| 3年過ぎた地震の町 |
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第4章 三の宮で一泊 さて、これから自分の時間をどう過ごすか少しここで考えることにした。 一時間程、神戸ベイシェラトンホテルの廻りを歩き、今回の僕の目的である被災地探訪の気持ちに切り替えた。 この場所から被災の状況は想像出来ない。今回のイベント会場にはその当時の写真は一杯貼ってあったが、何故かその現実感は伝わってこなかった。 さてまずは三の宮へ向かうことに決め、昨夜に続き改めて町を歩いてみることにした。 昨夜と同じに、六甲ライナーでアイランドセンター駅から一路三の宮に向かう。恐らく今夜はそこで泊まる事になるだろう。 高い位置にある六甲ライナーで見る景色は、すばらしかった。景色の中には、確実に復興している様子が感じられた。 三の宮の町は、昨夜にもまして人で溢れている。駅の廻りもすっかり整備されて地震の傷跡を探すのが困難な程だった。 まず行きたかったところは、報道写真で見た生田神社のその後が気になり、気の向くまま歩いて探しあてた。 建物はもうすっかり修復され、美しいたたずまいを見せている。 | ||||
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近くに住職が居たので、当時の話を聞くことが出来た。幸い本堂は無事で、前だれの屋根だけが被害にあったが、すぐに修復出来人々の心の支えになっているとのこと。 その後、歩いていると写真で見たことのある紙筒で出来た簡易式の小屋があった。著名な建築家の発案の小屋で、随分活躍したと聞いた。初めて見たが紙で出来ているとは思えないほど丈夫な建物だった。 夕暮れになったので、泊まるところを探しはじめると、やはり当時被害のひどかったカプセルホテルが目にはいった。今ではすっかり修復されていたが、ここに泊まることにした。 ゆっくりサウナに入り、夕食は外に出て繁華街に繰り出し人混みの中、活気に生きずいた町の中でほろ酔い気分まで過ごし、ゆっくりと夜の三の宮で過ごした。 次ぎの日は、朝から天気は上々で朝風呂に入り早めのチェックアウトをし、もう一度生田神社に御参りをして、この旅の最後の目的地に向かうことにした。 |
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