1997年旅行*イベント

フェスティバル

ここアメリカは言わずと知れた人種のるつぼ。私たち二人は、ここに住んでいる人たちによる、さまざまな国のフェスティバルに出かけた。韓国、中国、アフリカ、メキシコ、ギリシャ、ウクライナ、アイルランド、インドなど…。各国の民族衣装を見て、踊りを見て、音楽に触れて、料理を吟味し、まだ見ぬ国々を想像し楽しんだ。夏は毎週のようにどこかで、何かしらのイベントが催されていたので私たちは、お天気が良い日は、必ず出かけた。シカゴの夏は短い。厳しいこの土地の冬の冬眠(?!)に備えて、夏に楽しんでおかなければ…。ちなみにこれらのフェスティバルはすべて無料。


新車をリース

この年、私たちはついに車をリースした。今まで、おんぼろの韓国車ヒュンダイを2人で共有していたのだが、トヨタのカローラをリースすることにした。やはり、車は日本製が一番!燃費もいいし、性能はいいし、なんといっても乗り心地がいい。あまりに気に入ってしまったので、3年後、買い取ってしまった。なんていうと聞こえがいいが、実は私の大失敗で、2度も事故ってしまい(そのため2度も裁判所に行くはめに)、ヒュンダイもカローラもものすごいダメージを受け、ヒュンダイは即、廃車。カローラは保険が利いて、なんとか修復可能だったが、リース車のため、返すときに弁償しなければならないということだったので、いろいろと計算した結果、買い取ったほうがいいだろうということになったのだ。たけちゃん、かたじけない。。。



インディアナ・アーミッシュカウンティーへ

恒例のサンクスギビングの旅行。1997年はインディアナ州のアーミッシュ村へ行くことにした。シカゴから車で4時間。アーミッシュとはもともとキリスト教、プロテスタントの一派であるメノー派でかつてヨーロッパからアメリカ、主にペンシルバニアなどに移住。農業などで生計を立て、電気、電話などもいっさい使わず、交通手段も馬車という時代錯誤で質素な生活様式で知られる。彼らが作るキルトや家具も有名。いまだに彼らがそんな生活をしているのかちょっと疑問だが、実際にこの村が存在するのだ。

あいにくその日は雨。着いたのが遅く、休日でどこも閉まっていたので、私たちは、村のそばのアンティークマーケットなどを見て周った。さて夕食を食べに行こうということになりレストランを探す。するとない!食べるところがどこもない!そんな馬鹿な…。時計はもう夜の8時。街中を捜せばどこかやっているはずだ、そう思い私たちは車で探しに探した。がレストランはあってもその時間にあいている店が一軒もないのだ。私はとてもショックだった。食事は一つの楽しみでもあった。それがないなんて…。マックやバーガーキングなどのファーストフードのお店などはもちろん、食べ物を買えるお店らしいお店もみあたらない。とんでもないど田舎にきてしまったようだ。開いているところといえば、ガソリンスタンドのみ。私たちは、仕方なくそこで食べ物を買うことに。。。でも店内にはしょぼくれたいかにもまずそうなサンドイッチしかおいていない。私は、ほんとに悲しくて、泣きそうになった。終始無言のまま、私たちは店内の片隅で、まずいサンドイッチをほおばった。その日は近くのモーテルに宿をとり、さっさと就寝。こんなはずじゃなかったのに…。グスン。

翌朝、私たちは一番にレストランを探した。昨夜の屈辱を晴らすためにも今日は食べるぞ〜!ということで、私たちは、アーミッシュの人たちが経営するという、ビュッフェ式のレストランに行った。お店の人たちは、アーミッシュのユニフォームと言われる黒いドレスに、白いキャップを身にまとっていた。ほかほかのパンケーキにコーヒーロール。ハッシュブラウンにスクランブルエッグ、そしてフレッシュなフルーツ。私たちはそこの予想外においしい朝食を思う存分ゆっくり味わって食べた。その後、私たちは、博物館を見学。模型やスライドを見ながらアーミッシュの歴史に触れる.。ツアーにも参加し、馬車にコトコト揺られて、のどかな風景を眺めた。ガイドのおばさんに丁寧におうちの一部屋一部屋を案内してもらう。有名な手製の家具やキルトなどが展示され、貧しく質素に暮らすアーミッシュの人たちの生活の様子がうかがい知れた。昔にタイムスリップしたようで、なんとも不思議な体験だった。集団生活でお互い助け合って生きていくというのは良いことだが、子供たちが充分な教育を受けられないまま、小さいうちから労働力に借り出されるというのはとても可愛そうな気がする…。こんな暮らしで彼らは幸せなのだろうか? そこまで彼らを駆り立てる宗教の力ってなんだろう…。我々には理解しがたいが、いろいろな生き方があるんだなあとしみじみ感慨にふけってしまった。

最後にまた街を散策。みやげ物売り場やアンティークショップ、アートギャラリーなどを見て回った。アメリカの違う一面を垣間見た気がしてなかなか奥が深い旅だった。

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