2001年1月の日記(Pa:iva:kirja)
来たばかりで知合いもなく、いろいろ不安だった時
8 Maanantai.
到着翌日。荷解きが待っている。家の中の空きスペースを彼に教わる。
彼は今日は休みを取るはずだったが、会社で急遽人が辞めたらしく行かなくてはならなくなる。私もついていってちょっと同僚の人にあいさつ。英語で話し掛けてくれる人もいた。「初めまして」だけは覚えていたもののフィン語が全然出てこない。(焦る)PCをちょっと借りてフリーアドレスのメールを数日振りにチェック。日本語のは化けている。近くのメリタ銀行に行って、持って来たなけなしの日本円を貯金にして自分の口座を開設。ユーロでの換算もしてくれたが全然実感が湧かない。マルカも感じがつかめていないので。
Arrived in Finland finally! Husband told
me where to put things here and there and so forth. He was supposed to
take a day off, though one of his staff quit the company so he had to go to the office, I followed him and said hi to people. I only remembered
"Hauska tutustua (how do you do)", but no other words came out of my
mouth! irritating. I borrowed hubby's PC and checked hotmail and
yahoo mail. of course I could not read Japanese mails. Opened bank account
at Merita Bk, they calculated my small saving in Euro as well though for me
difficult to imagine even in finnish mark.
9 Tiistai.
姑が近くのデパート、スーパーなど一通り来るまで連れまわしてくれた。コンソメを買いたかったが説明しにくい!姑はかなり英語ができる人なのだが、たまたまその単語「soup stock」を知らなかった。汗かいた!シャンプー等を買う。雪がまたちょっと降っている。郵便局止めになっていた郵便物を引き取り。旦那が夕方図書館を案内してくれた。英語の本等は二階。語学のコーナーは一階。事前に申し込めば一時間インターネットも使えるらしい。
Mother in law took me to local round trip
(stores etc.). It snowed a bit more again. Husband took me to local library in the late
afternoon, found out english books are on the first floor, language texts and
tapes are on the ground floor.
10 Keskiviikko
今日から家でフィン語を勉強開始。ただし夫と。フィンランドの有名な作家ミカ・ヴァルタリの小説の一段落を彼が読んで私が書き取る。やってみたが全然だめ!特にウムラウトがついた文字の聞き取りがかなりまずい。元々日本語に無い音は厳しい。(これは数ヶ月経った今でも同じ)日本で習った7ヶ月は何だったのかなぁ。ほんとに。終わってあまりのできの悪さに思わず涙。いい年して慰めてもらう。
Started reading Finnish, w/ husband.
He read out loud one of the most famous Finnish author, Mika Waltari's story and
I dictated. It did not work, and I felt so depressed... I went to language
school in Tokyo for 7 months, and my Finnish is still this bad!
11 Torstai
今日から、図書館併設の建物である外国人向けフィン語クラスに入る。週一回、一時間半ずつで半年間100MKはかなり安い。先生は英語で教える。後でプライベートレッスンもお願いできないかどうか相談。一時間80MKで商談?がまとまる。クラスメートは大体がヤング。(今時言わないけど)高校の交換留学制度で一年ぐらい来ている子達が多い。テキストはDILAで使っていたのと同じ「Suomea
Suomeksi1」だった。こちらで60MKで本屋にて購入。言い忘れたが、ちょっと疲れたので日中昼寝して気持ちよかった。時差ぼけのせいもあるのだと思うけど、その後勿論夜、寝つきが悪かった。
Joined Finnish for Foreigners' class from
Today taught in the building next to library. Most of students are young, about
16 or so coming here as exchange students. We asked the teacher whether he
can give me private lesson as well. For me language is the biggest
problem.
12 Perjantai
貰ってあった近郊の地図を手に、雪の中街まで歩いてみる。車で10分ちょっとの距離なのだが、バス通りまで出て、バスを逃したのに気付いた。しまった。バスは1時間に2本。後30分雪の中で待つのはツライ。完全防備とはいえ、足が凍る。(気温-7℃)仕方ないので歩いてみる。天気は快晴。空気が張り詰めた中、青い空が一面に広がる。歩く。旦那の働く会社の支店を過ぎる。(寄ってってココアのもうかなぁと思ったけどそこまで行くのに道を曲がって8分かかりそうだった)更にあるく。次のバス停につく前に、バスが過ぎていった。私はよくこういう事をやってしまうほど要領が悪い。あとバスに乗るのまだ怖いってのが正直な所かな。で結局一時間ほどあるいて街についた。小さいけど達成感がありましたね。こっちの人は雪だろうが凍結してようが自転車乗りこなしてるのがかなり不思議。姑たちのアパートが近くなので、立ち寄って熱いカカオをもらう。生き返った。。。郵便局に行って葉書や切手を購入。買物のフィン語まだマスターしていないので、英語で。1stClass(海外用)の切手は3.5MK。(2001年4月1日から少し値上がりした筈)葉書は大体一枚5〜7MK程度が多い。こちらの葬式用のカードはA4サイズでかなり大きい。最初知らなかった私は姑にあのカード買ってもいい?と聞いたらいいけどお葬式用よ?といわれ絶句した。
13 Lauantai
今日は旦那は月に一回の週末の仕事でいつものように早くから家を出る。ここまでの数日間、何とか私は同じ時間に起きてお見送りをしていた。がそろそろ、というかもう、というべきか、気が緩んできている。寝てていいよといわれると、ああそうですか、バタンキューてなもんである。睡魔の誘惑はとっても強い。自分が勤め人だった頃でも泡や遅刻は何度もやりそうになったのであるが。さて、午前中、私が退屈しないようにと姑は毎日電話してくれる。旦那もこの雪の多い季節に、私が閉じこもってばかりもいかんだろうと心配している様子。午後帰ってきて、週末は交代で料理をする予定なので今回は旦那がラタトゥイユを作る。どうも塩味が足りないなぁ。(いつ目を盗んでスパイスを混入する?かタイミングをうかがっていたがばれた)フィンランド人は少し日本人より薄めの味付けなのかなぁ。(クリーム料理や酢漬け魚等を除いて)食事後、映画館にロバート・デニーロがでている「Meeting The Parents」を観る。結婚を決意した男の人が恋人の実家に行き、両親に挨拶しに行って色んな災難に遭うというコメディで結構楽しめた。旦那は私の父がああいうタイプでない事に改めてほっとしていた。
14 Sunnuntai
朝、天気が良いので厚着をして二人で散歩。近所の人たちも散歩している人がたくさんいる。こっちのひとは歩くのが好きならしい。ノルディックスティックと訳される歩く時に持つスキーストックを交互に動かしてカンカン音をさせながら散歩している人たちも多い。旦那にやってみる?と聞いたらダサいのでやめてくれ、といわれた。個人の好みだと思うんだけど。午後、はやめの夕食の準備。というより、どうも彼は週末は一日二食+晩に軽食という感じらしい。夜にたっぷり食べる習慣だった私はちょっとなれるのに時間がかかりそうかな。オオシカのミンチ肉をもらったのでそのステーキを作る。(今日も旦那)オーブンで10×20×5センチ位のパウンドケーキ状に整えられ、マッシュルームのスライスを載せると普通のハンバーグより格好いいもんですね。で肉汁を途中で何回もかけながらじっくり焼き、サイドはサラダでいただきました。ごちそうさま。彼が料理をしている間、私はこちらで仕事をするためにどんな仕事をしているか、などの文章を英語で作成、旦那がそれをフィン語に直して会社の経理担当の人と話してくれるらしい。(納税が必要かどうか。注;後で気付いたけど、フィンランドで仕事しても、私は日本にある会社の為に働いているわけで、こちらになんの影響も与えていない。なのでこっちでの納税は必要なかった...)
夜、録画しておいたスパイク・リーの「Jungle Fever」を2人で観る。スパイクリーの映画は白人・黒人間の関係をテーマにしたものが多いけど、これもそうだった。でもって異文化結婚をしている自分としては結構くるものがあった。
15 Mannantai
高校で英語を教えているマリア先生という人に新たに週一でフィン語を習う事になった。とてもにこやかな話していて人を不安にさせない人で楽しみ。忙しい人なので、月4回にならないかもしれない。
18 Tiis ~ 21 Sunnuntai
ヘルシンキに行く。2年ぶり?私はとってもBlini(イクラにサワークリームとタマネギみじん切りを混ぜ、そば粉のパンケーキに載せて食べるロシアから来た料理)が食べたかったので少々高いがおねだりしてロシア料理を出す店に夕食に連れて行ってもらった。パンケーキにサワークリーム、タマネギみじん切りと共にイクラをたっぷり盛り合わせてナイフフォークで切って食す。うんまい!前菜だったけどこれだけでおなか一杯になる。ちなみに「イクラ」は元々ロシア語なのはつい最近知った。クラスのロシア人が「イクラ、イクラ!」とうるさいので。でも勉強になる。
帰りの日曜にタンペレにも行く。旦那の元同僚の家族の家にご招待。フィンランドの家庭を見るチャンスかな。ご多分に漏れず?(正確には我が家の2倍以上有ったと思う!)とても広い家で、地下の部屋は全然使ってないみたいだった。うらやましいねぇ。奥さんの料理は最高。シンプルだけどとってもおいしい。料理は基本が大事だと思い出させてくれる。ニョッキを作ってくれていたがちょっと柔らかかったらしく、別のパスタを作ってくれた。でもニョッキも手作りのペストと共に頂きすんごくおいしかった。お手製ホワイトチョコレートソースに解凍ベリーも出してくれたが、これもとってもおいしかった。太る〜!子供が2人で、どちらもかわいい盛りの4歳と2歳。走り回る。加えて近所の双子の女の子も一緒に走り回ってターザンと小猿たちのようである。日本にロバっているの?ときかれたが、うーんいないと思うよ。あと一人の女の子は外国人の私にも人見知りせず、ジャンプして頭突きくらわしてくれた。。。タンこぶできたよ。そしたらちびアイスノンを持ってきてくれてついかわいくて許してしまいました。ああ幼児語も難しい。帰りに「幸せにね〜!」と送り出しながら叫んでくれて嬉しかった。結婚式には彼等も招待する予定。
27 Lauantai
毎月1回映画館で色んなテーマの映画をやってくれるのだが、今回はA.Hitchcockの「裏窓」"Rear Window"私はテレビでちらっとしか観た事がない。旦那はもう10回以上テレビも映画館も含めて鑑賞済み.でも私に付き合ってくれた。結果、なんでいままでみなかったんだろ〜〜、グレースケリーの美しさ,ゴージャスさにめまいがしそうだった。ストーリーも今見てもまったく古臭く感じない。段々旦那の影響が強くなってきた、、、
28 Sunnuntai
Cross Countryスキーを楽しみました。というより頑張りました。道具はその前の週に姑と一緒に見てまわり、バーゲンでもあったのでとっても安く購入。板、ストック、靴、手袋、で3万ちょっと。さて肝心のスキーであるが、かなり筋肉が痛くなる。まあ普通の勤め人で普段あまり運動できなかった人のレベルでいうと。腕がとにかく痛い.あとお尻も痛い!お尻に筋肉あったのねぇ、と気付く体たらく。今までたるませててごめんよ。でも楽しかった!空気がぱきーんと張り詰める中、空は薄くて青い。雲も殆ど無い素晴らしい天気であった。朝早すぎるとまだトレイルができていないので10時ごろ出発。着くと近くの人がすーいすーいと雪上のアメンボのように滑っている。旦那もさすがに3歳からやってるだけあってうまい。そして基本から教わる。一ストロークをできるだけ長く、ひざは少し曲げ加減に、腕は体から離し過ぎず力を最大限に使って、、、といわれる事は分かるのだがうまく行かない!最初なので5キロ地点で折り返し。景色に見惚れ、バランスを崩し、普通に滑ってみてもバランスが悪く、何度しりもちでトレイルを壊したか。(涙)
でも楽しかった。終わって魔法瓶のココアを一杯。うーん。至福の一杯です。ちなみに気温は-7℃。ちょっと寒め。-5℃前後が良いらしい。雪も溶けず、寒すぎず。下限は-15度。ココア飲んだときマンダムって言ってしまいましたね。何いってんの、といわれたけど。-15℃以下では寒すぎてスキーには向いていないそう。