| コラム 1 |
2月16日土曜日の午後 米沢に出かけました。会津は雪国だと思っていましたが、まったく雪の量がちがう。参った。大峠トンネルを抜けると、雪の壁面が続く道路でした。雪かきはさぞ大変でしょうね。去年の会津の大雪の量くらいありましたね。
高畠町のワイン工場でたっぷりワインを試飲した後、近くに「セゾンファクトリー」と言う会社があるのを思い出しました。観光地図にも片隅に載っていました。この会社はジュースやジャムなどを作っている会社なのですが、以前この会社の齋藤社長さんが、講演されたのを聞いたことがあったのです。そのことを思い出して、ちょっと時間があるから訪ねて見ようと思いたったのです。
山道を探して20分くらいで、会社の前までたどり着きました。が、土曜日だったのです。玄関は鍵がかかっていました。横の資材搬入口へ廻って、ドアノブを回すと ・・・・ ドアが開いて、中に入って見ると、写真左側の方がいらっしゃいました。齋藤部長さんです。社長の親戚の方だったのです。訪ねた訳を話すと、休みにも関わらず、事務室まで通して頂いて、新製品の「マンゴージュース」を自らサービスされて快く応対していただきました。社長さんが話されていた通りの会社だということが、齋藤部長さんの対応からもうかがえる、そんなひと時でした。
自然の懐の中で、素晴らしい製品を、これからも作りつづけてください。応援しています。
| コラム 2 |
(建築士会だよりへ寄稿)BY 紀子
住まいからの健康づくり
男女とも更年期に入ると、体に変調をきたし健康への不安を覚えます。健康維持のため何かを実践している人は案外多いのではないでしょうか。これからの社会情勢と家族のあり方を考えると老後の経済的、身体的自立は大変重要になってきます。身体が健康で高齢を迎えたとき、生活の中で健康を維持できる住まいについて私事で考えてみました。
我が家は村で小さな店を開いています。初代看板娘は明治生まれの「おばんちゃ」でした。店とリビングとの段差は2段で40cm、玄関も35cm、茶の間とリビングの段差も20cmあります。階段は30cm幅の段板を並べただけで その下は坪庭で岩がごろごろ、初めての人には恐怖の怪談です。玄関には細い丸太が一本立っていて登って落ちれば骨折間違いなし。とまあ段差と危険だらけ、でもメリハリのある魅力的な家です。冬は程よく寒く日当たり良く、夏は風通しが良くエアコンはありませんが程よく快適です。
体は動かさなければ動かなくなる。頭は使わなければサビてくる。元に戻すには数倍の労力を要します。おばんちゃは膝に水が溜まって痛かったろうけれど、生活の中で膝の上げ下げは否応なし、歩行には杖を使い最晩年には押し車を使っていましたが、こうして倒れる直前まで毎日洗濯と店番をしていました。さすが明治生まれと感服してしまいます。ちなみに昭和生まれの孫は週3回のテニスを欠かさず 日々筋トレに励んでいます。高齢になっても健康でしょうし、両親の介護にはその体力が必ず役立つものと家族からは期待されています。
生涯に仕事や趣味を持ち、自分のことは自分でする。そして急がず、焦らず、くよくよせず、それがおばんちゃから学んだ“健康で長生き最後ポックリ”の秘訣です。
人間の誕生から終焉の場となる住まいについては次の二つのことをコンセプトにしていきたいと考えています。一つは冬の陽だまりや 春風を心地よく感じられるような自然と共に生きる“ほんまもんの家づくり”を、時代が変わっても変わらない“本物”を探しそれを住まいづくりに生かしていく、もう一つは住まい手の価値観と家族の状況、将来の展望を見越した“変化を包み込んだ家づくり”を目指していきたいと思っています。住まいに対する安全性、快適性の基準は年々高くなりますが、同時に失うものも同じぐらいあることを忘れずにいたいものです。