〜 Tea Time 〜

感情が邪魔をする  (2008/9/28)



とあるテレビ番組を見ていた時のこと。
美輪明宏さんが「子育てに必要なのは 愛情と理性なの。感情は必要ないの」とおっしゃった。

ははーっ、おっしゃる通りでございます、返す言葉もございません。
と私は思った。

保育士時代との一番の違いは、まさにそこ。
そりゃあ 仕事していた時も、喜怒哀楽、特に怒ることはよくあった(笑)。
けれども、気持ちの切り替えは早かったし、何かにつまずいている時は押してみたり引いてみたり、あらゆる手段を尽くして対応していた。

それが自分の子どもになると 違う。
カーっとなるとどうにもならず、しばらく距離を置きたい、顔も合わせたくないと思ってしまう。
言ったその場でどうにかなることなんてない、何度も繰り返し伝える…仕事ではやっていたことが自分の娘にはできないのだ。

そして、どうしてこの子はこんなに○○ができないの?!遅いの?!と感じて 苛々する。
よそのお子さんと比べてはいけないと思いつつ、ハルの”できなさ”にガックリきてしまうのである。
ハルだって 何もかもできないわけではなく、他のママからいい子だね〜と誉められることも多い。でも私にはできないことばかりが目に付いてしまうのだ。

ハルはまだ2歳。
今からこんなことでどうする?と思う。
これから運動会やら勉強やら、他の子と比べる機会は山ほどある。その度に私はできないことばかり数えて、溜息をついてしまうのかと思うと、ハルが可哀そうになる。

この感情というものは とても厄介な荷物だ。
自分の子どもに対する期待が大きすぎるのかもしれないし、私自身が今の生活にストレスを溜めているのかもしれないし、簡単に解決しない問題のようである。
ある先生のことばを引用すると
「親が自分の子どもを教えていて 何かできないと『どうしてできないの?』と言ってしまうけれど、私たち教師は『できないのは 私たちの指導法に何か問題があるのだ。』と考える」
そうである。
「お金を頂いて教えている以上、わからないことをわかるようにするのが教師の役目。それができてこその商売」だともおっしゃる。

そう。まさに感情ははさまず、理性で教えているのだろう。
頭では分かっているけれど、うまくいくものではない。

感情が先走りすぎて、毎晩反省の日々である。
願わくば、愛情と理性で子どもを育てていきたいが、どうにも感情が邪魔をする。
そんな理想通りにはなかなかならないけれど、少しでもそうなれるように 私はまだまだ修行中の身である。。。




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