〜 Tea Time 〜

そして、いつまでも幸せに暮らしました。 (2009/3/8)



もうすぐ3歳になるハルは、ディズニープリンセスが大好きな女の子に育ってしまった。
趣味があまりにも女の子らし過ぎて、女の子らしくない子供だった私は恥ずかしくなる時がある。
ハルの好きなプリンセスの物語―ディズニーの脚色版ではなく、もとの童話の方―は、ほとんどが王子様と結婚して いつまでも幸せに暮らしました、で終わる。(人魚姫だけは例外ですね)
絵本によっては締めの文章は違うけれど、ハッピーエンドであることは間違いない。

現実の生活では結婚が幸せなゴールなんてことはない。
むしろ苦難のスタートでもあったりして?!
結婚したら その後ずーっと幸せで過ごせるわけはなく、住む相手と場所が変わっただけで、日常生活が続いてゆくのだとも言える。

それでも、素敵な王子様と結婚して幸せに暮らすことを夢見る女の子は 後を絶たないだろう。それが夢と言うより幻であることを知っている元・女の子(笑)も 結婚間近の女性を見れば「幸せになってね」と思うだろう。
いつまでも幸せに、、、そんなことあるわけないよ、と頭でわかっていても そう願うのは 女の子の習性なのか?
女子の特権?
そうではないと思う。

私が今 思うのは、お姫様のハッピーエンドは 親の願いではないかということ
お互い寿命通りに生きれば、私はハルの人生を最期まで見届けることはできない。
ハルにどんな苦難が待っていても、その時私は何もしてやれない。娘が苦難を乗り越えて 幸せに人生を終えられるのか 私には分からないのだ。
でも、できるなら娘には幸せな人生を歩んでほしい。
私はこの世にいなくなって 何もしてあげられないけれど、この想いと願いは残してあげたい。

いつまでも、幸せに暮らしました。

娘の人生に そんな約束があったら どれだけ心安らかになれるだろう。
まだちいさい娘を見ながら、私はふとそんなことを思う。
幸せになってね。
ずーっと、幸せでいてね。
あなたが大好きな、プリンセスたちの物語のように。



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