担任としてクラスをもつと、自分のクラスの子どもたちが他のクラスの子どもたちよりかわいく思える。
後追いされて泣かれるとかわいそうだけどちょっと嬉しい。
担任である自分以外の先生を追って泣いたり そちらに抱っこを求める姿を見ると、ちょっと悲しい。
私は以前 保育所でパートとして働くときのメリットをこう書いた。
「正職員は事務仕事などで抜けることが多く、パートの方が子どもたちと関わる時間が多い分、子どもたちと仲良くなれる」
それに最初の勤務園の保育士がこう嘆くのも聞いた。
「●●ちゃんは 朝 私の顔を伺いながらパートのXX先生のひざにちょこんと座るのよ。
私はクラス全体を見なければならないから●●ちゃんだけを抱っこできないけど XX先生は抱っこしてくれるってわかってるのよね。
私が担任なのに、辛いわ」
パートとして働いたときと逆の立場。
パートさんによくなつく子どもたち。
自分のところに来てくれないと辛い。
これって、自分より姑や他の人によくなついている子どもに「私がママなのに!」と言いたくなる母親みたいだ、と思う。
子どもがパートの先生を大好きなら いいことなんだろう。
だけどパートさんになつく姿に眉をしかめてしまう時がある。
それは”甘やかしてくれるから”その人になついている時。
言葉遊びみたいだけど、甘えさせるのと甘やかすのは違う。うぇーんと泣き声を出せばすぐ抱っこ。
それじゃ、泣くとすぐお菓子やおもちゃを買い与える姑と同じ。この場合は認めない。
そんな風に冷静に同僚の保育を観察した結果、この場はパートさんに任せようと思うことがある。
少しでも上の立場になれば、誰かに仕事を任せることが必要になる。
それは会社も保育所も同じ。世の中にある、いろいろな共通点のひとつだろう。