非加熱血液製剤問題

 


非加熱製剤による肝炎感染者を救済基金対象とせよ!

【厚】血液製剤の肝炎感染の問題につきましては、そもそも肝炎の問題について厚生労働省として有識者会議というものを設けて会から報告書が出された。その中で、将来的課題として、ヒト以外の医薬品医療用具による健康被害についての救済について研究を進めるべきだというご意見をいただきました。その前に、中央薬事審議会企画制度部会におきまして「血液事業のあり方」という報告書が出ていますが、その中で血液製剤による健康被害の救済について進めるべきだというご意見もいただいています。また、今年一月に「ヒト組織に由来する医薬品等の健康被害救済に関する研究会」を立ち上げ、研究を進めているところです。救済問題につきましては研究会の中に救済の必要性の有無や救済を具体化するとした場合の問題点について、法律学者を中心にして研究を進めているところです。将来的課題として検討しておりますので、過去の問題につきましては現時点で対応することは考えていません。
【交】研究会の名前ですが?
【厚】「ヒト細胞等に由来する医薬品等による健康被害の救済に関する研究会」です。
【交】いつまでに報告が出るんですか?
【厚】いつまでというのは決まっておりませんので、最初に立ち上げたときに、月一回程度のペースで開催を予定して行こうと、一月三十一日の一回目から、これまでに三回やりました。事務方としては、一年程度かけて論点を整理してもらおうと考えています。
【交】諮問機関ですか?
【厚】いいえ、医薬局長が主催する研究会です。
【交】これはあくまでも、ヒト・細胞・組織云々だから従来の血液製剤は該当するけれども、抗がん剤や免疫抑制剤は該当しないということですか?
【厚】物にもよりますけれども、今回のやつは血液製剤も視野に入れています。現時点では、まだ、ヒト・細胞・組織を利用した医薬品医療用具はどんなものがありうるのかと、そういった研究が始まったばかりですし、そういった中で最初からこの血液製剤はだめとか言える段階ではございませんので、幅広い医薬品医療用具を今のところ視野に入れて研究を進めているところです。