時々一時保育で外国人のお子さんを預かることがある。母国語とごくごくわずかの日本語しか通じない。その母国語が英語でないことも多い。一時保育と言っても他の子どもたちと行動を共にしてもらわなければならないことがあり、簡単な指示をする。それは通じるけれど、彼らの考えまではわからない。こちらは意思の疎通に四苦八苦する…。
ところで、年中、年長の子どもたちはあまり見慣れない外国人の子どもたちに興味津々。
「どこの国から来たの?」「英語なの?」「日本語わかるの?」と矢継ぎ早に保育者に質問をする。「日本語、少しだけわかるみたいよ」と答えると 「名前は?」などと懸命に話しかける。が、返事はない。
しかしそこでくじけないのが子どもたち。こういう時の彼らの十八番は何と言ってもヘンな顔(爆)。目をひんむいて口を横に広げ、鼻先を指で押し上げてみせる。相手が笑うと気をよくしてますます面白い顔作りに励む。そしていつしかお互い軽くたたき合い、げらげら笑っている。それが実に楽しそうなのだ。
子どもたちがうち解けるのには、言葉なんてわからなくてもいいのだ。妙な気構えも何もなくコミュニケートできる子どもたちを羨ましく思った私だった。