2001年9月の日記(Pa:iva:kirja)
秋が来た
28
(Perjantaii) Aion opiskella suomea ahkerasti! (I'm
going to study Finnish dilligently!)
今日は週の最後、みな金曜で少し浮かれている。最後の方で、いつもとは違うグループ分けを各生徒の星座ごとに分けて、私はかに座グループで女性3人で双六のようなゲーム(さいころを振って、進んだますに書いてある単語の人称変化を言う勉強用に簡単に作られたゲーム)をやった。私はこちらに来て9ヶ月目で、週1,2回の学校や、日本で半年語学学校でフィンランド語を習ったりしたので、今までまったく学校に来ていない人よりは多少の蓄積があったと思う。(日本でかかった費用を考えたら頭に残ってないとおかしいんだけど、、うっ)それで最初のころは、ひーひー言いながらでも復習をあまりせずにもなんとかなった。3週間目に入り、1日に動詞を20以上印刷されているプリントやら名詞の羅列やらたくさん出てくるようになって、物忘れも激しくてちょっとやばいな、と思っていた。でも今週までに翻訳(そう、まだやってたんです)を終わらせないといけないので宿題を済ませるのがやっとだった。さて、ゲームの話に戻る.他の二人は、エストニア育ちの、でも生粋のロシア人(独立によってそれまでロシアだった所に国境が出来、親戚や家族と済む国が違う事になってしまった人たちがあの辺りにはたくさんいるんであろう)なので彼女はエストニア語は全然話さない。もう一人は結婚して2,3年目、こっちに住んでのドイツ人、旦那がドイツ語を家で話すので家ではフィン語は必要ない、私と同じ口(といってよければ)の40歳の人。彼女はかなり強いドイツ訛りがある。フィンランド語はゆっくり、でも動詞変化などは前のレベル1でもきっちり勉強したようで、クラスでも一番動揺しない、というか自信を持って答えられる人だと思う。でそれぞれ、サイコロを振って各人升目を進んでいく。でもって、私は言うまでも無いが、日本人で、アジア人である。苦手なのは、RとLの区別、聞き取りの時の母音a:、,o:、yの音。これが英語だと、もう10何年習った言葉だからまだ単語を知っていたりで間違える事が経験的に少ない。フィン語では、知らない単語が殆どで、耳を信用すると間違える。慣れないといけないのだが。そこで、ゲームで私が発音すると、彼女たちはふっ、と小ばかにしたような感じで微笑むんである。それがずっと気に入らなかった。あと欧州近辺の人たちは近隣の人たちのアクセントに慣れていると言うのもあるかもしれない。だからアジア人やアフリカ人の発音を聞くと思わず(素直に)おかしがってしまうんだろう。私はアジア人の発音を聞くと親近感や、聞いたことがある感じ、等とは思うが、やっぱりご近所だけあって前述の感情もあって、笑おうなんて思わない。やはりアジアは遠い国なんだねぇ、、、はぁ。しょうがないか。後、私がここですりかえちゃいけないのは、私が動詞変化をタイプごとにちゃんと復習してなかったのが一番いけないんである。 だけどだけど、どの国の人も個人差こそあれ、自分の国のアクセントを引きずっていると、私は思う。なぜなら、それは自分が背負っている文化でもあるし、生活し、使ってきた言葉が外国語にも現れるのは当然だ。最近は例えば日本でも素晴らしく流暢に外国語を話せる人が増えてきていると思う。子供の時から親しんでいれば尚更自然に操る事だろう。そういう人はその複数の原語を自分のものとして持っているということだ。方言もある意味同じ。と言う事を考えていて、自分のイントネーションを笑われるのはちょっとばかり、むかむかしてしまった。(またしても未熟者なんでしょうね、、、いい年をして)ドイツ人もなかなか自分の非を認めない。絶対自分が正しいと主張する人が、そこそこ多い気がする。(一般化するつもりは有りませんよ、今まで会った中で、傾向として数十人がそうなだけで、違う人ももちろんいました。) ロシア人の彼女が、ドイツ人に「貴方は"私(mina:)"の発音がちょっと違う」というと、彼女はきっぱりとした顔で、「私は正しい!」と辞書を調べてアルファベットを私に見せてくれた。(でもロシア人がいなくなってから、そこがずるい、やるなら徹底的に闘えば良いのに) そりゃ辞書は合ってますよ、ポイントは発音なんだってば、、、だが、誰もが自分の声を録音して聞いてみないと客観的には聴く事はできないだろう。行ったり来たりでうだうだした日記だけど、大事なのは私はこれからは真面目に勉強するぞ、と決心したのを書くわけである。これでlaiska (lazy)にはなれないはず!?という訳で、単語書きかき練習に戻ります。外国語で苦労してらっしゃる皆さん、一緒にがんばりましょうね!やっぱり使えれば誉めてもらえるし、友達を作る機会も増えるし、仕事にも得をする。分かっちゃいるけど、頭の一部でしか分かっていなかったのが私だ。にっちもさっちも行かなくなってからいつも物事を始める。3つ子の魂なんとかっていいますね、、、、 よい週末を。
20
(Torstaii) 自然博物館へ行く
授業の一環で、午後クラスの皆で近くの自然博物館へ。Satakunta地方の動植物についての展示があり、近くのKokemakenjoki(コケマキ川)の周りに生息する鳥たちや小動物たちが剥製になって採取された草花の間に配置されていた。鳥の種類も数多く、白鳥、鶴の類いから、アヒル、小鳥、それもくちばしの長い大きめのからスズメサイズの小鳥まで100種類近くあっただろうか。魚も、淡水の鯛がいるらしい。でも大体は小さすぎてその割の骨が多いので食べるのには向かないとか。大きいのがいれば是非試したい。
学校だが、やっぱり毎日6時間の威力はすごい。(ちなみにランチの時間は数えないけど)朝つらいけど、やっぱり鈍った頭でも少しは覚えている。でも何度聴いても覚えられない単語もある。OHPを意味するpiirtoheitinなど、10回やったけど覚えてない。書いてみるか、、、文房具用語もまだまだである。黒板消しは、こちらではスポンジをぬらして板を拭く。で、スポンジはシエニ、きのこと同じ単語なんである。すかすかしてる所が一緒だからかなぁ。種もシエニじゃなかったっけ、、、、あれ、もうだめ。毎週金曜に小テストがある。先生が物を描いたカードを見せ、私達が名前を書く、語形変化など。先生はやっぱり上手い。何年も外国人相手に教えただけの事はある。私達の色んな変な疑問にも分かり易く説明をしてくれる。教えるって、すごいなぁ、と久々に感動した。今の先生は教壇に立って(フィンランドには先生を一段偉く見せる教壇なんて無いけど)8年目の33歳の双子のママ。ポリで今まで見た中で一番おしゃれな女性だ。おしゃれかどうかは関係ないんだけど。単に参考にさせてもらっているだけで。ま、でもスタイルが違いますがね〜。今回のテロに関連して、やはり話題になることも多いんだけど、政治問題についても、ちゃんとごまかさずに話をする。フィンランドでのやり方なんだろうか。小学校などでも話し合いをしているそうだけど。そういえばおととい、隣のクラスのアフガニスタンの人たちはTVのインタビューなど受けていた。旦那さんと生き別れになって生死も定かではない奥さんもいるらしく、とてもお気の毒だ。
18
(Tiistai) Mieheni tulisi takaisin
旦那がやっとこさ、帰ってきた。正味一週間ぐらい離れていたわけだ。9ヶ月一緒に暮らしているが、1、2日いなかったことはあってもこれだけ長くはなれていたのは初めてである。やっぱり人間一人じゃさびしいねぇ、というもんである。10年間の一人暮らしのときはそれも当たり前だったのだが。結構友達の間でも、一度も一人暮らしをした事が無い子が半分くらい、これは地域で違うのかどうか分からないが、、差別かもしれないけど、男で30過ぎになっても家族と同居というのはちょっと頂けない。というのはこういう方々は得てして、自分で洗濯や料理を一度もしたことが無かったりするんである。まあこれをいうのは、うちの妹も実は大阪の短大へいった時以外、家を出ていない。しかもその時は祖母の家に住んでいたので、厳密には一人ではない。なので、彼女は今でも上げ膳据え膳である。このまま一生居座りそうだと言って母は嫌がっている。でもまだ彼と結婚はしないらしい。(嬉しい反面なんだろうけど)実家にいたら、やっぱり親がやってくれちゃいますもんね。。。その妹は今ちょっと仕事のストレスで急性肝機能障害で入院している。仕事もやめざるっを得ないだろう。旧官企業系なのでやることが一々古臭く、退職届の書類も所定のものがあるので病院まで届に来るとかでうちではかなり不評である。妹が自分で会社に「辞めたい」と言った時は相手にしてもらえなかったそうだ。仕方ないので、父が電話。一発OKである。ああいう所は年配の男性には弱い。なんなんだ!福利厚生は多少いいかもしれないけど、ああいう所に勤めなくて(就職活動時期は超人気でまず入れなかった)良かった、と身勝手な事も思った。早く直ってね。また遊びにきて欲しいんだから。
関係ない話をしてしまった。 旦那には色々相談しなければいけないことが山積みだ。友達からの夕食への招待、免許証取得の為の病院への付き添い(姑が来てくれるらしい、ありがたや)、諸々の書類、NYの事、などなど。彼は仕事の後、週末昔の友達夫婦に会いに言って泊めてもらってきた。彼らは私達の結婚式に来る筈だったのだが、丁度息子さんが生まれたばかりで大事を取ってキャンセルとなって、私もまだ会ってないので、次の機会を楽しみにしている。
14-16
H:kiへ行く
授業の途中から抜けて、ヘルシンキへ。日本大使館へ免許証の翻訳したものを受け取りに行く為だ。免許証コピーは遠方と言う事でファックスで送るのを許可してもらえたが、受取は本人で無いといけないということで、どうしても行かなくてはならなくなった。今日は後naoさんのお別れ会を女性会でもやるとのことだったので、免許の事を丁度いいことに早引けした。着いたら早速雨が降り出す。皆認めたがらないが、これは立派に秋雨だ。うー、買物に行くのはつらい。お料理の本を人に差し上げようかと思って探したがなんと英語版は絶版と言うではないか。ドイツ語版しかない。がーん。実は旦那に貰った奴を無くして、同じ物を2冊買うつもりだったのだが。
お別れ会は、趣旨とは別にとても楽しかった。たくさんのお料理、皆さん腕が宜しいようで。とても幸せだった。春雨サラダなんて食べてなかった。あとお赤飯のようなものを作られた方もいてとても上手に作ってらした。他にも色んな料理に舌鼓をうった。バス酔いの後だったので、飲みはちょっとご遠慮させて頂いて、残念だった。新しく数人の方ともお話でき、その面でもとても有意義。Hatchさん、ひらめさん、naoさんらともしゃべりまくった。(そうでもない?)Hatchさんの旦那さんはお迎えに来られた所をついでに召し上がっては、ということで参加され、マダムたちから注目を浴びてらした。異性からの大人数の視線って緊張しますよねぇ。naoさんのところからpcを買わせて頂く事になり、それもあって最近ご臨終近かった私のノートPCを持って行き、お持ち帰りをお願いした、重かった事でしょう。すみませんでしたね。。。食べ物は沢山すぎて、皆でお持ち帰りと相成った。翌日助かりました。ハイ。
土曜は、買物。来月旦那と母の誕生日があるのだが、旦那のはほんと難しい。いつも何が欲しい?、と聞くと「Surprise me!」とだけで済ますんである。それはずるい。と言う事で毎回困っている。フィンランドで手に入るものって限られてるし、私は行動の自由が少ないし(普段田舎なので)で、朝買物に行って東京館とストックマンと退職品店を回って既に昼前にして力尽きた。雨が降ってるのが疲れを倍増させたらしい。昼から夕方まで寝てしまった。おいおい。一人だとリズムが余計狂う。(旦那はまだドイツ)夜はヘルシンキのアパートにはケーブルが入っているので、ドイツのTVの英語版、とBBCを見る。例のテロの事件のニュースが大半だ。一人の所為か、悪い方にばかり考えてしまう。
日曜、朝、naoさんがご家族でお出かけの途中、寄ってくださりPCの受取。旦那様と初めてお目見えした。イメージがぴったり。(いい意味で)この間息子さんたちを拝見したので、いいご家族だなぁ、と思った。上手く書けない。。。さて昼から最初の会社の同僚の方がフィンランド好きで、旅行に来ておられ、ソコスホテルで待ち合わせ。無事再開し、お互い全然変わってないと言う事を確認。(とにかくその方は3年ぶりでも全然変わっておられなかった)カフェに行き、喋るしゃべる、でもサンドイッチの大きさには閉口されていたよう。(小作りな方なんである)ついでにアパートの方もお見せする。と、もうすぐ出ようかというころになって玄関ががたごと、なんと旦那が予定より一時間ほど早く帰ってきた。疲れきっているらしいが、まあお客さんの手前あまり出せなかったよう。ドイツも近いといってもまあ一応飛行機2時間ちょっとだけど、海外だもんね。 挨拶も慌しく、私は高速バスへ。また4時間近く、右に左に揺られながらポリへ帰る。道中、小学生くらいの男の子がずーっと携帯のメロディを変更したり電話がかかってきたりで本当にイライラした。私はああいう所で鳴らされるのがだいっきらいなんだ〜〜^!鳴ったらすぐ取ってくれるんなら別にいいんですが。授業でも先生が何回言っても毎日誰かが携帯をきり忘れる。はぁ。文化的違いなのかなぁ。それとも今の高校とか中学はこんな状態なのかなぁ。先生は大変だ。
10
(Maanantaii) Koulu alkaa!?
学校が始まった。朝9時に余裕で?でもないが、到着。前のクラスから知っている人は計3人。今回は対の女性が2人、そのうち一人は私の親友のフィリピンの子にそっくりでいつも彼女を思い出す。性格もとってもかわいい。いつも先生には24歳に見えない、と言われている位カワイらしいんである。こっちの人にはアジア人の女性は若く見えるとよく言われることだが、姑は妹を我々の結婚式で見たときに15歳くらいに見える、といっていた。これは多分に日本の女性も子供っぽく振舞う所があるのも原因じゃないかなぁ、と思うが、、、妹はおっさんが多い職場で働いているのでついつい「大人っぽく」とは反対の仕草をとるようだ。私もよーくわかる。まあ同棲ににらまれるのも怖いけど、おじさんばっかりだったらねぇ。この辺雰囲気がまったく異なるフィンランド。高校生ともなると「女の子」なんて言ったらちょっと失礼に当るんじゃないかと心配になる。ゴルフを教えてくれた学生の女の子も20歳だったけど、私より大人っぽかった、、、、情けない。 女の子はにこにこしてかわいけりゃいいんだよ、というのが二番目に勤めた会社の常務のお言葉だったが、一部上場企業でもまーだまだこういうおじさん、はびこってるんであろう。フィンランド、他北欧諸国は女性政治家も多い。ただ、Quotaといって、女性議員の数が予め確保されているのも事実である。そうして数が少なくならないようにしているわけだ。一般企業はこれは恐らく無いだろうが、この方法については以前ディベートした時に賛否両論だった。逆に男性差別と言う人もいたし、いや、本当にバランスが取れるまではこういう方法でもないと定着しないとか。。。。まあ日本はレディースランチなどあるが、これは海外だったら男性に対する差別となるだろう。そういう小さな「おいしさ」は日本に多いかもしれない。
話し戻って、こちらの女性はお化粧を殆どせずに働きに行く人も多いし、殆どの女性が朝どっかにでかけていく自転車に乗って後ろの荷台に仕事用かばんを括りつけてヘルメットで通勤する元気なおばさまもたくさんいる。こうして子供たちは男も女も働くと言うのを見て育つんだろうか。100万円以内の収入は非課税というような日本独特のシステムも無いだろう。パートタイムは勿論ある。なんだか何をかきたいのかまた分からなくなってきたのでこの辺でやめる。