りず版「秘密の花園」

 マリー・アントワネットは、一晩で豊かな金髪が白髪になってしまったという話はご存知の通り有名な話である。ヒトは極限のストレスにあうと、体は悲鳴をあげて、あっという間に壊れてしまうのだ。
 現代社会において、ストレスと無縁な生活に送るのは非常に困難なことだ。一晩で白髪になってしまうことはなくとも、じりじりと迫り来るストレスの波に、心身ともにとても疲れているヒトは多いだろう。
 そして、そう。私もそんな社会の荒波にもまれ、ストレスと日々闘ってきた一人だ。朝の6時に家に帰り、シャワーをあびて一眠りして朝9時にはまた、出かける。ほんっとに地獄のような日々が続いた。
 そして、ある時気がついたら、なんと私にもストレスによるものであろうある現象が私の頭に現れたのだ。
 それは、はげ。
 10円はげなんて、なまっちょろいもんじゃなく、500円硬貨がすっぽりおさまるでかはげ。耳のやや後ろ側にできたため、髪を下ろしていればわかりにくい。けど、風がふいて髪がふわっとなるたびに、「はげ隠し」のため心臓バクバク(笑)。あぶらののっているおいしい年齢だったし(<今も違う意味で十分あぶらはのっているんだけど(爆)。 )、精神的にも未熟であったため、それを笑いにもっていくだけの余裕がなく、とても恥ずかしかった。だから、私の仲のいい友達ですら、気がつかなかったと思う。それくらい、そのはげは秘密の花園状態だったのだ。

 ところで、私は辛いもんに目がない。タイ料理、インド料理、韓国料理、みんな私のはーとを奪っている。辛ければ、辛いほどいいというほど、辛さに強いわけではないので、激辛料理を食べるとじっとりと汗をかき始める。
 なんと最初に汗がでてくるのは、そのはげから。そのはげがじわじわ汗ばんできたとき、自分でもその料理を堪能しているのに気づいて、恍惚とする<アホだ〜。 もし、辛さがたりないとはげの部分はさらりとしているし、辛すぎるとはげのみでおさまらない(笑)。意外なところで、役にたった<辛味スタンダード指標>のはげ。
 なんだか、恥ずかしかったはげもいつの間にか、いとおしい存在になっていた。
 話としては、はげになったというより、白髪になってしまった。。。というほうが悲劇的なにおいがあるし、同情を誘いそうだよなー。マリー・アントワネットが一晩ではげてしまった。っていうのだったら、本人の名誉のためにも後々まで伝えられることはなかったかもしれないし。でも、りずはストレスでははげになるタイプなので、ストレスに気をつけて、刑に処されるようなことはないように生きていこうっと(笑)。

ちなみに、現在はりずの秘密の花園は閉鎖されました。めでたし、めでたし。

以上、以前某HPでばらしたりず版「秘密の花園」でした。

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