Noormarkku, Ahlstrom museum, Villa Mairea

Ahlstromは1851年創業のフィンランドでも有数の大企業グループで色々やっているのだが、現在は製紙・林業関係というと大体はずれではないと思います。創業者(Antti Ahlstro:m)の家族は大金持ちだったので、Poriで生まれたフィンランドを代表する画家アクセリ・ガッレン-カッレラがパリに絵の勉強という事で留学(遊学も少し?)する際もかなりの資金援助をした模様.博物館には、ガッレンカッレラからの更なる送金を願う手紙も展示されていました。(曰く、ワインを飲んだりしてパリの生活を楽しむにはお金が要ります、とか) また、ガッレンカッレラが描いた家族の肖像も掲げられています。実際よりやっぱりちょっと美化されているようです。この銅版は、恐らく日本製紙とAhlstromとで合弁企業を作っていますがその関連で寄付されたものではないかと!?漢字でフィンランドの意。

MaireaがあるNoormarkku(Poriから車で15分ほどの町)のPa:a:konttori。マイレアのガイドさんは普段はここで勤務。この日寒波の後のとても寒い日で、川は氷が流れていた。

 

そしてこれがあのVilla Mairea。建築関連の人を含めかなり有名らしい。(参照:11月の日記)庭を含めると敷地は千数百平米にもなるとか。使用人がいる階級で無いと住みこなせない邸宅だ。特に木の使い方が素敵。シンプルで、でも落ち着く。中もふんだんに木が使われている。

もう少し近くから。家の側面はまた違う外観で、撮れなかったのが残念。まあ私の腕ではどうせ大した写真はとれないが。みえているのは、右が書斎,左が居間の窓。二階は残念ながら入らせてもらえなかった。

そしていよいよ玄関。写真が傾いててすみません。。。このドアも有名で、北欧の建築などというとまずマイレア邸は外せない、そして建築した(今更だが)AlvarAalto(アルバー・アールト)についてとなるとますます外せないのがこの邸宅。そしてドアやこの木のノブも雑誌によくカットや写真が掲載される。ポリの図書館にさえ、「世界の建築」という日本の雑誌(勿論日本語)が数冊置いてあり、特集はアールトである。なんともかわいいドアだと思いませんか?私が言うのもほんとおこがましいのだが。石畳も広く、10人ぐらい雨宿りできそうだ。(しないか) いよいよ中へ。

 

暖炉のそば。玄関から入り、数段のステップがあり、ここへつながる。右側には裏庭にあるひょうたん型のプールとサウナが見える。左は居間へと続く。ここにうつっているソファ,家具などはアールとのデザインではない。(確かイタリア製だったっけ、、)が、くつろげる暖炉前だ。テーブルの上の白い花瓶は、言わずと知れたSavoi Vase(湖の形からヒントを得たAaltoの代表的な花瓶のデザインのひとつ) ちなみに、アールトという苗字はフィン語で「波」という意味。

居間の全景が撮影できていなかったので載せられないが、これは居間の隅に置いてあった素敵なデザインのグランドピアノ。上が透明のプラスチック蓋になっているなんて,面白い!ちなみにデンマーク製。横の円柱は籐をぐるぐると巻きつけてあって部屋に暖かい雰囲気を加えている。

そして書斎。皮製の椅子は重厚な手触り。

eod/