| 蓑毛から大山へ登る |
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第1章 まえがき 4年ぶりに登山を思い立った。 今まさに、自分の前にある危機を乗り越えることの難しさ、いつの間にか成長した子供達と一緒に登りたいと言う気持ち。今だ先の見えない状況でも子供達には無言で理解をしてほしいと言う気持ち。 体を動かせるのも、健康であり続けることも、先のわからない状況なら、自分の体力と共に子供達の成長も確認したかった。 そこで、平成13年5月の連休に予定することにした。行き先は簡単に行けて、中学生でも充分登れる山として大山に行くことにした。 僕は、出来るだけ歩くことを心掛けトレーニングも続けることにした。 しかし、案の定子供達は毎日が忙しく、一緒に登る時間が取れなくなってしまった。 そこで、自分一人で登ることとなった。 大山は、丹沢山塊の東端に位置し、三角錐の山容をみせてそびえる山で、古くから人々の信仰を集めてきた関東の霊山である。 大山の歴史は古く、天平勝宝年間(747〜757年)に名僧良弁(ろうべん)によって開山されたと伝えられ、神の山として人々の心のよりどころとなって栄えてきた。 大山山頂には阿夫利神社の奥社がまつられ、大山は別名阿夫利山(あふりさん)または雨降山ともいわれ、その昔、雨乞いの神として信仰されてきた山である。 少し下ると、下社の阿夫利神社境内があり、その下には大山不動尊がある。 さて、出発の平成13年5月5日の子供の日の朝を迎えた。 |
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