興味を持ってくれればなあ〜と思うのは、親の欲張りですね。
他に「BLUE TO BLUE」もあります。
公園が好きで、泥遊びが大好きな子供にはたまらない1冊です。
お水で泥をかき回す手の感触や、上手に握れないと壊れてしまうどろだんごが、リアルに描かれています。
読み終わると、今すぐ公園に行って、たくさんのどろだんごを作ってみたくなりました。
息子は次の日、バケツの中にどろを入れて「どろのスープ」を作って喜んでました。
心があたたかくなる本です。
ラチにしか見えないお友達「らいおん」は、ラチを強くて優しい男の子に変身させてくれます。
子供ってちょっとした切っ掛けで、引っ込み思案だったり、泣き虫だったりを変えれる事ができるのに、大人にはどうしていいのかわからず、ただ見守るだけしか出来ない事ってありますよね。
「らいおん」はラチを上手に励まし、助けてあげて、ラチの素敵なところを引き出してくれます。らいおんは今もどこかで子供を助けてあげているのかな。
このお話はいろんな出版者から、いろんな結末の絵本があると思います。いろいろ読み比べてみるのもおもしろいかも知れません。
息子は「ふう〜ふのふう〜でふきとばしちまうぞ」って言葉が気に入り、お友達と3びきのこぶたごっこをして遊びました。
悪者のオオカミですが、オオカミの悪知恵はどこか抜けてて、賢いこぶたの方がなんとなく意地悪に感じられるのも、オオカミ役に人気がでる理由かも知れません。