| 蓑毛から大山へ登る |
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第2章 蓑毛から歩こう 平成13年5月5日の朝の我が家は、いつものように騒がしい一日の始まりとなった。 長男は、卓球の試合に向かい。次男はサッカーの試合に出かける準備をしている。今日は、僕が最初に出掛けた。 交通の便は、相鉄線で海老名まで行き、小田急線に乗り換えて秦野駅へ向かった。 所要時間は家から40分程度である。 電車は、登山客で一杯で、秦野に着いてまた驚いた。 すごい行列である。バスは臨時便がどんどんでるは、電車からはどんどん登山者が降りてくるはと、その人数たるや大変なものである。 そこで考えた、ヤビツ峠から大山へ向かうのでは人の波に呑まれて、自分のペースでのんびり登れないと考え、蓑毛から歩くことにして、それほどの行列もない蓑毛行きのバスに飛び乗った。 25分程バスに揺られ、蓑毛に着き、時計を見ると午前9時だった。 天気は曇り、山頂にはまだガスが漂っている。 少し準備運動をして、一路ヤビツ峠へ歩きだした。 | ||||
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蓑毛のバス亭をあとに蓑毛橋の手前から北へ向かっている春岳沢沿いの道に進む。沢沿いの道をしばらく進んでいくと「日本百名水秦野湧水群」の標柱のところに水場があり、キャンプ場ではボーイスカウトの子供達が居た。
沢の流れの音を聞きながらの登山は、自分を無心にしてくれる。残念に思ったのはこの雰囲気を子供達に経験させてやれなかったことだ。 春岳沢を渡ってジグザグの登山コースを登って行った。 やはり思った通り、蓑毛から歩く登山客は少なくのんびり歩くことが出来た。 山の天候は曇りでもあり、山道を一人歩く僕にとっては、最高の環境を与えてくれている。 久しぶりの登山でもありゆっくりしたペースと無心な心で自然の懐に立ち入っていく雰囲気が最高である。 およそ1時間半ほどの道をゆっくり、自分のペースで歩いていると遠くで人の声が聞こえ、車の音も聞こえたと思っていたら、突然ヤビツ峠のバス亭に続く道路に飛び出た。 突然に現実世界に引き戻された格好で、そこでは車と人で溢れていた。 あー、ここからはきっと人の列に流されて歩くしかないのかと思った。 | ||||
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駐車場のある広場から道標にしたがって右のイタツミ尾根に取り付くとすぐヤビツ山荘が建っている。 そこで、僕は休憩時間をとり大山へ向かう登山客を見ていた。 思った通り人・人の多さに驚いた。子供達も多くいつか家族で来たいと改めて思った。 さて時計を見ると午前10時だった。これから大山に向かうには時間が早すぎると思ったが、いまから塔ノ岳に向かう元気もないので、予定通り大山に向かうことにして出発した。 |
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