厚生労働省は子ども虐待の多い最近の社会状況をかんがみ、里親制度に熱い視線を送っています。私達里親もその意向に添えるようがんばっています。
 子どもは将来の日本を背おってたつ社会の宝物、ところが今、若い人達にとって子育てはほんとうに大変な時代だと思います。
 そこで多くの子育てをしてきた、かつ子ども好きの私達里親が子育てのお手伝いを何かしてあげたいと思います。
 先日尼崎で小学6年生の子どもが転校による不安から母親を殺すといういたましい事故がありました。今時の子どもにとって転校とは、私達が考える以上にストレスになるのでしょう。
 そこで私達里親会としましても、「校区に一人の里親を ! !」をスローガンに里親になってくれる人を捜していますが現状ではなかなか里親は増えていません。
 とりあえず校区に里親がいるところでは力になれると思います。
 親の(特に母親の)入院、長期主張、他、諸々の事情で子どもを預かってもらいたい人は声をかけてほしいと思います。
 私達は人様の子も我が子、社会の子どもと思い大切に育てます。もちろん昼間だけでなく夜も家族の一員として一緒に生活します。
 子どもに会いたくなったら訪ねてくる。土、日は家につれて帰るということも自由です。
 子どもを他人の家に預けるのは、かわいそうと思うのは私達日本人の考えることでしょうか?
 昔からよく言われている
 「他人のメシを食わせる」
 「かわいい子には旅をさせる」
 うちの子どもも我が家を建て替える時、中学生だった長女を預かってもらい、当時反抗期でなまいきだった長女が、それを期にずいぶん成長しました。
 外国では子どもを他人の家に預けることはけっこう多いそうです。
 日本でもちょっと前までは、子どもは近所の大人がたがいに見守り、子育てもアドバイスしたりしました。時には預かることもあったそうです。
 そんな近所が助け合う社会の復活が、今の子どもをとり巻く悲しい現実をやわらげる力になるのではないでしょうか。
 また、子育てに関する相談も受けつけています。お気軽にアクセスして下さい。

              兵庫県里親会連合会
                中央地区副会長
                   松 山


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