あき と はる の出会い
私達は とある 病院で知り合いました。
私は病院の理学療法士。あきは患者でした。
私の仕事は 理学療法士という リハビリの援助をする仕事で
あきは 平成12年の5月に交通事故を起こし、瀕死の状態から脱し
足のリハビリのために6月末 私の働く病院へ転院してきました。
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うちの病院に入院後、すぐにリハビリが始まった彼ですが
私は担当ではなかったので、存在自体は知っていましたが
ただの若い患者(はじめは高校生かと思ってた^^;;)で、
私にとっても 彼にとっても お互い ”他人” でした。
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が
その若い患者はタダモノではありませんでした。
まあ 良くしゃべること。
しかも、リハビリをしている量が半端ではない。
狂っているとしか思えないようなリハビリの仕方でした。
しかも、入院時まだ足にはギプス。松葉杖をついているにもかかわらず
毎朝4キロ以上も松葉杖をつき、片足でマラソンをしていました。
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そんなわけで
彼は病院中の有名人でした。
問題児でもあったわけですが。。。^^;;
誰にでも優しく、人なつっこい性格から
看護婦や医者だけではなく、受け付けの職員も、掃除のおばちゃんまでもが
その存在を知らない人はいない というくらいでした。