| 症状 |
睾丸(俗にいう、キンタX)が、袋の中までおりてきていない |
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| 経過 | 停留睾丸と診断される | 出産後退院のときにはじめて停留睾丸であることを知らされる。 (多くは1歳までに自然に下がってくるので、心配いらないとのこと。) 育児雑誌に載っていた男の子の赤ちゃんの裸の写真を見て、小さい割には、結構、グロテスクなものついてんだななんて思っていたのですが、タンタンのものを見たとき、私は、そんなこととは、まったく、気づいておらず、反対に、うちの子のは、こんなに「かわいい」って思っていました。 |
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| 専門の病院へ |
1歳を過ぎても下がってこないので、専門の病院にいくようにと、検診のときに言わました。 |
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| XX日赤病院:泌尿器科:二人の先生がかわるがわるエコーで調べて、結果が、 「おなかの中にも、タマはないかもしれない。」ショックでした。 あとから、考えると、どうして、ほかの病院の先生は、触診しただけで、わかったのに、二人がかりで、しかも、エコーなんてハイテクなもの使って見つけられなかったんだろうかと疑問です。 検診の先生は、「このくらいなら、大人の泌尿器科でも大丈夫」と言ってましたが、やはり、子供の病気は、子供を専門に見ている先生の方がいいのかもしれません。 |
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| XX小児病院:小児外科:小児泌尿器科のお休みの日に行ってしまい、小児外科の先生に診ていただいたら、おなかを触ったとたんに、「ここにありますね。」よかったー。でも、手術のときに母親の付き添いはなく、夜中は、看護婦さんが4人になってしまうということなので、こちらでの手術は断念 | |||
| XX大学病院:小児外科:やはり、先生は、おなかを触ったとたんに、「ここにありますが、ちょっと、位置が高いですね。」付き添いもO.Kなので、こちらの病院で、手術をお願いすることにしました。 | |||
| 手術 | 手術前日 | 病室のエアコンが効きすぎたせいか、それとも、環境がかわったせいか、タンタンは風邪をひいてしまいました。もともと、気管支が弱いのですが、鼻水と咳が出ています。先生が、「このくらいなら、私なら、手術を勧めます」とおっしゃったので、手術をお願いすることにしました。 | |
| 手術当日 | 午後からの手術に向けて、午前中で、絶食、絶飲になりました。午後2時を過ぎると、おなかがすいたと言い出し、困りました。 少し眠くなる座薬を入れて、パパに抱っこされて、手術室の前まで行きます。ドアの前で、中から出てきた看護婦さんが、タンタンを連れていきます。驚いて、「ママー。パパー。」とこちらに手を伸ばしながら泣き叫ぶのに耐えられなくて、エレベータの中で泣いてしまいました。 |
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| 手術直後 | 「迎えにきてください」と言われていくと、もう、目が覚めて泣いていました。無事に終わりましたとの報告を受けて安心しました。タンタンは、でも、39度近くの熱が出てしまい、あいかわらず、タンが絡んで苦しそうでした。タンが溜まって肺炎になるといけないと言って、吸引をするのですが、ぐっすり眠っているタンタンは、突然、鼻からチューブを入れられて、ものすごい勢いで泣きました。結局、その日は、グズグズと泣いて、同室の人に迷惑になっちゃいけないと、プレイルームで、抱っこしながら夜を明かしました。 | ||
| 退院 | なんとか、風邪も治り、傷も癒えてきたようで、徐々に元気になってきました。そして、手術から3日目には退院でした。 | ||
| 現在 | 現在、1年間に1回、定期検診があります。 理由は、タマちゃんが癌化する可能性もなくはないので、それを、チェックします。(でも、先生の知る限りは、そのような報告はないそうです。) |
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| 補足 | 手術方法 | タマちゃんを降ろすと簡単に言いますが、タマちゃんについている血管な精管などを、まわりからはがしながら、伸ばして降ろしていくので、傷口の大きさの割りに、体への負担は大きいそうです。 特に、タマちゃんがおなかの高い位置にあるほど、降ろす作業はたいへんになるそうです。 ・ タマちゃんが成長の望みがない場合、癌化する恐れがあると判断した場合は、降ろさずに、摘出するそうです。 ・ タマちゃんが、高い位置にあると、うまく、下まで降ろせない場合があるので、その場合、タマちゃんに糸をかけて、糸を体外に出し、足にしばって固定するそうです。 タンタンは、比較的高い位置(TからW度まであって、確か、Uでした。)にありましたが、固定なして、降ろすことができました。 |
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| 傷口 | 低い位置にあった右側は、袋のところに、2cmくらい。高い位置にあった左側は、太もものつけねの上あたりのお腹に、3cmくらい、袋に2cmくらいでした。今では、袋の部分は目立たないし、お腹の部分は、しわの部分に沿って切ってくださったようなので、あまり目立ちません。 | ||
| 機能 | 停留睾丸の場合、睾丸が発達していない場合が多いそうです。タンタンの場合、高い位置にあった左側が、機能しない可能性があるそうです。 | ||
| ママの気持ち | 「申し訳けない」というのが、一番の気持ちです。でも、その気持ちは、タンタンには隠します。タンタンには、時期が来たら、「よかったね。ちゃんと降りて。よかったね。1個でも機能できて。」って、言おうと思っています。 もし、ママが「ごめんね」と言ったことで、「自分は謝られるような体なんだ」なんて、悲観したらいけないと思うからです。運命は決まっているかもしれないけど、それを悲しむか、悲しまないかは、個人の考え方によると思います。私は、タンタンには、この件が、悲しいことではないと、自然に思わせることが、最大の親の務めだと思っています。 |
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| 一言 | なんせ、女にはないものですから、痛いのかどうか、どんな気持ちか、まったくわかりません。診察には、パパやじいじなど男の人が一緒の方がいいと思います。 | ||