第二章 火口(ほくち)


某月某日

このところ喘息気味なので、以前保健管理センターに教えてもらった内科に行くことにした。
てくてく歩いて出向くと「当分の間夜間診療はお休みします」の張り紙があった。
・・・やられた。


某月某日

昨日やられたので今度は午前中に出向く。
が、今度は「今日先生おやすみで診察ないんですよー」
・・・やられた。

下宿から100数十メートルの内科にいこうかどうしようかと思いながら歩いていたら、この周辺には内科の個人医院が多いことに気づいた。
12時近かったので急いで適当に選んでとびこむ。

適当に選んだところは医師が女性であった。女医さんにかかるなんて何年ぶりだろう。
こちらの状態と投薬状況を説明し、テオフィリンが欲しいことを伝える。ステロイドの使用歴を聞かれたので、一昨年ひどくて起座呼吸しかできなくて寝られなかったこと、そのとき当時の担当医にステロイドのエアゾルを処方されたことを伝えると。
「寝られへんかったらすぐ救急いかんとあかんよ」と言われた。「めっ」とでも言いたげな視線にこそばゆい思いをする。
「起座呼吸してへんでも寝られへんかったらあぶないから。いきなさいよ」
「はい^^;」

「将来妊娠しはったらテオフィリンは使えへんけどステロイドは使えるし」
その一言に自分の年齢を感じてはっとなる。


某月某日

熱っぽい。高温期だからこのくらいでもおかしくはないが、何となくやばそうな気配がする。


某月某日

発熱2日目。


某月某日

発熱3日目。体を引きずってmtgにいく。


某月某日

疲れて起床できずにShをさぼる。


某月某日

土曜日。
本来ならば休日だが、集中講義があるので体を布団から引き剥がす。


某月某日

日曜日。あいかわらず熱っぽい。


某月某日

発熱する。2週目に突入した。


某月某日

今日も発熱。


某月某日

夜、右下腹部に激痛が走る。その場から動くことができない。
少し痛みの波がひいたときにOTCの鎮痛剤を飲んだ(いつもならば生理痛のときに飲むものだ)。薬のおかげで少し楽になったが、額には脂汗がじっとりと滲んでいた。


某月某日

熱っぽい。関節が痛む。再び右下腹部痛。
体を引きずって授業とレポートとプレゼンとゼミ発表をこなす。帰宅後は倒れこむようにして寝た。


某月某日

熱っぽくはないが関節が痛い。


某月某日

だるくて起きられない。やっつけで教採の書類を揃えて郵送した。


某月某日

熱っぽい。寝付けない。しんどい。動けない。
労働基準監督官は結果的にブッチした。

フットマッサージで疲れていることを見破られる。
首筋のとことかね、すごく凝ってるんですよ」
睡眠不足ですか?」
「あと腎臓とか、 内臓ですねー」

生理痛と関節痛でNSAIDを飲みまくっていたら食欲がなくなった。