2001年3月の日記(Pa:iva:kirja)
SMYへ。そして友達が?
17 Lau. 日本のカレー!
旦那とヘルシンキへ出てきた。主に結婚式の買物(靴とドレスの上に羽織るストールをみてまわり彼はホワイトタイをレンタル;かなり安い、700MK位)と彼の友人夫婦宅へのおよばれ。旦那の友人は生まれてから18歳まで日本に住んでいたぺらぺらの人で通訳もしている。奥さんはフィン人でこの間2人目の娘さんが生まれたばかり。今3年間の産休真っ只中だが、2人生んでも全然崩れていない体型はすばらしいと思う。最近まわりがおめでた続きでとってもめでたいのである。そのお宅では人が作ってくれた日本食を(カレーなど)久々においしく頂いた。とても楽しかった。
18 Sun. ショコラ
天気が良かったのでHsk街中を散歩。
夕方ジュリエット・ビノシュ主演の「ショコラ(Pieni Sukulaa??)」をみる。おいしそう。。でも終わってからはエスニックキャラバンの続きで「マイタイ」へ。一年ぶりのイエローカレーとトム・カ(ココナツミルク入りカレーっぽいスープ)で天国に昇った気分。となりは多国籍の客で、でもフィンランド人の女性が規制上禁煙だと言う店主に向かって、誰にも言わなければわかんないから中で吸わせて、と入り口付近のテーブルで喫煙していたのには参った。ほたる族は嫌なのだろうか。マイタイは日曜も23時までやっているので助かる。
19 Man. 日本人マダムに会う!
今回、nさんを拝み倒して在ヘルシンキ近郊の日本人の方々数人に会う事ができ、とてもとてもうれしかった。皆さんの苦労に比べたら私なんて、と本当に実感した。nさん本当にありがとうございました。さてその中には夫の前職場の同僚の奥様もいらして、フィンランドの日本人社会というか日本のフィンランド社会というか、狭さを実感。お茶をしたのはHotel
Kamp (Kamp Gallery)のカフェテリア。姑たちに後でそこでお茶をした話をしたら私達でさえまだ行った事ないのに早いわ〜、といわれた。彼らはカンプが社会的ステイタスであった頃のイメージをまだ持っているので、そういうコメントになるらしい。カプチーノ16mkで安め、でもサービスはあんまり、かな?一度で決め付けてはいけないか。テーブルくっつけていいかどうか一人の人が聞いてくれ、そしたらおばさんウェイトレスは、「フン、あまり宜しくないけど仕方ない」、みたいな応対をしたそう。サービス精神が無いと感じるのはこういうとき。ほぼ全員の方がお子さんがおられて、私はまだまだ結婚のけの字も知らないってのは本当だとも感じる。きっとこれから山あり谷ありなのさ!
24 Lau. 初めての劇場
今日はポリに戻ってカンフー映画を観に行く予定だったけど、anoppi(姑)から劇のプレミアチケットがあって
彼らは行けないからかわりにどうか、との申し出があり、プレミアになんて私は行った事ないので(日本の映画の試写会抽選が当った以外)二つ返事でOK.一応いいカッコをした方が良かろうという事で、滅多にはかないロングスカートと5センチヒールの靴とジャケットで。(フィンランドに来てからヒール靴なんて履くこと殆どなかった、、冬だし。滑らない事が第一条件なので。で、結果ふらふら)夫はスーツで。良かった、ポリ社交界?(あるのかな)のおじ様,おば様がたが着飾って楽しそうにご歓談などなさっている。 私達の席はいつもは舅夫婦が座る所なので、となりに来たご年配のおじいさまは私が挨拶すると驚きの余り口がきけなかった様子。劇そのものは,勿論フィンランド語で,私にはかーなーり難しかったけれども、でも知っている単語を総動員して部分的にはわかった。来る前に粗筋を聞いていてこれだから、これから先が思いやられる。フィンランドの田舎の教会を中心とした割とコメディタッチのもの。ただ、どこの国でもそうだろうが、よそ者、変人はコミュニティに受け入れられにくいというコンセプトがあって、この劇では女性の牧師が新任として赴任してくるのだが、苦労している様子がある。実際オウルの方では、あるとき女性が聖職の上層部につけないよう工作した関係者もいたらしく、その人が転地してから女性が要職につけるようになったなどの話もあるらしい。フィンランドも保守的な部分は残しているといっても間違いではないと思う。 そのほかは、劇場はフィンランド有数の古いものだそうで、なかなか綺麗。階段に昔の青写真を額縁に入れて飾ってあった。みる人が見れば面白いのだろうがとんと素人には、きれいだなぁ、しか出てこない悲しさよ、って感じ。劇場内は天井画もスペースをふんだんに使って描かれていたがあまり上ばかり見るのも恥かしくて少しだけしかみることができなかった。
25 Sun.
今日は本当に雲ひとつ無い最高の天気。結婚式まで日焼けご法度の事も忘れ、日焼け止め薄塗りで車で45分,一路クロスカントリーへ。天気は最高で、早起きしておにぎりでも作らなかったのが悔やまれる。5キロのコースを往復して、途中掘建て小屋?のような休憩所で入れ替わり立ち代り人が休み、焚き火をし、お決まりのソーセージを焼いている。カーカオ(ココア)も定番。しっかしほんとみんなうまい。私はまたしてもトレイルをこけた時に崩した。。。
夜はミッシェル・ヨーとチョウ・ユンファが出ているカンフー映画を観に行く。アカデミー賞取りましたね!かっこいい〜〜(勿論チョウ・ユンファ)でも若手もなかなか頑張っていた。夫はもっぱらM.ヨーに見惚れている。昨日観た劇の牧師役の俳優さんも見に来ていてあまりに普通のおじさんにしか見えなかったため、私は気付かなかった!
26 Man. 2回目のMartat料理講習会
昨日からkesa:aika(サマータイム)に替わったせいか、身体が一時間分遅れている気がする。それともhiihto(クロスカントリー)による筋肉痛の所為かな?今シーズンは結局クロカン4回、ダウンヒル1回。日本にいた頃よりかなりいい調子。寒いけど日がどんどん長くなるのが感じられる。雪の下の地面も時々見える。硬い木の枝に小さい芽がかくれているようで春が近い。 さて、今日はMartatの3回目の料理講習会に行った。先週欠席して残念だったので余計気合が入っている。少し遅刻していくと、なにやらOHPで講義しているみたい、、、料理は?、、、どうやら最初に、来年から導入されるユーロについて模造の札、コインを見せてくれ、レートがどうなる,銀行ではこうするなど教えてくれた。でもフィンランド語だったので半分以上頭から抜け落ちた。。。比較の例として、コーヒー豆一パック500gが2.5ユーロだったら高いか安いか?等質問された。今は大体15マルカ位で普通の挽き豆パックが買えるので、やや安めという事になる。その後料理!今日は
定番豆スープ、Hernekeitto
ライ麦パン、 Ruisleopa:set
酸乳?チーズ、Piima:juusto
牛乳チーズ?、Juoksutinjuusto
オーブンケーキ、Pannukakku
アハベナンマー地方のオーブンケーキ、Ahvenanmaan pannukakku
ハンナのケーキ、Hanna-ta:hdin kakut 以上。
と盛りだくさんでした。Hernekeittoにはライ麦パンと組み合わせは決まっているよう。このヘルネケイット、学校、軍隊と木曜日だったかな?必ず出されるのでうちの夫は食傷気味で、よほど寒い時かスキーに行った時くらいしか食べない。姑は結構うまいらしいので今度作ってもらう予定。ピーマは、甘くない飲むヨーグルトみたいなものだが、私はピーマを飲もうとは思わないけどピーマチーズは大好きである。柔らかくてほのかに酸味がある発酵させないチーズ。
Martatの後、フィン語会話の夕べというかクラスに出るため、InternationalMeetingPoit
に顔を出してみる。今日は私しか外国人がおらず、贅沢なクラスをしてもらった。学生達が今、異文化関連分野での職業訓練期間7週間の為このセンターに来ているのだが、普段はロシア系の人やいろんな国の人がいてあまり正直にいえないらしく、今日はなんというか忌憚の無い所を色々聞いて面白かった。明日からまたフィンランド語クラスだ〜、勉強が追いついてない。相変わらず復習も、、、昔からかわらないんだけど。
29 Tor. 日本人!
今日は日本女性会の初の年次総会があるので、ポリからはるばる行って見る事にした。なんといっても1月の新年会にいけなかったのがつらい。色んな方と知合えるチャンスだったし。その代わりにせめて、と思い出席することにする。その前にポリ-ヘルシンキ間はバスで4時間。結構長い。本を持っていくが車酔いしてしまい困った.着いてから知り合いの方をまたも強引にお誘いし、Cafe PanoramaというSokosの向かいバス駅の隣でお茶。ここでアイスコーヒーとアイスティーがあることを発見。その方はアイスコーヒーとキッシュ.私はラッテとチーズサンド。キッシュにすればよかった、と相変わらず隣の芝は青々としているのであった。でも味見させてもらってほんとにおいしかった。
年次総会は、15人ほど(ほんと?)名誉会長の大使夫人も含め出席されていたがなんと情ない事に私は30分遅刻。Unionkatuならすぐだと思っていたらそこから道の端まで延々と歩いた.(自分に悪態をつきながら)ああ恥かしい。しかも間違った場所に行ってしまう。事前の確認は必要ですね。夫にはだから確認しとけっていったじゃないか!と、、ごもっとも。
役員の皆さんは殆どボランティアでご自分の時間を割いて会の為に働いておられる。大変だろうなと思う。この会のパンフでかなり精神的に救われたりしたので、かなりわからない事だらけだけどWeb作成のお手伝いをする事になった。でももう一人の方に頼りきりになりそう。日本大使館には初めて行った。日本にあるフィン大をなぜかイメージしていた為違いに驚く。港の近く、建物の3階か4階?にある。入り口でブザー、用件を伝え入れてもらう。英語とフィン語めちゃくちゃのちゃらんぽらんで何とかOK。その人は日本語OKだった、、、
帰りに日本関係のちらしなどをもれなく持ってかえる。
会議後、時間OKの人たちでパレスホテルの2階カフェに行く。コーヒー22mkと普通より高いがスタッフの愛想がいい!テーブルをくっつけても嫌な顔をしない。(カンプを根に持っている)自分の県出身の方とも知り合い、とても嬉しかった.ここでも皆さんすでに母親となっておられる方ばかりで、なんだか半人前に感じる。いつかは欲しいんだけどね。子供。解散となり外へ出るとまだ明るい。春だなぁ、とまた思う。
31 La. ダイクマケンカイ
今日は夫の剣道仲間夫婦達が我が家に初めてのお客さんとして来てくれる。悩んだ末、たいした事も出来ないのでキンピラゴボウ、散らし寿司、豆腐の味噌汁+旦那のブルーベリーパイのバニラソース添えを出す。キンピラは(標準的)フィンランド人にとっては辛すぎたよう。なのに私は「これ甘すぎ?」ととんちんかんな事を聞いてしまった。失言じゃ!ちびの乾燥唐辛子(種はとって入れた)が効いたらしい。ちなみに、ポリの剣道クラブの名前は街のシンボル熊をとって「大熊剣会」という。私はオオクマと読んでしまい訂正された。日本人が読むたびに結構オオクマと読まれるらしい。
剣道始めて11年の3段の猛者が3人、彼らは剣道って何?というまわりのフィンランド人の啓蒙からはじめて本当に大変だったようだ。殆どが宮本武蔵の「五輪の書」(フィン語訳有)を読んでいるし、吉川英二の「宮本武蔵」もよんでいるらしい。対する私は剣道を日本でさえ見たことのない始末。マンガの「六三四の剣」で楽しく読んだだけ。この間彼らの稽古を観に行ってとても面白かった。なんたって日本語でやってるんですよ、稽古。でも「大きい面」のときは「Iso 面!」って叫びながらで、面白いです。神棚はないけど方角(恐らく東?)に向かって最初と最後に礼もしている。剣道は神道との関わりがかなり密接らしいだけど、座禅をするところはなんでなんだろうなぁ。素人質問です。さて、料理も終り、夜もふけ、話は果てしなく続く「どうやって後進を育てるか、また新人を獲得するか」で尽きない。奥さん達はそこまで日本や剣道に興味が無いだろうに疲れただろう。