2001年6月の日記(Pa:iva:kirja)

夏はまだ来ない?

 2 Lauantai (Sat)

フィンランドでは今日全国の高校卒業式で卒業生はあの白い帽子を貰い、一日中被っている。あんまりかっこいいと思えないけど、彼らはみなうれしそうで、そういう国を誇りに思えたりする所がやはりうらやましい。この日は家族とその仲の良い人たちを招き、客は花やらプレゼントを持参し、高校卒業を祝う。今回我々は成績まで見せてもらった、いいのかな?これまた初めての経験で面白かった。これから招いてもらった家の彼女は進学で家を出るようで、親はやっぱり心配していた。で、日本くんだりからこちらに移住した私は引き合いに出されやっぱりすごい、と珍しくほめられたのであった。いくつになっても誉められる?のはうれしいもんですな〜。ちなみに、メーデーの日には、何時の頃からかこの高校卒業の印の帽子をみなが被る。ヘルシンキならハヴィス・アマンダ像に帽子がかぶせられる午後6時に帽子を持っている人は皆被る。ポリは熊にかぶせる瞬間がそれである。政治的なことも絡んでいるようで、被らない人もいるし、メーデーらしく政治的パレードをやっている団体もいる。(俗に言う赤っぽい人達)更に、白い帽子は年経て黄ばんでいるのが一番いけているいるらしく、TV番組でも太陽に当てたり等の方法を紹介している。洗っちゃいけないんである。。。外国人としては何で汚いのか仏典のかなぁ、と思ったのだったが謂れを聞いてなるほどね、、、あと他にも色々ポイントがある。帽子の前に付いている記章?は普通は銀色なのだが、後で金のボタンに取り替える人も多いらしい。後帽子の裏は青と白、つまりSuomen Lippuの色にする人もいるし、サタクンタ地方ではスェーデンの影響からか青と黄色が多い。スェーデン人が多く居住する地域では彼等専用の帽子生地をつけて売っているとか?4月末、ヘルシンキのスェ人向けの帽子やオーナーがTVに出ておりました。

Today my husband's co-worker's daughter graduated from high school, i.e. she is given that white cap! We were invited to their home party, met some people, ate nice foods and her hand made cakes (quite nice), and became full, and left. The girl will leave her home for studying a bit far place, so like all the parents, her parents were sad and a bit worried it seems.

  5 Tiisatai (Tues)  

履歴書を少し直して印刷。明日は職安(Tyo:voimatoimisto)に行く。

Updated my CV a little bit. Tomorrow we visit unemployment office near here.

  7 Torstai (Thurs)

姑と一緒に職安に行ってきた。彼女はああいう役所の人たちの扱いが素晴らしくうまい。おかげでありがちな見下した対応をされずに済んだ。(私の友人は嫌な感じだったといっていたので)まず8月から職安主催のフィン語コースに数週間通う。同時に就職活動も続ける。仕事が見つかったらその旨彼らに通知。半年経っても仕事が見つからなければ貰ったカードをもって再来訪、相談する。他の外国人の友人達も、ああいう所に行く時はできれば事情を分かったフィン人と行け、というアドバイス。日本はまだ移民自体を法律上では受け入れてないと思うが、受け入れをしているフィンランドですらまだ彼らは外国人の扱い方を分かっていないかもしれない。ただ、移民になれている国というのは歴史的には大体旧植民地保有国になるのでそれはそれで昔した事を考えたら当然では?とも思う。そうするとわれらが日本はアジア諸国に義理を果たしていないとも思う。せめて今在日本の人たちにもっと住みやすくしてあげるとか。

I have been to unemployment office with my mother in law. She kindly suggested about it because she knew it will be better going with her. She was right. Without her, I would have been treated like shabby immigrant who cannot even speak Finnish properly (from their opinion) yet. I will join 2 weeks' introductory Finnish language course held by them in August, try looking for job and if found, let them know. if not after 6 months, I visit them again and consult their ideas.

  8 Perjantai(Fri)

今日は冬〜春の間使って汚れた煙突の掃除に専門の人が来る。私は何もしないのだが、同じ並びの家全部を煙突掃除夫さんは素早く掃除して帰っていった。側面のはしごから屋根に上がり、上からなにかごとごとやって下からは暖炉の周りに新聞紙をしいて持ってきた掃除機でが〜が〜ごみを吸い込んで、サウナ室とトイレの通風孔も吸い込んでくれていた。悪いような気がしてあまりおおっぴらに見物しなかったけど面白かった。

Our chimney was cleaned after long winter and even spring use. He did his job quite quickly and used hoover for sauna and toilet's ventilation? place as well.

  9 Lauantai (Sat)

今日は初めてフィンランドの結婚式に出席する。(自分のは除く)願わくば自分の日の前に経験したかった、、、今日のは伝統的な雰囲気だったようで色々と勉強になった。こちらではダンスは最初は絶対にワルツを踊る人が多いようで、(しかもヴォーカル付)多くのカップルがワルツ練習クラスに行く。彼らもバッチリ決まっていた。余興も日本の披露宴とちょっと似ていたがこちららしいのは花嫁がしきったりスピーチしたりとにかくアクティブ。ニコニコ笑っているだけなんて全然無かった。それとも彼女達だけなのか、、、まだ勉強不足である。今日は着物を着てみた。小紋なので本当は結婚式には向かないんだろうけど、誰もわかんないだろうしいっか。着付けがやっぱり下手で、最後には襟元がぐずついた。これも練習が必要!機会がそれだけあればだけど。

Invited to Finnish couple's wedding ceremony and party for the first time. I would have loved to join before our own wedding day for ourselves! I heard it was typical Finnish style in may senses. First dance should be definitely waltz! and many couple go to dance classes before the occasion. Foods were quite nice, with more than 150 guests it seemed. Today I wore kimono first time in Finland, since I am not really good at wearing it, in the end of the day I think it was not really nice looking especially around my neck. need more practice. or won't have that many chances!?)

11 Maanantai (Mon)

今日一社から今回はだめです、との回答。まあ予想していたのでそれ程ショックではないけど。まず言葉だよなぁやっぱり。

I was rejected by one Finnish company this morning. they wrote to me via e-mail, well, I just keep trying. Language comes first.

13 Keskiviikko (Wed)

もうすぐ日本では父の日だが、フィンランドでは父の日は秋の為全然気がつかなかった。父に木で出来たククサというコップを買う。これは誰かから贈り物としてもらわなければいけないもので、ヴァンター空港にもたくさん売ってある。持ち手に鹿の角?を細工した凝った物もある。私は木だけのもので200MKちょっと。コップにしては高いけど!

17th is a fathers' day in Japan, but not in Finland so I was completely out of mind buying something for my father in Japan. I bought wooden cup called Kuksa?. You should not buy that for yourself, it is meant to be given from someone else. Costed about 200mk, rather expensive I thought!

  14 Torstai (Thurs)

二週目の屋外エアロビクス。雨は何とか降らずに済んだ。一時間があっというま、先週より人も増えた。寒かったけどやってるうちにあったまるもんだ。これを紹介してくれた人は丁度一才のお子さんがいてとてもかわいい男の子。いつも終わると旦那さんと息子さんで彼女を待っている。

Second time for outside aerobics. Today there were more people than first time. I was worried about rain but luckily clouds kept waters up the sky. but today was still chilly. exercise was good, 1 hour flew so quickly.

  15 Perjantai (Fri)

数日振りにいい天気。掃除洗濯日和である。あと自転車日和でもある。昨日も市場に買物に行ったがジーンズはいていてさえ風が冷たく感じた。ミニトマト1パックとカレワラパイとキュウリを購入、しめて25mk(大体500円位)。午後ネット掲示板各サイトにお邪魔しすき放題書き込み。夕方フィン語を教えてくれている高校の英語の先生に電話、彼らが休暇に出かける前にもう一回レッスンをしてもらう約束をする。夏至祭の後。あさってはTurkuに行って一番仲のいい友達と会う。一ヵ月振りでうれしい!彼女から電話が有ってお互いフィン語での挨拶が笑い声で言葉にならないほどお互いハイだった。Turkuでは美術館に行ってその後彼女と会う予定。

Wonderful weather and it was also nice to do groceries by bike. Phoned my Finnish opettaja (teacher) and agreed meeting in 2 weeks time, after mid summer festival finished. it is really one of the biggest days in Finland to celebrate longest daytime in the year. On Sunday we're visiting Turku, and I could arrange meeting with my best friend here for coffee. She phoned my mobile and we could not stop laughing even greeting in Finnish each other! I am so glad...

17 Sunnuntai (Sun)

今日はこちらで初めて出来た友達で同じくフィン人夫がいる子に会いにTurku(トゥルク)に行く。そちらの美術館でやっているAlbert Edelfeltの展示会も目的。展示会は思ったよりかなり良く、ひさびさに女性の描き方が好みの画家さんを見つけた気がした。旦那もこの人はお気に入り。しかし私はフィン人の画家はアレクシ・ガレンカッレラとこのエデルフェルトしか知らない。。。(今変換しようとしたら「絵出るフェルト」になってこのままにしようかちと迷った)友達との一ヵ月ぶりの再会は、とてもうれしかったの一言につきる。彼らは23歳の彼女と25歳の彼の若いカップルだがしっかりしている。28歳の私は精神的に負ける。カフェで3時間喋った。その後本で調べていた日本料理屋にいってみるべ、と「Tokyo」というレストランがあるはずのところに行ったら建物が取り壊し中である。だんなの好きなもの、場所には良くこういう事が起こる。もう一つの好きだったカフェも閉店になっていた。またいじけそうだなぁ、だめだよ〜。。

We visited Turku for one day driving trip. His aim was to go Albert Edelfelt's painting exhibition. my aim was to see my good friend and her husband.  We went to the museum first, and I was positively surprised about the quality. 

20 Keskiviikko (Wed)

今日はこちらで初めてゴルフの練習をしに行った。旦那は仕事を早めに切り上げ、近くのコース併設屋外練習場へ。レッスンプロを頼んで二人して計10時間のもの。来たのは20代前半と思しきかわいらしいすらっとした女性。内心嬉しかった。。。私が学生時代ゴルフ部で一度だけ地方の女子学生トーナメントで勝った事があると(恥ずかしながら)いうとじゃあ細かい所を見るね、と切り替えてくれる。旦那はクラブを握るのは生涯二回目、の素人なのでクラブのフェイスの向け方、スタンスから教わる。でも私も勿論、なぜかと言うと、スポーツならほぼすべて共通だと思うが、数年やってなければ勘を取り戻すのもひと苦労なので。彼女は教え方がとてもうまく、かなりいい先生だった。3時間教わって100球も打ってないけど、ひさびさにやったなぁ、という充実感。実は私は三年ぶりなのだ。7番アイアンから始め、5、8、PS、4Wなど練習してその間に2人の横からと前からのスイングをハンディカムで録画してもらい、側の事務所内でコマ送りでみせて貰う。このビデオはお持ち帰りで自分で見て研究するとの事。こうやってちゃんと指導してもらったのは学生時代以来10年ぶりなのですごく嬉しかった。日本だと、セクハラまがいの事をしにうるさい中途半端なおじさんがやってきて素人アドバイスをくれるのが落ちなのだ。それに文句でも言おうものなら、最近の若者は(あんたも昔は若かった)、とか大してかわいくも無いくせに(相手によるんです)(注:カッコ内わたくしの心の声)などと捨て台詞と共に受付の打ちっぱなしのマネージャにもクレームつけて帰るのである。指導するのは連れてきているホステスさんぐらいにして欲しい。私はゴルフ場におけるおじさんの羽の伸ばしぶりにはいろいろ悪い思い出がある。主に学生時代義務付けられていたキャディのバイトで。彼らはわかいねーちゃんでそういうところにいる学生にもホステスと同様の扱いをしていいと思っているらしい素振りが多々見られた。今から思えば、若い女性(まあ子供だけど)を普通に扱うすべを知らないかわいそうな人達なのだが。でも体さわられたりするとそれどころではなく、1000円もらっても気持ち悪いだけだった。ま、私がかわし方が下手って人もいるでしょうけどね。ただ、ゴルフ歴は日本における職探しではかなり有利である。おじさんたちはゴルフやっていると言うと面接で10分は話がもつし、印象にも残るんである。さて、いやなことは忘れて今日の久々に楽しかった練習に戻る。旦那は意外や意外、開始2時間にして言われた事を外さず基本的なスリングができるようになっている。ダフったりはしているけど、私の変な癖がついたフェード系の打ち方よりましだと思う。これは期待できそうで、内心ワタクシ、ほくそえんでおりました。

We went to golf range next to golf course near here. Actually it's been 3 yrs since i played golf last time. Husband was trying to give me pressure since last night, like "finally I can see your professional style!" that kind of things. I had  to kick him softly several times before going to sleep.  I was in golf club when in univ. time, and I had luck to win one of local women's student tournament once (well, 8 yrs ago though) and at that time I practiced golf almost everyday. Also the fact of winning championship and club activity helped me a lot in job hunting. Because Japanese Oyajis (middle-aged workers) official hobby is golf, especially in bubble economy era.  Anyways, forget about bad memories in the past, getting back to the today's small enjoyable topic.  We were given young lesson-pro (don't know the word in English) 's lecture and advice which was quite effective for my long-time-twisted swing, and for my husband, too. She was quite nice, with pleasant personality, not pushing her words too much but let us listen. I did 5,7,8,PS and #4 wood, etc and was quite satisfied. Although I hurt my middle finger of right hand, so it's now difficult to type.  Should I close PC and go to bed straight? but I am still wiiiide awake!   Well, as a result, my hubby also got quite right, surprisingly.  We can try course debut next month? Let's see.

22 Perjantai (Fri) Juhannus 始まり

夏至祭の始まりである。多くのフィンランドの会社は木曜の時点で早仕舞いする。そして珍しくフィンランドで渋滞が発生する。大体ヘルシンキから北へ向かう道と、タンペレの辺のジャンクションだったと思う? さて、天気は余りよろしくないが、うちは朝から姑と買物に出た。まずマーケット(tori)へ。

新鮮なトマト、キュウリ、ベビーポテト、人参、ちしゃ、レタスなどなど。イチゴは今のところ雨が多く涼しい気候だった為収穫が悪いと昨日のYLE(チャンネル1)のニュースで言っていたようである。でもイチゴ農家は「たまにはこういう時が有ってもいい」とか。つまり方策過ぎても値落ちして儲けがないということか。大体市場での価格は紙パック1箱で例年20mK、今年は25mkである。国産が少ない分、ベルギー産、トルコ産が多い。あとルバーブ(根っこの方が赤い、ちょっと蕗に似たような植物)を買った。旦那がこれでパイを作ってくれるらしい。元々酸っぱいので砂糖を多めに使い、食す時はさらにバニラソースなどをそえて食べる。(出た、フィンランドお決まりのソース添え)アイスクリームでもいいとらしい。スーパーでおいてある無料の冊子によくレシピが載っている(RuokaLehtiという名前の薄いもの、SOKOSか大型店PRISMA等で大体置いていると思う。K系列の筈!?)のでそれを見て。後は白身魚のスープを姑が作ってくれるとかで楽しみ。彼女もうまい料理を作ってくれるそうなので。     

さて、別荘に向けて車で出発。前も書いたかもしれないが、フィンランドではサマーコテージを持っている人が多い。もっていない人でもコテージなどを夏にレンタルしたりする。友人と共同で借りたりもするとか。今回我々は旦那の家族のコテージに行き、家族(両親、子供たちとその妻&彼女) 計6人で。旦那達は小さい頃から遊んでいるので車で行く細い道から、コテージの周りでどこにどんな植物が生えるとか、ボート遊びをする時はどこを避けるべきとか(岩が突き出ている場所があるので)、熟知している。義理の両親の犬はこちら方面に来ると途中で気付いて既にふんふん鳴いて興奮する。着いたらそこら中を走り回り、マーキングをし、日と泳ぎ湖で体をぬらしてから私達の周りでぬれた体を乾かす。

さて、義父は朝早くから着いてサウナの準備。スモークサウナと普通のサウナ両方をやってくれた。スモークサウナ(savu sauna)は小さめの小屋で文字通り煙を中に閉じ込めるように焚く。半日がかりの仕事だそう。なので小屋の中も煤けている。義父はサウナで生まれたと言われている世代である。昔はサウナが家の中で一番清潔な所だったとか。余談だが、スモークサウナ周辺は蚊取り線香の原理か、蚊が寄ってこない、、、気がする。南部はラップランドほどはいないので、モスキートハットは必要ないが、時々欲しくなる。家への出入りも虫が入らないよう素早くやるのがコツ。後夏至祭らしい事としては、白樺の小枝を道端から切り落としてきて、家の中、サウナ小屋の廊下などに飾った。もう一つ大事なのは焚き火(Kokko)である。長靴を履いて湖の上、といっても岸から浅瀬に板を浮かせ、その上に枯れ枝を2、3メートルの高さに組み、燃え易いよう小枝、少し新聞紙などを用意)そして夕方になる。

夕方6時にフィンランドの国旗を岬のポールに掲揚。父と息子達で旗を地面につけないようにして広げ、ロープに取り付ける。一年ほどとはいえ、軍隊経験者はこの辺が違いますね。そして掲揚し終わって、皆でシャンパンで乾杯。「Hyva: Juhannusta!」(各家庭で少しずつ違ったり、それぞれの家族のしきたりなどがあるると思うのでそういう情報もお待ちしています。) この後めいめい夫婦(恋人)単位でサウナに入り、例の、サウナから出て裸で湖に出たり入ったり、そして真夜中を待つ。夜中前頃に焚き火に火をつけ、みんなで見入る。実は今回ちょっと風が強く、木組みが崩れ、ぬれてしまい完全燃焼とは行かなかったのが残念。舅は悲しそうだった...(彼の趣味は薪割り、それをやるとリラックスし頭を空っぽにして汗をかける。他にも対外のアウトドアに詳しくていろいろ教えてくれる。白樺の枝束の作り方とか、BBQ、ボートの運転、サウナの焚き方など典型的フィンランド人の森の男!なんである) そしてお休みなさい。朝早くから起きてたんで疲れました。。。

翌日、翌々日は晴れて、ボート遊び、釣り、焚き火の片付け、サウナでリラックスなどなど楽しめた。フィンランド人にとっては当たり前の夏至際かもしれませんが、私にとっては初の経験だったので。日曜昼は日中25度を越えた。久々の夏日であった。