出張レポート(バタム島偏)
インドネシア
インドネシアは世界最大の島嶼国家です。
赤道に沿って東西5,150km、南北1,771kmにわたって広がる海域に散在する
17,508もの島々からなっており、そのうち6,000の島々に人々が住んでいます。
主な島としてはジャワ、スマトラ、スラウェシ、カリマンタン、イリアンジャヤなどがあります。
その他にバリ島、チモール島、マドゥラ島、マルク諸島などがよく知られています。
インドネシアは仏教、ヒンズー教、中国文化、イスラム教、ヨーロッパ文化の影響を受け、
それらが土着の宗教、生活習慣と渾然一体となって独特の文化を形成していますが、
島ごとに民族、文化もそれぞれ異なっており、非常に変化に富んだ国といえます。
エメラルドに輝く多島海
多くの火山
美しいビーチ
風光明媚な熱帯の大自然
ボロブドゥールやプランバナンなどの大遺跡
そして民族舞踊、影絵、ガムラン音楽などの伝統芸能等々、
豊かな観光資源に恵まれています。
(アセアン ジャパン センター様、ホームページより拝借)
もう、1年半近く前の話になりますが
僕がコッチ(シンガポー)に赴任して、最初の出張は、インドネシアだったんです。
インドネシアのイメージ…
裸族??
狩猟民族??
食人鬼??
イメージは、留まる事を知りません、ナチュラルトリップ、シンナーを吸ったやんきぃです。
まぁ、それはイイとして、インドネシアには、多くの島があって(上記参照)
その中でも、工業地帯の島と知られている(かな?)
バタム島に出張に行きました。
赴任後、初めての海外出張♪
テーマソングは、
「ドレミファ大丈夫」
でヨロシク☆ってなもんですよ。
バタム島には、シンガポール島内にある
ワールドトレードセンターから
高速フェリーで、30分くらいのところにあります。
30分かよ…
何がメンドクサイって、そのたかだか30分の距離の為に、
イミグレのカードを書かなくてはいけないところ。
まあ…それも、仕事のうちですし…
船内での、MD(上司、マネージング ディレクター)との会話
MD「バタムに行ったら、タクシーの客引きが多いからね」
ひで「そんなに多いんですか?」
MD「うん、なんせ、客の取り合いで殺し合いが起こる国だからさ♪」
MD、最後の「♪」は、何なんですか?
かくして、不安をイッパイあおられながら、楽しい×2出張は始まりました。
バタムに到着して、イミグレを抜けると、
そこは…
サルの惑星でした。
サル1「ヘイ!サー、タクシー?タクシー?」
ひで「・・・・・・・・・・・・・・」>圧倒されてます
サル2「グモニ サー マイ タクシー クーラー!クーラー!」
ひで「・・・・・・・・・・・・・・」>固まってます
サル3「コンニチワ サー ホエア ウィル ユー ゴー?」
ひで「・・・・・・・・・・・・・・」>教えたくありません
サル4「オッケー オッケー!」
ひで「・・・・・・・・・・・・・・」>怖いです
サル5「ドゥー ユー リメンバー サー ラストタイム!ラストタイム!」
ひで「・・・・・・・・・・・・・・」>僕、ココ初めてです。
マジで、怖いっす。異様なんですよ。人数が。
半端じゃねぇ。
地面から沸いてきたんじゃねぇか?こいつ等って位いるんです。
そして、僕らが歩く方向に、ゾロゾロと憑いてくるんです。
そして、何やら僕らに呼びかける。
あれは、英語なのか?マレー語か?
その内、MDが一人の男に決めました。
金額のみで決めたくさいです。
MD「ツーウェイ。ハウマッチ?」
さる@ラッキー「50シングダラー」
MD「んー。ま、いっか。オッケー」
ひで「決めたんですか?」
MD「うん、50ドルって言うし」
ひで「大丈夫なんですか?」
MD「大丈夫♪保険いっぱい入ってるし♪」
そんな問題じゃねぇだろぉょぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉおやじぃ!!!!!!
いざ、タクシーに乗り込んだ。
暑い…タクシーだろ?クーラー位つけておけよ。
あれ?なんで、タクシーに乗り込んだのに
足元に
アスファルトが・・・
見えるんですか?
これって、車の中じゃないんですか?
ココ、外っすか?外っすか?
そう、後部座席の足元。
錆びて、穴開いてます。
下手したら、足…ハマリマス。
ひで「MD…下…」
MD「ウン♪ よくある×2」
よくあるじゃねぇだろぉがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁっぁっぁぁっぁぁ(嗚咽)
走り出した。
僕には、動いている事すら奇跡に思えるような車が走っている。
きっと、僕は遠い目をしていたでしょう。
それにしても、暑い。くそ暑い。
ひで「ウィル ユー プリーズ ターン オン ザ エアコン?」
サル「オー!ソーリー ソーリー。ブレイク ブレイク」
ひで「は?」
サル「エアコン ドント ワーク」
ひで「は?」
サル「ウインドウ、オープン」
ぐいぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・ぃぃぃぃん
途中で止まりながら、窓が開けられた。
ウインドウ オープン…あれは、掛け声だったのか?!
エアコンは?涼しい風は?
エアコン…壊れてんの?マジで?ガソリン代ケチってない?
と、疑問を抱く僕の顔に生暖かい排気ガスが吹き付けられた。
でっかいトレーラーが僕らを追い抜いていった。
ひで「窓…閉めていいですか?」
MD「うん、その方が健康にも良いだろうね♪」
健康の問題だけじゃねぇよ!
ここからは、顔文字も含めてどうぞ
ぽちっ…р(-_-;)
ひで「あれ?」(・。・)
再度、ぽちっ…р(ーー;)
ひで「おや?」(・・?
もう一回、ぽちっ…р(・・;)
動かない…(;一_一)
多分、運転席でしか操作できないんだろう。(^_^;)
顔文字飽きた
ひで「エクスキューズミー。ウィル ユー クローズ ザ ウィンドウ?」
サル「オッケー オッケー」
ぽち、ぽち、ぽち・・・・・・・・・・
サル「オー!ブレイク アゲイン!」
アゲインってなんだよ、アゲインってぇ
根性で僕は窓を引っ張りあげた。
ちゃんと閉まったワケではないが、まぁ良いだろう。
それにしても、飛ばすなぁ。何キロでてるんだろ?
120キロくらいかな?
そっとメーターを覗き込む。
あれ?わかんねー。何でだろ?
・・・って、メーターの針がねーぞ おい!
標識は80キロになっている。
無法地帯、ココに極まったか?
そんな驚きを隠せない僕は、もう一つ驚くべきものを発見した。
ガソリンメーターの針も無いっス。
いつ止まるかわかんねー。
今、何リッターくらい入ってんの?ね?
教えて?ね?
その内、遅い車が前に出現した。
追い越しをかけようとしているが、対向車が邪魔になってなかなか抜けない。
運転手は、いらいらしている。
「ププー!」
クラクションが鳴った。でも、クラクションを押した動作が、後ろからでは確認できない。
どうやって鳴らしたんだ??
注意して見てみよう…
なんだ?あの右手に見えるクギのような物は?
サルは、おもむろにハンドルに突き刺した!
ぷー
え?
サルは、入れたり出したりしている。
その度に、
ぷーぷーぷー
どうなってんだ?
ハンドルを観察してみよう…
あれ?穴が開いてる。ひょっとして…
そこに通電性のある物を差し込まないと、
クラクションならないの?
未知との遭遇である。
僕の感覚では測れない、奥深いものが、この国にはある…
あぁ…インドネシア…
客のところについた…打ち合わせの前に、精神的ダメージを受けていた僕は
打ち合わせの内容は全く覚えていないが、あの車の事は、一生忘れる事が出来ない。
最後に、もう一つ。
車のステッカー。
トヨタのカローラに、
無限
を張るの止めて下さい。
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