第八章 季節はめぐる


某月某日

PCでメールの下書きをしていたら突然喘息る。そろそろ喘息のシーズンだが、今年は少し早めにやってきたのだろうか。
やることは山積されている。が、研究計画のメールを書かなければ、と思いつつ寝てしまう。
 
 

某月某日

今朝の体温は39.92度。微妙な測定値だ。

願書が今日の消印までのものしか受け付けてくれないのでたらたらと研究計画メールを書く。今回も天使がちゃんと降りてきたのでそこそこ早く書けた。

夜中にまた喘息る。昨日に続いてだ。
次の診察ではテオフィリンを貰ってこよう。
 
 

某月某日

結局願書は無事提出できた。
 
 

某月某日

気管支が痛い。もう少し狭窄が進むと喘鳴が出だすだろう。
関節も痛いのでNSAIDを飲んで寝ることにする。
 
 

某月某日

最近両肘と両膝に加えて両手首まで常時痛くなってきた。真面目に薬を飲もうかと考えてみる。
 
 

某月某日

テオフィリンを持ち歩くことにした。いよいよシーズン到来だ。
 
 

某月某日

願書を出したまま忘れていた放送大学の書類が送られてくる。
どうやら履修許可が出たらしい。諸経費を振り込みに行く。

ここで数学と英語の単位を揃えて、理科・数学・英語の理系三科目全部の教員免許を取ってやろうと目論んでいるのだが、実際にうまくいくのかどうか。
どうせ英語の放送は見ないから通信教育とはいっても気楽だが、問題は数学だ。
多分PChem4のような内容なのだと思うが(点郡表の作成とかやりそうだ)、テキストが送られてくるまではわからない。一応郡論の話も載っているlinear argebraの教科書を探しておく。
 
 

某月某日

院試の問題を解きはじめる。

糖のOMe化の意味が思い出せず、ゼミノート、卒論ノート、講義ノート、教科書、手持ちの資料を全部ひっくり返すがわからない。部屋はスラムと化した。

しょうがないので糖鎖合成の研究室にいる友人にSOSメールを出す。
 
 

某月某日

友人は少ない情報から私の欲しい情報を抽出し、見事に当を得た返事をよこしてくれた。

持つべき者は友、情けは人のためならず、我以外皆我が師。
 
 

某月某日

左下腹部が強烈に痛い。排卵か。
 
 

某月某日

今日も左下腹部が痛い。

やれやれ、自分のからだは大切にしないと。
 
 

某月某日

起きられずに二度寝したら体温は36.32度から37.10度に上昇。
疲れがたまってきたか。それとも夜型の生活のせいか。
 
 

某月某日

図書館。
Debye-Hukel。
Sl-TopでやったかAnaChem2でやった記憶にないので講義ノートを漁ったが碌なことが残っていないので図書館だけが頼りだ。

BioChem。
問題の意図が不明。Conn-Stumpfを見つつ、どっちが酸化反応でどっちが還元反応か答えろと聞かれているのだろうと勝手に解釈して解答を書く。



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