バレエのことば

  

ちょっと知っていると、劇場に鑑賞に出かけたとき、
ビデオで鑑賞するとき、バレエの本を読むときに
いいかもしれません。
頭でっかちは、よくないけど、
小さなバレリーナちゃんも、知っててくれるとうれしいです。
さぁ、バレエのことばの世界へ、ようこそ。

       

バレエ
BALLET

もともとはイタリア語のバリー(BALLI・舞踏の意味balloの複数形)からという。
はじまりは宮廷、王様・王妃さま・王子様・お姫さま…
おとぎばなし顔負けの豪華さ!
詳しい歴史や背景はきちんとした本で調べてくださいね。
クラシック・モダン・ジャズ…ほんとうにいろいろなダンスが世界中にあります。
言葉でなく、『身体でお話をする』と言うのはすべてのダンスの共通ですが、
世界中で同じような振付で踊られているのは「バレエ」だけでしょうね。
素晴らしいプリマ・バレリーナと同じ踊りがあなたにも踊れます。
これは、バレエを習っているみなさんにとっては、
『最大の魅力』ではないかしら?とるるは思っています。

『バレー』はバボちゃんのバレーボールです。
これを機会に、もう間違えないでくださいね。

プリマ・バレリーナ
PRIMA BALLERINA

主役を踊る女性バレリーナ。バレエ団の中で主役を踊る女性ダンサーのことも。
主役にふさわしい容姿とテクニック、を備えていないと…ね。
男性ダンサーは、
ダンスール・ノーブル(danseur noble)と呼びましょう。
ちなみにプリマ・ドンナは、オペラ作品での主役、アリアなんかを歌う歌い手。
お間違えなきよう。

エトワール
ETOILE

フランス語で『星』パリオペラ座バレエ団の主役ダンサーのことを指す。
完全無敵のスーパーダンサーばかりです。男性も同じように呼ばれます。
あまりにも素晴らしいエトワールのみなさんです。

プリンシパル
PRINCIPAL

英国ロイヤルバレエ団でおもに用いられる、主役ダンサーの呼び名。
かの「くまてつ」こと、
熊川哲也さんもプリンシパル・ダンサーの
おひとりでした。フリーになってのご活躍…みなさんもご存知ですね。

グラン・パ・ド・ドゥ
GRAND PAS DE DEUX  

主役の男女2人の踊りで、
アダージオ・男性バリアシオン・女性バリアシオン・コーダの形式をとる。
バレエをはじめて上手になれば1度は踊ってみたいものです。
中学生くらいになると、研究所の発表会で踊る子もいます。
たくさんおけいこしてみんなも踊ってね。

アダージオ/アダージョ
ADAGIO

ゆるやかな音楽に合わせて、男性にサポート(支えられて)されて
女性が美しいポーズを見せながら踊ります。
男性が頭上高く掲げる
『リフト』は女性もきちんとポジションを取っていないと
失敗することもある大技。バレエの醍醐味ですね。
地方では、本番まで、男性舞踊手の方(ほとんど関東・関西方面の方です)と
おけいこをチャンスは限られます。(時間的に・費用の点で)みんな、必死です。

バリアシオン
/ヴァリエーション
VARIATION

1人の踊りのこと。古典の作品の中にはたくさんの美しいヴァリアシオンがあります
同じ音楽でも違う振付、同じ作品でも違う音楽と振付、本当にたくさんあります。
ご近所の発表会でも未来のバレリーナちゃんたちが美しい衣装を身に着けて
ステージで踊っていますよ。もちろんママバレリーナさんたちもです。

コーダ
CODA

グラン・パ・ド・ドゥを締めくくる、華やかな踊り。
男女が、ジャンプや回転の難しいテクニックを駆使します。
踊っても、見ていても気持ちの良いものです。
有名な女性の
32回転はここで披露されます。回っている途中での拍手もOK!
きっとにっこりほほえんでくれるでしょう。
♪ジャン♪で終わったら大きな拍手を致しましょう!
やったぁって感じで充実感いっぱいになります。思い出しちゃった。

ソリスト
SOLOIST

バレエ団で主役級ダンサーの次の階級のダンサーの呼び名。
明日にもプリマ・バレリーナになるかもしれない
若い優秀なダンサーがいっぱい。
作品の中で、主役とは別に
バリアシオンや2人、3人、4人で踊るダンサー
ことも指します。

コール・ド・バレエ
CORPS DE BALLET

作品で群舞を踊るダンサーのこと、群舞そのものを指すこともあります。
コール・ド・バレエは
大切!どんなに素晴らしいプリマバレリーナが踊っていても
後ろや横でバタバタしていたら…でしょ。世界中で絶賛されるバレエ団には
個人個人のレベルが高いバレリーナがコール・ド・バレエを舞っています。
コール・ド・バレエがそのバレエ団の価値を決める
と言っても言い過ぎではありません。
『白鳥』『ジゼル』『ラ・バヤデール』『レ・シルフィード』『パ・キータ』etc
素晴らしい群舞を見ることが出来ます。

パ・ド・トロワ
PAS DE TROIS

ソリスト3人の踊り。[アダージオ・ヴァリアシオンが3曲・コーダ]
の形が一般的。
『白鳥の湖』第1幕のパ・ド・トロワが有名。
変わったところでは、
『海賊』の男性2人、女性1人のダイナミックな
パ・ド・トロワがお薦め

パ・ド・カトル
PAS DE QUATRE

4人で踊る踊りのこと。
ピンクのロマンティックチュチュで舞う女性4人の
『パ・ド・カトル』(そのまんま!)が有名。これがすごい。優雅な音楽と衣装に隠されているが、正に4人の踊り合戦!!素晴らしいプリマ・バレリーナの競演です。

キャラクター・ダンサー
CHARACTER DANCER

個性たっぷり・演技力抜群の最高のダンサー(私はこう思う!)
王子様でもお姫様でもないけど主役を食ってしまうほどの迫力でステージを
盛り上げます。白鳥のオディールパパ
『ロットバルト』、眠りの魔女『カラボス』
ライモンダの
『アブダラーマン』が有名です。シンデレラの継母と義理のお姉さんもコレでしょう。
素晴らしいキャラクター・ダンサーに出会うとほんと、お得な気分です!

レヴェランス
REVERENCE

ごあいさつ、おじぎのこと。
おけいこの初めと終わりに、先生に、お教室に、おともだちに、パパやママに、
バレエの神様に心を込めてごあいさつ。
舞台では踊り終わってお客さまに一緒に踊った方にステージに携わってくださっているたくさんの方々にありがとうございます、とお辞儀。
ダイスキな瞬間でした。大きな拍手をたくさんいただいて晴れ晴れとレヴェランスをしていたことを思い出します。
素晴らしいダンサーのレヴェランスは、
それだけで踊りと同じくらいに感動するものです。
是非とも生のステージでごらんください。

 

 解説、としては不充分なことばかりです。
専門的に詳しくお知りになりたい方、
どうぞ『バレエの本』をお読みください。
どうぞよろしくお願いします。