第四章 身の振り方


某月某日

説明会のため今度は京都に出向く。また在来線だ。

偶然祇園祭に出くわす。
いい機会なので八坂神社にお参りしてくる。
おみくじを引きたかったが社務所が閉まっているようだったのでそのまま引き返す。

なんとなく体が重い。むくんでいるような感じで、発熱しそうな気配がする。
 
 

某月某日

朝の体温は37度を越えていた。さすがに体力の限界らしい。

バイトは午後からなので午前中はだらだらと洗濯なぞをして過ごす。

疲れぎみなのでvit B製剤なぞ飲んでみようかと思い立つ。
食生活の乱れも気になるので、昔もらったvit Cもついでに飲んでみようと思い薬袋をあさる。
 
 

某月某日

昨日は発熱していたのに、今日は下がった。

また依頼がくる。高3の女の子(畜産系希望)に数学を教えるというものだ。
通勤時間がかからないので引き受けることにする。
このままいくと今月と来月の月収はともに10万を越えそうな勢いだ。

教採のために問題集をやる。教育法規だの教育原理だの、一通りはかじっているはずだがやはりイキナリ問題を解こうとするとさっぱりわからない。
 
 

某月某日

再度発熱する。

やはりNSAIDを飲まないと辛い。

午前中からバイトで、一度帰宅して横になったら起きあがれなくなった。
また例によってだるだるモードだ。

高2の方にご挨拶の電話をかけ(本当は昨日かけなくてはならなかったのだがブッチした)、身支度して高3の方との顔合わせに出向く。
 
 

某月某日

例の私学の専任教諭の件でどうしようかなあと数日悩んで結局応募することにした。
改めて募集要項をチェックする。
 
 

某月某日

志望動機書というのを出さなくてはならないのだが、計算するとざっと4500字も書かなくてはならないことに気付く。
 
 

某月某日

明日は久々の全休日。
というわけで私学の応募書類を書く。だらだらとネットを見ながら書いているのでちっとも進まない。結局完徹し、朝6時頃耐えきれなくなって寝る。

数時間寝て起きだし、だらだらと身支度をしてファミレスへ出向く。
実家から10分たらずのところにもファミレスはあるのだが、そこは大学のすぐ近くなので試験期間中である現在は混ミ混ミだろうとあえて少し遠いところまで遠征する。
ところがぎっちょん、こちらのファミレスは近くに医大があるのだった。看護系学生と思わしき学生が試験勉強をやっている。
今さら移動するのも面倒なのでこちらで勉強することにする。

最初は有機化学をやろうと思ったが集中できないので(机が狭いのだ)機械的にできる教職教養をやることにする。今日は教育史だ。
 
 

某月某日

今日も全休日だが、まだ例の4500字の志望動機書が書けていない。状況がtightなのはこちらの書類のほうなのでまたPCに向かう。

昨夜は天使が降りてきたので一度調子にのるとかなり進んだのだが、今日は天使が降りてこない。こういうときはどうやっても進まないのは今までの経験でわかっているのだが、無理矢理ぽちぽちと文章を書いてみる。しかしやっぱり気にくわない。どこかハマらない。

一日だらだらと書いたり削ったりして結局昨日までに書いた部分にconclusionを付け足しただけだった。これでやっと2200字くらいだ。規定の約半分だが、これ以上書けないので提出することにする。

夜中だというのに自転車で中央局まで出向く。こういう時市内中心部に住んでいると便利だ。
 
 

某月某日

疲れきって昼まで寝てしまう。今日は午後から二件バイトが入っている。
二件目の方が電車通勤なので車中で教職の問題集に目を通すもりだったが行きも帰りも寝てしまう。やはり疲れているのだろうか。

私学に書類を送っただけで結構満足してしまったが、実は明日は教採だ。本当ならいわゆる追い込みのはずなのだが、バイトは入れるは書類は書いてるはでやる気のなさ全開である。どうにかならないものか。



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