転職戦線異常あり!

HISTORY コラム目次


第9章 3ヶ月過ぎて思うこと

平成13年5月15日で、早3ヶ月が過ぎた。
僕の経験から、3日・1ヶ月・3ケ月・半年・1年が、気持ちに揺らぎが生まれる時期だと思う。
新しい職場の環境に馴染むまでには、それなりの時間が必要なのである。
特に年令が高い程、その時間は長くなるのではないだろうか。

正直なところこれからどうなるのか、見当もつかない状況では不安が先攻している。
時給のアルバイトでは、生活が出来ず貯蓄も底を尽きそうだし、仕事内容は自分の希望するものだが、 社長に対する緊張感が抜けず、20代の青年のように叱られたり、指摘されるたびにおたおたして自分の自信が無くなっていくのが悲しくなる。
自分を見失っているようにも思えるし、今は仕事に慣れるために人の言う事を素直に聞くべきだとも思う。
しかし、今までの自分勝手な生き方には、人に言われる経験が乏しく指摘や指導に素直に対応出来ない自分がいる。

やはり、生活が出来なければ離れるしかないのか、それともやりたい仕事なら他にもアルバイトを探してでも生活出来る最低限の金額は確保する気概を持つべきか、時給単価を上げてもらう交渉をするべきか、または、社員になれる見通しと時期そしてその時の給料の話を煮詰めるべきなのか。

自分の気持ちの中では、認められれば自然に決まることであり、あえて交渉する関係ではないと考えている。
しかし、その自信も揺らぎはじめ駄目なら早い内に対処すべきだと思う気持ちと、もうすこし時間があればきっと認めてくれるはずと思う気持ちが交互に浮かび、気持ちを不安定にさせている。

しっかりしろと言う自分、少し辛抱しろと言う自分、おたおたするな、自分の意見をはっきり言え、怖がるな、恐れるな、大人になれ、といろんな意見が頭をかけめぐっている。
社員になることのこだわりが、これだけ自分の気持ちを畏縮させるとは思わなかった。

普通の人間として生活することと金を稼ぐことの難しさ、今さらながらおもい知った。
今思えば、人にお金を貸せた時期が恨めしい。貸しても戻らないことが世の常と言っても、あのお金があればもう少し余裕をもって仕事に向かえたと思う自分の気持ちが、また恨めしい。

はたして、今後どうなるのだろうか。どうしたら良いのだろうか。
自問自答の毎日が続く。




ヤ前項へ戻る 初項へ戻るモ