7月、今まで規則正しくきていた毎月のものが今月はいっこうに来る気配がありません。
もしかしたら、とうとう妊娠してしまったのかも??という思いが頭をよぎりました。
とりあえず市販されている検査薬でためしてみようと購入・・・
って、こんなにドキドキするものなのね!とりあえず私はちゃんと結婚してるのよ、と
店員にアピールしたいがためにやたらと左手を使って支払いを済ませました。
家に帰ってドキドキしながら説明書を読んでみると、予定日から1週間以上経過
していること、と使用上の注意書きがしてあり、週末に実行することに決定。
だんな様にこのことを報告したら、驚きと心配とが交錯しているようでした。
決戦の土曜日、「尿検査は朝一番」と訳のわからない自論で朝一番に検査することに。
結果、くっきりと線が現れ、やっぱり予感的中!
二人でオロオロしながらも、とうとうこの日が来たことに興奮してしまいました。
線はくっきり出たものの、次の週実家に帰る予定があったので、病院はそのときに
行こう、どうせ里帰り出産だし、と思ってその日は行かないことにしました。
記念すべき週末が終わり、また毎日の通勤が始まりました。
その週の木曜日、会社でトイレに行ったとき、あれれれれれれ???
なぜか出血・・・もしかして生理?私勘違いしてたの?想像?それとも???
ちょっと心配になったのでインターネットで調べてみました。
でもよくわかんない。おなかが痛くなければ大丈夫、とかも書いてあるし。
とりあえず痛くないからまあいいか。とそのままにしていました。
出血も止まることなく・・・・
さてさてその夜、夜中に起きることなんてありえない私が激痛で起きてしまいました。
痛い!痛すぎるっ!痛いよぉぉぉ〜〜〜!!
今まで経験した生理痛をはるかに超える激痛です。ううぅぅぅ・・・・・
おなかをおさえながらトイレに行くと血が固まりとなって流されていきます。
なんじゃこりゃ?なんじゃこりゃ?生理なのか?それとももしかしてぇ〜〜??
あーどうしよう!だんな様起こすか?でもせっかく寝てるのにかわいそうだしなー
あーでもガマンできるかなこの痛み!病院行くっつったって、歩けないよぉー
じゃあ救急車か?マンションだし迷惑だもんなー・・・困ったなぁ〜・・・
そうこうしているうちに冷や汗や脂汗のためか、喉が渇いてしまい冷蔵庫から麦茶を
出して飲んでいるとだんな様が起きてきました。
「どうしたの?」
その言葉で安心したのか、今までガマンしていたものが溢れてきてビエ〜〜ン!
「痛いよぉ〜〜!!」
だんな様に腰をさすってもらいながら朝になるのを待って、病院へ行くことにしました。
どこの病院に行けばいいのかもわからなかったので、だんな様のご両親が行っている
元国立病院へ行くことに。
緊急患者で行けばいいのに、そういうところは律儀に一般の婦人科で受付したので
かなり待つことに。大きな病院だったので2時間くらい待ってようやく呼ばれました。
さんざん待たされたけれど、きっとこの人が私のおなかの痛みをとってくれるんだ!
と思うと、先生が天使に見えました。
しかしその天使から出た言葉は「6週目でしたが、残念ながら流産ですね」
「そう、ですかぁ・・・・・・」多分そうだろうとは思っていたけど、やっぱりお医者様から
断定されるとかなりダメージが大きかったようで、ポロポロと涙が溢れてきました。
さらにその天使が言うことには手術・入院をしなければいけないと。
流産の場合、元通りの体にするためには中に残っている赤ちゃんのモトになるものを
出してきれいに掃除してあげないといけないらしく、私の場合は今日その手術をして
明日退院という形になりました。
明日実家に帰るために飛行機を予約していた私は、実家から帰ってきたあと
入院できないかお願いしてみたけど、答えは当然NO。
こんな状態で2・3日放っておいても痛みや出血も止まらないばかりか、次の妊娠
に影響が出る、と言われ泣く泣くあきらめることにしました。
なぜそんなに実家に帰りたがったのかというと、4月に父親が脳溢血で倒れて
入院・リハビリ中だったのでした。
電話ではだいぶ回復しているらしいと聞いていたけど母親も看病疲れでぐったり
してそうだったし、孫ができたぞと聞けばすこしはリハビリに力入れてくれるかなー
とも思っていました。
それなのにぃぃ〜〜!
でもこればっかりはしょうがないからおとなしく言われるとおりに入院・・・・
あー人生初の入院が流産だなんて!きっと私は出産が初入院だと信じていたのに!
しかもちょっと汚・・・・失礼、歴史のありそうな病院・・・4人部屋・・・
昨日からドキドキしっぱなしです。
とりあえず、実家に連絡したら母親は看病で出ていたので里帰りしていた姉に
事情を報告しました。彼女は6月に女の子を産んで子育て奮闘中です。
「妊娠したんだけど・・・」と話し始めると「あらーおめでとう!」と言われたので
思わず「ありがとう」と返して続きを話し始めると、「あんたありがとうなんて言ってる
場合じゃないじゃん!」と言われました。それもそうなんだけど・・・
とにかく明日は帰れないことを言って電話を切り、病室に戻りました。
看護婦さんから色々と説明を受け、体温や血圧などを計ってもらい、しばらく横に
なっていると、手術をする前にやっておく処置があるので、と言われ診察室のような
部屋に連れて行かれました。ずーっとおなかは痛いままなので、いい加減この痛みを
とってくれよーと思っていたら、看護婦さんが
「手術のときはちゃんと麻酔があるんだけど、この処置のための麻酔はまだ無いの。
だからすごく痛いかもしれないけど、すぐ手術するから頑張ってね」だと。
ぬわぁ〜にぃぃ〜〜!この後に及んでまだ私に痛い思いをさせるのか!?
もうほんとに勘弁してちょうだい!という言葉を必死に飲み込んで診察台に乗ると
さっきの天使がやってきました。
「ちょっと痛いですけどすぐ終わりますからねー」と言われたけど、その処置とやらは
もう拷問でした。はい。こっちは昨日から痛い思いしてんのにそれをさらに増幅させる
ような。。。もう流す涙も出てこねーよ!この悪魔!ビエ〜〜ン!!
フラフラになって、車椅子に乗せられ病室にもどりまたしばらく横になってると
今度こそ手術らしい。手術室に行くときに乗るガラガラベッドによいしょっと乗ると
「麻酔しますねー。うつぶせになってください」と看護婦さん。
うつぶせになると、「ちょっと痛いですよー」とお尻にブサッ!
おいおい姉ちゃんあたしは馬か!?そんな痛いもんいきなり、しかもエレベーター待ち
のときに打っちゃって平気なの?っちゅーか、ちゃんとその麻酔効くよね!?
さっきの拷問はもうないよね?もう不安で不安で・・・でもまな板のコイ状態で
私の気持ちとはウラハラに事態はどんどん進んでいくのでした。
手術室に入るとそこはやっぱり緑色の人がいて、銀色のカチャカチャいいそうな
道具がありました。当たり前だろうけど、殺風景で不必要なものは置いてません、
という感じでした。手術台の上に乗せられるとちょっと待ったような気がするんだけど
そこからはまったく意識がなかった・・・・
夢を見ているような感覚で、色んな人の話声がところどころ聞こえたり、
フラッシュみたいな明かりで突然まぶしくなることが何度かあったり、
でも起きたときは病室で看護婦さんにペチペチと頬をたたかれ起こされてました。
どうやらよっぽどグースカ寝ていたらしく、後で同部屋の人から「脳梗塞になった
人みたいないびきだったから心配だったよー」と言われました。
おかげさまで手術は無事終わり、術後はそれほど痛みがなくなって翌日退院に
なりました。
天使からいったん悪魔に格下げされた先生も、また天使に復活し、お礼を言って
退院しました。
天使が言った通り、術後1週間ほどで出血もおさまり、1ヶ月後くらいからまた生理が
順調に始まりました。
あ、でも手術前におしりに打たれた注射はその後半年くらいずっと痛かったなぁ・・・
今回の一件で、いろんなことを勉強しました。自分の勝手な判断がこんな大事に
なるなんて、周りのいろんな人に心配と迷惑をかけるなんて思ってもいませんでした。
もし次回、赤ちゃんができたと思ったらすぐに病院で診てもらおうと誓いました。
流れてしまったベイビーちゃんを無駄にはしません!
頑張るぞぉー!