登園拒否

2ヶ月半、幼稚園にいけなかった。

長男トモが、年中で入園して半月、発熱。
ただの風邪だろうと、思っていたが、からだのSOSであった。

熱が、下がったので、登園。すると、園で、原因もわからず泣くといわれた。それでも、寂しいのだろうとか、なれないのだろうと、おもって様子を見ていた。担任の先生も、抱っこしてくれてりする。

バスから、降りてくるトモの顔が、だんだんと暗くなってきた。

腹痛を訴え、下痢。数日下痢が続いた。幼稚園はおやすみ。
「早く、治ってみんなと遊べるといいね」

彼の身体が、幼稚園に行きたくないと言い出した。
自家中毒である。
4月に1回点滴、5月にも点滴。
医者から、幼稚園に行かせなくていい、といわれた。

入園当初、泣く子は、無理にでも行かせると、だんだんなれてくるものだが、トモの場合は、ドクターストップだった。

なんで?みんな行けるんじゃない??
トモを、怒鳴りつけもしてしまった。わたしの、身の置き所がない。
買い物をしても、「幼稚園楽しい?」ときかれる。
親子で、外に出たくなくなった。

幼稚園のはなしをすると、手が冷たくなる。

自分から、行くって言い出すまで、行かせるな。医者の言葉を、何度も繰り返す。

まともに行ったこともない、幼稚園に行きたくなるのだろうか・・・。
不安の日々を送ったが、朝のバスに乗らずに、送っていけば、行くようになった。
お友達の家に、行くようにした。
毎日、トモ宛のメモをお弁当箱に入れた。
彼が話すまで、幼稚園のことは、聞かないようにした。
とにかく、私は、笑顔でいるように勤めた。


なにか、はっきりとした原因があったわけではない。
なんか・・いやだな・・・がたまって、心を自分で調節できなくなって、身体に出てしまった。
原因を取り除くことができない。
彼自身が、新しい生活に、慣れていくしかなったのである。

自分で、納得してから、というものは、どうしちゃったの???というくらい、幼稚園が好きで、年長さんになったときは、別人だね・・といわれるようにまで、成長?してくれた。

そうそう・・・。
トモが、幼稚園に行けないんだ・・・と、落ちこんでいたとき、園長先生夫人にお会いした。私が、その幼稚園の園児だった頃からわたしをしっていてくださっている方だ。
ため息・・涙目・・の私に、笑いかけて「あはは、あなただって、幼稚園嫌いだったじゃない。門のところで、毎日ないていたでしょ。でも、(パン!と、私の肩を叩いて) こんなに、いいお母さんになったでしょ」
この言葉に、私は救われた。