頂いた質問と管理組合・検討委員会としての回答

 数多くの質問の中から,多くの声を代表していると思われるものについて抽出してお答えします.

Q1:利用希望者はどのくらい?また,月々の費用負担の意味は?LANシステム設備のメンテナンス費?(以下略)
 
A:今回のアンケートでは,月額費用にもよりますが300戸前後の加入を見込んでいます.月額費用は専用線の回線利用料やインターネットへの接続料金のほか,修繕積立金も必要と考えています.

 月額の負担金は,どの程度の通信能力を持った専用線を契約するかによって大きく変わります.現在は,月額3,000円程度を目標に,最大通信速度10Mbps(保証1.0Mbps)の光ケーブル専用線を契約する予定にしています.マンション内の通信が空いている時間帯であれば,最大1~2Mbpsの通信速度は確保できる予想です.

 

Q2:ADSLの利用が出来ないのはなぜ?(Yahoo!のADSLの利用を検討していたのですが・・・).

   NTTのB−fletsの導入は可能ですか?
 
A:ADSLは,メタリックケーブル(銅線)を使って伝送する技術です.当マンションは,NTT局との接続に光ファイバを使用しているため利用出来ません.利用できたとしてもNTT局からの距離に応じスピードが急激に低下する特性があります.轟局(モノレールの作草部駅のところ)から3km以上(5km程度?)のケーブル長があり,期待できるスピードはISDN64程度か,それ以下と予想されます.

 また,ADSL,B-fletsなどの個人的なケーブルの引込みはマンションの共有設備への変更として総会決議が必要です.他のFTTH等の光ファイバの引込,無線方式のアンテナ設置(ベランダは共有設備)も同様です.ケーブルを引き込む物理的なスペースが無いことなども考え合わせると,私達のマンションで個人的に高速のインターネットを導入することは困難です.

 

Q3:現在うちはインターネットを利用する環境があるが,無い家の扱いがどうなるのか気になります.

   利用する家だけ設備を作り頭割りするのか,全戸一斉に整え,共同負担するのか等....

   どうせやるのなら,先を見越した設備・環境にしたいと思います.宜しくお願いいたします.
 
A:今回申し込みを行った住戸だけで現在の利用者にだけ利用可能な設備を導入し,今後の申し込みの道を閉ざす方法は全体利益に適いません.今後急速に普及すると予想されるインターネット設備ですので,全戸導入可能な「幹線」を整備し,導入したい住戸が個人負担で随時枝線を引き込む方法が良いと考えます.初期費用は,現在保持している修繕積立金を取り崩しますが,月額利用料を償却に充て,数年での投資回収を得られるように計画します.

 現在利用希望されない住戸には,一時負担金・月額維持費は発生いたしません.

 

Q4:今は個人でインターネット接続できるのに,費用をかけてまでマンション単位でインターネット専用線をつける

   必要性を感じられない気がします.個人でするよりも有利であることの理由を知りたいです.

   個人の自由で加入すれば良い.共用のお金を使用すべきではない.マンション全体で動く必要性を感じません.
 
A:現在,当マンションでインターネットを個人で行う場合の最速のサービスは「ISDN64」で,これは将来的にも変らないと思います.Q2にありますように個人的に高速インターネットを引くことが出来ない現状は,多くの住民に不便をかける可能性があります.今回のアンケートでは300戸の住民が自宅でインターネットを使用していますし,今後より高速通信が要求されることが確実な技術ですので,各住民に「高速インターネット」の選択肢を提供することは必要と考えています.ただし,何が何でも導入というわけではなく,「ある条件のもとで」ということは必要で,そのための条件をどうするかを検討しています.

 

Q5:パソコンさえあれば,月々いくらというインターネット料金なのですが,工事費用の3万円とはなに?

   家の中がどのようになるのかが気になる.設置場所が限られるのか?
 
A:各戸負担の工事費用は,各住戸入口から住戸内までケーブルを引き込む工事費用になります.住戸内配線は電話回線の空き心線(予備線)を使用します.基本工事は電話回線のモジュラージャック一箇所にLANコンセント(接続口)を設置する予定です.希望者には追加工事にて天井裏にハブ(分配器)を設置し,電話回線のモジュラージャックが設置されている箇所に追加設置できるようにする予定です.

 

Q6:インターネット技術は日々進歩しているので,導入に当たっては十分な検討を実施して頂きたい.

  また,マンション内LAN(インターネットのみならず)も考えているのですか?

  部屋によってはLANを構成出来ないところもあるので,その対応は?
 
A:現在,及び近い将来に導入可能なほとんど全ての方式について検討した結果,コスト・信頼性・拡張性に優れるLAN方式を採用します.この方式の場合,マンション内部のイントラネットの構築は十分可能です(今後の検討課題).なお,戸内配線は電話の空き心線を使用しますので,電話ジャックの無い部屋へのLANコンセントの設置は困難です.また,LANケーブルと電話線を接続するために,下記の点が生じます. _ 導入設備の最大通信速度が100Mbpsではなく85Mbps程度になる.(実測値)

                          (契約する専用線の能力とは別です) 

_ 玄関前の廊下の天井裏にある電話回線分配盤(各部屋に並列接続している)での接続工事が必要.

 このため天井に点検口設置の必要があります.

_ 電話を2回線ご使用の家庭では,1回線に調整していただく必要があります.不可能な場合は部屋

 のレイアウトにもよりますがメータボックス裏の部屋のみの配線となります.

#電話回線分配盤の横にはテレビ信号配線の分配盤もあり将来的な見地からから点検口があった方が故障などの際に柔軟に対処可能と考えます.

 

Q8:いままで使用していたISDNのワイヤレスセットや加入しているプロバイダなどはどうなる?

  現在使用中のメールアドレス,ホームページのこともあるので,現在利用しているプロバイダを止められない.
 
A:機種によって異なりますが,ISDN専用の場合は使用できません.有線LANとのブリッジ機能を持ったタイプの場合は,無線LANとして使用することが可能です.

 プロバイダは個人加入せず,メールアドレスを団体として準備します.ただしアドレスは変更となりますので,メールアドレスをそのまま残したい場合は転送サービスを利用できます.ほとんどのプロバイダが対応していますが,一部メール送受信が不可能の場合があります.詳しいことは検討委員会ホームページで公開しておりますのでご相談下さい.

 

Q9:インフラについては100BASE-Tを考えているようですが,光ケーブルの設置が必要なのでは?
 
A:光ケーブルは住戸内への引込が非常に困難です.既存サービスである「有線ブロードネットワークス」でも4階程度の低層マンションで,且つ電柱から直接ベランダのエアコンダクトを使用して配線する場合のみのサービスと聞いています.

 また,光の機器は通常機器に比べ維持費も高価なものとなります.今回の計画では,幹線をエンハンストカテゴリー5のケーブルを使用,各戸への最大通信速度が85Mbps程度を確保しますので将来的にも大丈夫ではないかと考えます.

 

Q10:ADSL以上の通信速度で常時接続は大変良いがサーバーはどうするのか?

  マンション全体へのLANは反対である.個人情報が漏れるおそれがある.誰が管理するのか?
 
A:個人情報のマンション内漏洩を防止するためにマンション外のレンタルサーバ(ホスティング)を使用する予定です.マンション内にはルータのみ設置し(サーバは設置しません),住民の中からネットワーク管理者を選任しません(導入支援を行う有志グループは募る予定です).LANについては,セキュリティを考慮したV_LAN対応機器を使用しますので,他の住戸の共有ファイルなどが見えることはありません.



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