| 転職戦線異常あり! |
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第1章 まえがき 人生50年。 僕の願いは、50才の頃には仕事の安定と人生を楽しむゆとりのある自分でありたいと願っていた。 そして僕が、その目標の年令が目前となった今、人生とは水もので計り知れない不思議さを感じている。 思った通りに行かないのが人生だが、いつまでも夢や希望は失わないで生きたい。 それは、生きてるだけの人生ではなく、一つ一つを自分で選んで生きていくような人生でありたいと思う。 そんな思いを胸に、どうせはかなく短い人生なら自分の思い通りに歩いてみたいと、18才の頃から何かを求めて始まった流浪の旅。 思えば、いつも彷徨っている自分がいて、心の中にもう一人の自分がいた。 移ること4回目の転職の後、やっと掴んだ大手会社のサラリーマン生活。 このまま流れに逆らわなければ、無事に昔から願っていた人生50年の後、人並みの生活をしながらのんびり定年を迎えることが出来るのに、何故また辞めなければならないのか。と、心の中の自分が叫んでいた。 しかし、どうしても辞めなければならない理由あり、その為なら全てを捨てて辞めても良しとしているもうひとりの自分がいた。 そして、廻りの意見も聞かずに、7年勤めた会社を平成13年3月末日で退社した。 家族を持ち子供もいる家庭生活。当然廻りのみんなは僕の行動を無謀と心配してくれた。 そして、新たに選んだ道はあえなく半年で見通しが立たなくなり、真っ暗闇に取り残された自分がいた。 社会の一般解や常識で判断すれば、無理なことは分かっていたのかもしれない。 しかし、天の邪鬼な僕は、いままで通り自分の内なる感情を押さえられなかった。 今、後悔しているわけではない。後悔しても何も生むことがないことを知っているから。ただ今は、次ぎの生活の場を求めるための精神力を維持することが僕にとって大切だと考えている。 この就職したくても出来ない状況を社会の不況と思えば簡単。しかし、生活基盤を持たない不安は、容赦なく精神を不安定にさせている。 そのくせ、いつまでも自分にあった職場を探したいと職場を選んでいる自分がいる。 しかし、資格もあり経験もあるのにと思う傲慢な気持ちは、年令制限で打ちのめされる。そして、どんどん社会から遠のいて自分だけの世界に入っていきそうな自分を感じている。 ここで書きたいことは、短くも長くなりそうなこの先の見えない今の気持と、なりふりかまわず働く場を求めながらも、生きていく方向を見失わないようにしている自分の姿である。 自分勝手な自己弁護と言ってしまえば寂しいが、少しでも生きる勇気につながればと思い書き綴ることにした。 社会にはもっともっと苦労している人は多くいるはずだが、自分にとってはこの経験を無駄にしたくないし、自問自答の繰り返しの中、見つかるはずのない道を探して彷徨っている自分の気持ちを残したいだけである。 今年も終わりに近づき12月になったいま、これを書きおえるころには新しい世界が開いていることを願って、同時進行で書き綴っていきたいと思う。 |
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