2001年12月の日記(Päiväkirja)

Joulun odotus (waiting Christmas)

 31 Uuden vuoden aattona  (on New Year's Eve)

いよいよはじめての大晦日。つい衛星で紅白を見てしまう。でも面白くなかった。(年明けに「試してガッテン」がありそれは面白かった!)旦那は仕事から5時ごろご帰還。旦那は去年おせち料理を試してみて、期待はずれだったらしいので(おいしいというよりは象徴的なものが多いと思う)おせちは作らなくて済み,助かった。そういう意味ではこっちのクリスマス料理はとてもおいしかった(太るけど)でかわりに年越し蕎麦は作る事になり、山芋なんぞこちらでは手に入らないし,カマボコもちくわもないんでかやくそばもちょっと、、でかき揚げ天ぷらを作った。美味しかったけど、天ぷらの衣がちょっと厚かったかな、、、しつこくなるんですよね。でもお腹いっぱいになった。ただ、うちには「どんぶり」がない。ので、大き目のみそしる椀に二杯お代わり。ちょっとな〜。でもどんぶりもって帰るの重いし,仕舞う場所も今困ってるからまあいいや。そして夜は更け、夕方頃から時折聞こえていた近所の人たちの打ち上げ花火も数が増えてきた。11時ごろ、暖炉の火に、馬蹄型の小さい錫を2個柄付きちびパンに載せ、ずーっとかざす。我慢が肝心で、10分ぐらいかかっただろうか.まず旦那がやってみせてくれ、水を入れた側のバケツに液体状になった所でジュッと流し込む。流れ込んで急に冷えた形のまま固まるので、私もそれをやる、、が熱いのが怖くて、バケツに入れるのがやっぱり遅かったみたいで、二つに分裂、結果は「日本列島」と「竜」。旦那のは、うーんよくわからない。午後11時半車で街の中心部へ。川沿いに花火がたくさんあがっている。酔っ払いも多い。しかも若者が殆ど。手つきも危なっかしいし、ロケット花火だからヘタするとこっちが危ない。ひやひやしながらオフィシャルな花火を待ち、丁度いい場所で真上に花火を見上げるような感じだった。-18℃でなければもっとよかったかな、、暑すぎては文句をいい、寒すぎても文句を言う私は小姑か、、、見所が終わったので早々に退散。帰って本を読み、(旦那はトルキエン、私は「Suuri Vauva Kirja(Big book about baby) 」...)寝る。なんか怖い初夢をたくさん見た、でももう忘れた。最近寝る頃になると胎動が気になって(しかもこいつが寝る前に良く動く)なかなか寝付けない。起き上がって本なぞ読み、2,3時ごろ寝るというのが数日続いていて良くない。年明けたらリズムを戻さなきゃ、、、。来年も宜しくお願いします。

 30 "The Lord of the Rings -Fellowship of the ring-"  

やっと見に行った、といっても私は1,2月半ば頃まで我慢するつもりだった。底まで行けば流石に人込みも落ち着くだろうと。でも旦那は待てなかったらしく、年末の今日、行く事に。欧州ではアニメ化、漫画化もされておりかなりメジャーな作品でもあるこの「指輪物語」,実は私は原作は読んでいない。(むかーし読みかけてやめた)問題は英語の難しさ、、、作者は古代・中世英語の権威でケンブリッジだかオックスフォードのえらーい先生でも有るのでかなり設定も凝っている気もする。旦那は今100ぺ-ジ前後まで来て,もう止まらないらしい。最初は「思ったほどじゃないな、うーん」とかいってたくせに。映画では、リブ・タイラーとケイト・ブランシェットしか知っている俳優は出ていなかったが、ケイトの方は妖精というかニンフというか、の役でさらに人間離れ度に磨きがかかっていた。「エリザベス」の時もすごいな〜と思ったけど、、あれなんだったっけ、「太陽がいっぱい」のリメイクでジュード・ロウやGパルトロウが出てる奴、あれも見てみればよかったかな,そこにケイトも出てたので。(また「タイトル思い出せない病」にかかっている) 映画、概念的な化け物などかなり怖い。夢にでてきそうだった。でも面白かった。もう次の出来てるんなら、同時公開で1,2,3と全部見せてくれればいいのに〜!第一部だけ見せて終りだと?次は一年待てだと?,,仕方ない,待ちましょう。面白いから。

ちなみに、この「指輪」ポリ出身の宝石デザイナーのお姉さんが働いている店でデザインされたもの。映画はNZでかなりの部分が撮影され、NZにあった彼女とえげれす人のフィアンセがいるチームで担当したとかで、地元新聞(SatakunnanKansa)では記事が掲載されていた。写真でそのアンナ・リンドルース(さらに、11月に宝石に関するマスターを取得したお祝いに私と姑で行ったオジサンの娘でもある)は映画で使われたのとまったく同じデザインの指輪をもってニッコリ。イギリスの大学院で宝石関係の修士号を取ってから4年ぐらいNZに住んでいるらしい。そういう面白い分野勉強すればよかったなぁ,別にジュエリーとは言わないまでも。といつも後で人のやったものがうらやましかったり、もっと面白く見えたりするのは悪い癖なのだけど。「手に職」に今特に憧れているからかもしれない。でも母校からの久々のパンフなんぞ見ると,「Centre of Buddhist Studies」なんて見ると「おもしろそ〜〜!」と食指が動いてしまう。お金にはならないけど、、、宗教物は、千年単位でこねくりまわされていて理論が出来ているものも多く、哲学として考えると面白い。特定のものを信じようとは思わないのだが、、宗教はどうしても文化と密接に絡むのでその辺も興味深い。私にとって親しみ易いのはやはり日本仏教かと思う。ただ日本の仏教もかなり矛盾が隠れているらしいけど。話がずれた所で終り。

 29 Kutsuimme ysta:va:n kotinsa:  (visited our friends' house)

前習っていたフィンランド語の先生(ややこしいが、本職は高校の英語の先生で、私には副業としてちょくちょくフィン語を教えてくれた)ご夫婦のお宅にお邪魔する。'60年代の農家を改築して作った平屋建てで、かなり広い,恐らくこれまた広い庭をいれずに、150uはあるだろう。元は、義理の母用に別の玄関、別の台所,寝室と作ってあったのをその壁をぶち抜いたとか。サウナも5、6人が余裕で入れるような大きさで、その前に着替える部屋も同じぐらい大きく、リネン室などまである。いいなぁ!居間の壁は窓以外全部書棚だ、古いフィンランドの本が色あせた革表紙の背中を見せてずらーっと並んでいる。彼女のお父さんは私の姑の高校時代の歴史の先生だったとかで、譲り受けている歴史関係の本もたくさんあった。こんな居間いいなぁ、と前も思ったが滅多に感動しない旦那もとてもうらやましがっていた。まあ私は自分の住んでいる所にとても満足しているが、、これ以上は贅沢ってもんだ。ランチという事でカジュアルなものを想像していたら、まず自分たちで摘んできたキノコのJuusto keitto(チーズマッシュルームスープ).濃厚な味で美味しかった。つぎに生のGraaviSiika白身魚の薄切りフィレを載せたカリカリトーストディル添え。これもおいしかった。。メインは各野菜と薄切りステーキガーリックポテトグラタン。おなかいっぱい、、、デザートは両方ともラップランド名物のLakka(cloudberry, オレンジ色の割と珍しいベリー)ソースをかけたLeipa:juusto(ラップランドのチーズ)。これは良くあるデザートメニューだけど、私は大好き。このチーズはちょっと塩味がきいて、焦げ目がつけてあり、手作りという感じがいい。歯ごたえも生のモッツァレーラをもう少し硬くした感じの殆ど発酵させない生チーズ。日本人から良く聞く話が、「フィンランド人はこのチーズをコーヒーにつけて食べる」といいうのを数人の方のサイトとか話から聞いたが、フィンランド人に聞くとすごく変な顔をされる。東の方の習慣なんだろうか!?聞いた事無いとか。、、ベリーソースをかけて食べる方が私も美味しいと思う。サンドイッチに挟んでも勿論美味しい。

食前,食後にずっと話に出ていたのは、子供の読書の話、彼ら夫婦もかなり読むほうらしいが、一人息子が友達から借りてきて(14歳)スティーブン・キングを読んでいるのには閉口しているらしい。確かに中学生にはちょっと早いか?指輪物語を10歳で読んでいる近所の子もいるらしい。フィン語でだろうけど、、、で流れから、私にとってどんなフィンランド語の本が一番読みやすいか、とっつきやすいか、を一生懸命議論してくれた。今私それなりに忙しいんですけど、、、育児関係の本もフィン語で読まなきゃいけないし、学校の復習もしたいし、この先生に習った事すらまだ一回もまともに復習してないし、、、心の中で泣きそうだった。結局、Mika Waltariの恋愛小説を貸してもらった。子供生まれてこんなの読む時間有るんだろうか。更に英国のTVコメディ「Yes Mr.Minister」とその続編「Yes, Primeminister」までビデオで貸してくれた。これは私が英語力が落ちたというのを言ったため。小さな親切、、、などといってはいけない。でも私はかなり天邪鬼なので、何か欲しい時,借りたい時はすぐにいう。何も言わないうちに「良かれと思って、、」と押し付けられるのは大嫌い。ただの我儘なのだが。後人に借りた本だと、汚さないように気を遣うというのもかなり大きい。図書館の本だともっと気楽なんだけど、、ひとさまの、しかも大事にされているらしい本というのはほんとに神経を使う。まだ買った方がましだ。というのを旦那に帰り道ぶ−ぶー文句を言っていた。こういう気分は久しぶりで、先生に申し訳ない。話がずれるが、南米系の友達は、「Do you know how much I think of you, I care about you?」という言い方をかなり頻繁にする。、、、重い。そんなのそっちの勝手だ、とひどい事を思わず言いたくなる。この自分の性格を何とかしたいのだが直らない。困っている時に助けてもらえるのがすごく有りがたい。私は友達が助けを必要としている時に何かしてあげたい。普段から好意をアピールするのはなんだかしつこくていやらしい気がする。普段は、お互い普通で良いんじゃないかなぁ、、なのでついアジア系の子と仲良くなり易い、というかその方が簡単なのである。。。旦那に言わせると、そういうオープンな人のほうが分かりやすくていい、とか。日本でもそういう系統の人のほうが仲良くなり易かったらしい。そりゃそうだ、外国人としては。 愚痴を書いてすみません。コース中の3ヶ月、これがずっと引っかかってて、、、情けなや。

ところで、私たちは明日「指輪物語」を見に行く。楽しみ。

 25-26 Joulu loppuun  (Christmas till the end)

25日、更に昼に食事。その前に事件があった。旦那の会社のポリ支社で水道管が破裂、消防車まで来てしまった。舅は、私が妊婦なのでこないように、と気を遣ってくれ、家で3時間留守番。で、食事が早めの夕食にずれ込んだ。別荘の方が心配だと言う事で翌日朝に旦那と舅(と別荘地域が大好きな犬)で様子を見に行くらしい。食事後姑の両親、祖父母の墓にお参りし、お墓用のろうそくとリースを飾って簡単にお祈りをして帰った。この日の教会近くの墓場は特にろうそくの日が全体にちらちらと燃え、とても美しい。なんだかいけない気がしてカメラは持っていかなかったが、持っていってもよかったらしい。

26日,午後旦那達が戻ってから、また食事へ。段々カジュアル化していくが気楽でいい。今日は別名Tapanin pa:iva:で、英語ではBoxing Dayと言われる。クリスマス休暇終りの日だが、ツリーは片付けない。夜も近所から見えるように、居間のロールアップカーテンを開けておく。向かいのお隣さん、遠いから見えないと思うんだけど。明日から旦那は仕事再開。私もちょっと仕事を再開する。年賀状代わりのカードなどたくさん貰えて、とても楽しかった。やっぱり出してみるもんだなぁ。明日からちょっと和食に戻ろう、胃が重い、、、身体も重い。雪も積もって綺麗な景色なので日中散歩しなきゃ。

 24 Joulu  (Christmas)

クリスマスが始まった。クリスマスツリーを家のシャワー室に引き込んでおいたので、それを水を入れた専用容器(Kuusen jalka=ツリーの足)に立てようとするが、安定が悪い。とりあえず斜めっぽいが何とか立てて、翌日舅と旦那で6件の店を回り、やっと金属製でやや重めのものを買ってきた。

24日、お昼にTurku(トゥルク)大聖堂の司祭がクリスマスを祝う祈りをささげ、賛美歌とともにフィンランド国歌もコーラス隊に唄われる。それが終わってから、姑が白身魚にこしょうを少し利かせたホワイトソースをメインに、キノコのスープを作ってくれた。ちょっとしょっぱかったけど、でもおいしかった。食べて、犬とじゃれて食膳と同じく片付けを少し手伝って帰る。戻ってからサウナ。市場で買っておいた乾燥Vihta(白樺の枝の束)を水につけて戻しておき、二人で入ってばっしゃんばっしゃん叩き合う。匂いがとてもさわやかでいいものだ。さっぱりした後、着替えて姑たちのところへ。(両方のうちが車で10分くらいなので、泊まらず行き来した) 一生懸命準備したクリスマスの食卓を囲み、私以外の家族はシャンパンとワインを手に、私はシャンパンを少しだけ、あとは水のグラスで食事を楽しんだ。豚肉のハムは、塩が丁度良くきいて、上にかけてあったマスタードも辛さが少し抜け、焼き目もついてとてもおいしい。更に姑手製のマスタードをかける。イクラ(より少し小さめだけど)にサワークリームと微塵ぎりタマネギをまぜたものをハパンコルプ(薄いクラッカーのような黒パン)にのせぱりぱり食べる。いいですねぇ、おいしいですねぇ。肉だけでなく、スモークした白身の魚(Siika)をほぐしたものに、お手製のタルタルソースをかけ、野菜も取らなくては、ということでRosolliという赤カブの漬け物、リンゴ、タマネギ、酢漬けキュウリをそれぞれ賽の目切りしたサラダに、クリームと赤カブソースを混ぜて泡立てたピンク色のクリームをかけて食べる。こりゃ太るわ、、 あともう一皿、GraaviLohiGraaviSiikaも刺身のようにうす切りし、ディルを2束粗ってちぎったものを載せたものもたくさん食べた。Graaviというのは、生魚にちょっと塩を振ってある状態のもので、塩漬けのものほどにはしょっぱくない。(と思いたい)あと新鮮なのが命!日本の料理本で、「淡白な味の鮭は、ムニエルなどにして、、」などと書いてあるのがあったが、あれは嘘だ。鮭はほんとに脂が乗っていて味が濃厚な魚だと思う。北海道なら近いレベルが食べられる気もするが、、(ちなみに私の育った瀬戸内は近海魚が今でも結構美味しい。タイの刺身はぴちぴちして、歯ごたえなんかもたまらないのである)お皿2枚を重ね、前菜としてRosolli,各種魚、魚卵などを食べ、二枚目の皿でメインのハムとRaatikko(野菜のグラタン)を全種食べる。今回は姑は友人に頼んで、カブ、人参、ポテトの三種類のグラタンを作ってもらっていた。一人で全部やるの大変だもんね、、旦那は、ネウヴォラ(出産、子育てに関しずっとお世話になるChild Care Centreのような所、とにかく辞書にはこう訳されてはいる)の人にあれほど「クリスマスは食べ過ぎないようにネ」と私が言われたのを都合よく忘れ、もりもり食べているのを見て文句を言っていた。でもおいしいんだもん、、最近寝る前も食欲が突然湧いてきたりして困る。でも帰ってからさすがに喉が渇いて水ばかり飲んでいたので、ちょっと控えめにしよう、、

24日夜、私はプレゼントを選ぶのにかなり苦労したので、あげるほうとしてはあけてもらうのがとても楽しみだった。それぞれよろこんでくれたようでとても嬉しかったが、ちょっと日本で買って送ってもらったりお金がかかってしまったのが難点。旦那にもちょっと怒られた、「収入が少ないんだから、気を遣わないこと!」とか。ただ私には本屋で旦那が欲しかった本を注文したりするのがまだまだ難しく、めんどくさい。どうしても物に頼ってしまう。今度はセールなどうまく活用しなければ。姑達から貰って一番嬉しかったのは、フィンランドの育児日記で、絵本のような薄いハードカバーで、最初のページに「貴方は何年何月何日に、パパとママの所へ来ました」とフィンランド語であり、誕生日と名前と体重などを書くところから始まっている。7歳頃まで記入するようになっている。これが5月から無事使えるようになると嬉しい。他にも、今まで欲しいなぁ、でも自分で買いにくい、と思っていたものを義理の両親からも、旦那からももらえ、とても嬉しかった。旦那には、萩焼きの小鉢セット(あの乳白色がすきなのだが、これは全部色が微妙に違う)、お茶碗セット等などあげた。うちはお茶碗が数がそろっていなかったので、、、でも食器棚がもういっぱいだ。こないだミキサー(野菜なども色々スライスできたりする)を保険会社のポイントで買ったため、更にスペースが。肉のスライサーが欲しい私の夢はどんどん遠のく。自分で買ったんだけど、、

 21 Autoin anoppia (helped mother-in-law)

終わった、、翻訳が。ゆっくりしてから午後から姑の所へ。2人で今年は狩で採って来たらしい大鹿の肉のミンチ(既に前夜舅がスパイスを入れ、ミックスしておいてくれた)から肉団子(lihapulla)を手で丸めて作る。オーブンで焼くのが普通だそうだけど、今回はフライパンで火を通す。2キロちょっとでそれ程たくさんは出来なかった。次にテーブルセッティングを先にしておく。というのも、他に今の段階でできることがあまり無いらしく、、毎年クリスマスに使う赤や緑の柄にトンットゥ(tonttu=とんがり帽子をかぶった妖精のような小人のような?)が入っているテーブルクロスをかける。長い事畳んでおいた為テーブルクロスに折り皺がついているのでアイロンで直し、その上に更に小さいテーブルセンター。燭台もにたような色使いのものに。私は箸使いもへたくそでかといって西洋風マナーがなっている訳でもなく、皿・グラス並べとナイフ・フォークにちょっと苦労した。パン皿にナイフってどう置くのかわからなかったり。でも今回教わったので大丈夫かな。レストランに言ったりした時に全然注意してみてないからこういう事になるんですねぇ。食べる事しか考えてないし。疲れていたけど、美で押しておいたウッディ・アレンの「マンハッタン」をみて笑う。彼はほんとにユダヤ系アメリカ人の自分をネタにしてNYでいきいきとて見える。ダイアン・キートンとのコンビも「アニー・ホール」でもそうだけど、喋る喋る、、、これほど英語でまくし立てられたらさぞ気持ち良いだろう。(日本語でならできるぞ〜!でも嫌味になるなァ、中身が無いのに知ったかぶりする事になるから)ほんとに彼のような人は、カリフォルニアでは生きていけないんだろう。(映画から判断するに)

 20 Gro:gi terveys (Invitation for Gro:gi greetings)

研修に行った事務所のグロッギに招待されちょっとおしゃべりして、ワインをもらった。今飲めないんだけど、、グロギはアルコホール抜きのものを貰った。(アーモンドを入れるのが特に好き。レーズンも入れるけど私はレーズン嫌いなので入れない)ゲストブックには日本語でサインしておいた。かえって翻訳の続き。眼が疲れる、、明日までに終わらせて姑の手伝いに行きたい。(肉団子と赤カブのサラダ作りをはじめるらしい)

 17 Kurssi on loppu...  (our course is over)

ついにコース終了。週末ヘルシンキに行って、鼓童のコンサートでかなりリフレッシュしたりして、学校の為に先に一人で帰ってきた。 この日は開始9時で今までより一時間寝坊できた!(こういう小さい事で嬉しい)みなそれぞれ手作りの料理を持ち寄る予定だったが、私は時間がないのと、和食でさめても大丈夫なもので何を用意するかアイデアが浮かばなかった為、ワインとチョコレート。でもしっかり他の人が作ってくれた料理は楽しんだ。タイの子は揚げ春巻き+甘酸っぱいドレッシング。私はこれが大好き!ソマリアの人は、インドのサモサにちょっと似た揚げパンのようなもの。おいしかった。一人のロシア人はピロシキ。エクアドルの友達はマッシュルームのキッシュ。どれもうまい〜。あかりを少なめに、ろうそくの光でおしゃべりする。途中サンタも登場、でも皆あまり相手にしてあげなくてかわいそうだった。スペイン人のおじさんは、スペインにいる20代の息子さんに子供ができるとかで皆に「おじいちゃんになるのねぇ!」とからかわれていた。いつも陽気で南欧風ジョークで皆を笑わせてくれた人だ。 宴たけなわ?の時点で先生達から成績表と修了書(Todistus)が手渡される。一人一人抱き合っているのでやばい。わたしはこういうのにいい年して弱い。名前を呼ばれていったら、先生がお疲れ様、よく頑張ったね、という言葉の後に、身体を大事にね、という意味のことを言ってくれ、やっぱり涙。一人一人にバラの花一本ずつ配られる。私たちからも先生宛にプレゼントを買ってあり、買うときにほんとにもめた。。。3人で2時間街をさまよい、でも皆趣味が違う為意見が不一致。妥協して決めたものはロシア人達に不評。で彼女たちが後で買いに言った。もう面倒だったので「なんでもいい!」の状態だった。一人のロシア人がレーニンの小さい胸像をあげてたのにはぶったまげたが、、、、さすがロシア人、全然歴史の事は意に介さない。(皆がこうなわけではありません)成績はいいポイントを貰った。唯一残念だったのが、企業研修での上司からの評価で、6つの質問のうち"独立心をもって仕事をしていたかどうか”が二番目。"フィンランドの文化や生活習慣の知識"が3番目。こっちはまだ滞在約一年なので仕方ないが、独立心の方、もう少しアクティブにやればよかったと思う。与えられた仕事をこなしただけだったので。他の質問は「研修中のモチベーション(Motivaatio tyo:harjoitteluun)」「他の社員との折合い(yhteistyo:kyky muiden tyo:ntekijo:iden kanssa)」「個人での仕事の進め方(Oma-aloitteisuus tyo:ssa:)」,「フィンランド語を使う意欲(Halu ka:ytta:a: suomen kielta:)」。おじさんはこれ答えるの難しかった、と言っていた。ちなみに職場によっても回答の仕方は異なるらしい。保育所にいったタイ人の友達は全てベストのスコアを貰っていたが、彼女は本当に一生懸命なんでもやるタイプで、皆にも好かれる。フィン語も私より後に来たけど、うまい。ペーパーテストでは私のほうが点が良かったけど、実際社会に出て誰がテストの点なんて聞くだろうか?喋れる能力が一番判断し易い。彼女は一月から同じ場所で研修を続ける事になっている。是非戻ってきて欲しい!といわれたそうだ。友達の事で、私もそれを聞いてとてもうれしい。 残念ながら、職安も学校も予算がなく次のコースはすぐには始まらない。ので、私には丁度良かったけど、他の皆はかなりがっかりしていた。Palveluopistoというサービス産業関連の職業学校で秋から10ヶ月の外国人向けコースがあるが、半年待たねばならない。後失業者の場合この上記のは職安主催ではないので、失業手当が出ない。フィンランドの社会保障制度は、ほんとに複雑怪奇?で一つ知らないとかなりの損をする事も多いらしい。私は妊娠中のため、こういうお金はダブってもらう事はできないが、子供が産まれたら育児手当てがでる。貯金できるかなぁ、、2人目の子供だと上乗せがあったり、でも双子だと一人目の子供の額が2人分で、上乗せはないとか、かなり面倒。でもchallengedのお子さんを持っているお母さんは、その点ではこの国は天国だ、と言っていた。高い医療器具や薬を国が補助してくれる等結構整っているらしい。

 10  Harjoittelu on loppu...  (job training finished)

やっと短い間だったとはいえ研修が終わりました。はあ気疲れと目疲れしました。PCの画面を眺める事が多かったので、、あと座りっぱなしでおしりには良くないですね。あっけなく3時を迎え、それより一時間以上前に全て終り、自分のPCを持って行っていたので溜まったメールの返事をチョコチョコ書いていました。

 6  Itsenäisyydenpäivä tulee  (independence day)

いよいよ独立記念日(祝日)となった。毎年、日本の大晦日の「忠臣蔵」のようにこちらでは「無名の兵士(Tuntematon sotilas)」という映画が放映される。これはバージョンが二つあり、古い方は白黒で60年代初め頃製作されたもの。もう一つはもう少し後になってカラーで製作されたリバイバル。旦那の好きな方は勿論オリジナル。地域によっては映画館でやる所もある。内容は1940年代初め、フィンランドとロシアが国境線近くで闘っているときの一部隊の話。どんどんフィンランド人兵士達が死んでいく所はやっぱりつらい。逆に一人で大人数をやっつけるヒーローもいる。冬は白い軍服でスキーを操り、攻撃を仕掛ける。最近テロ事件で戦争行為などについても自分なりに考えたが、彼らが戦い、独立を勝ち取らなければ、フィンランドはどうなっていたかを思うと否定できない。「もし地図を変えられるならスウェーデンとフィンランドの位置を入れ替えて思い知らせたい」と言ったフィンランド人がいたけれども(スの人ごめんなさい)、気持ちもわからないでもなくなってきた。自分が住んでいる所に対する判官びいきでもあるけど、、

さて映画は3時間と言う長いものだったけど初めてなので(これから何回も観るだろうけど)一応ビデオにも録画して夜になってから鑑賞。お昼には近くの教区のバザーがあり(これからの時期開催が増える)、私のフィン語の先生から誘われたので夫婦でのぞいてみた。色々目移りしたのだが、最初に先生とコーヒーを一服しながらおしゃべりした為、目当てのものが無くなってしまった!バザーは先手必勝だというのを後になって思い出した。後知ってる人がいるとつい喋ってしまうのでなりふり構わず買物が出来ない(したら恥かしいかも)。幾つかのものを逃した。あと久々に狭い所に人がたくさんいる場所へ行ったため、気分が悪くなってしまった。でもケーキやクッキー等クリスマスのものを買って帰ってほくほく。おいしい手作りのもの、普通は友達や知合いでないと食べられないし。

さて、夕方になり、午後6時、お決まりの青と白の二色ろうそく2本窓辺にともす。旦那は燭台にちゃんとフィンランドの紋章入りを用意していた、ちょっと感心。このろうそくは年に一回,この日だけ使うもの。ろうそくの下部が青そして上が白と決まっている。ともす時間は8時までの2時間

午後7時から、恒例大統領邸でのパーティが開かれる。二千人規模のゲストに対し、大統領夫妻が延々と握手する場面からテレビ放映。今回は大統領はフィンランド南西部の古い街エウラ、Eura(Raumaの近く)の民族衣装を着ていて、いつもダサいと言われているが今回は独立と言うイベントに国の衣装と言う事でメディアにもなかなか好評。こういった衣装はすべて手作り、手織りの布地を使うため数十万単位の値段がつく。結婚式にこれを着る人もいるが最近は少ない。Adult Education School(Tyovaenopisto)でも民族衣装作成コースなど結構用意されている。旦那さんはホワイトタイ(だった気がする。メインは妻の大統領の為、だれも注意を払ってない、、、)さて2時間ぐらいかけて芸能人、政治家、軍人、有名人、各国外交官などとの握手が終わると、少しの間テーブルについたり立食で用意されていた軽食をつまみ、次のダンスに備える。この間メディアはおしゃれな人をテープ編集し、流す。でも数が少ない、、面白かったのはラップランドのサーメの人男女の衣装。とても独創的だ。そして話題の国会議員(で元ミスフィンランドでとても美人でナイスバディ!)と大蔵大臣のカップル。大臣達は内閣の為、普通の?招待客と一緒には入場せず、首相たちと別の所から入場。後で2人は合流していた。話が前後するが、書いておかねばならないのは、招待客中、一番最初に入場するのは独立に貢献等した事から、かのマンネルヘイム将軍から勲章を授与された退役軍人の方。もう御年90歳は越えていると思われる。健康を理由に出席できない方々も多い。そうした退役軍人でまだ生きておられるのは10人足らずだとか。これから(語学力があれば)読みたい本はたくさんある。フィンランドについて日本語に訳されているものは少ないので、ちょっとつらいところだけど、、

 

 4  Pian itsena:isyyden pa:iva: tulee!  (soon independence day will come!)

明後日の6日木曜日はフィンランドではとても大事な独立記念日(祝日)です。フィンランドについて少しでもご存知の方ならまず聞かずには済まされない独立にまつわる様々な話がたくさんあります。ヘルシンキ・サノマットという最大の新聞は、月に一度読み物満載?の雑誌を付録としてつけてくるのですが、今回は「1917年12月6日、フィンランドで独立が成立した時、世界でどんな事が起こっていたか」の特集でした。たとえば、マンネルヘイム将軍は列車の中だったとか、マレーネ・ディートリッヒは当時16歳でなんとか、とか。。。とてもじゃないけどすぐに読めませんので,今年のクリスマスにじっくり(ゆっくり)読もうかなぁと思っています。そしてフィンランドでお決まりの青と白二色のろうそくが店先に並びます。これ、上の白い部分が長い方が、途中で白い部分が終わった時に「ただの青いろうそく」にならずに間が抜けた感じがしないんじゃないかと個人的には思いますが、どうでもいいですね。  大きなイベントとしては、大統領主催のパーティ(Presidentin Linna)で、誰がどんなファッションをしているか、でテレビをみて皆あれこれ言ったり、、前後のタブロイド紙もそれ関係の話題が増えます。

もう一つ、毎年テレビや映画館で放映されるのが、「Unknown soldier」(原題:Tuntematon Sotilas)で、今回は私ははじめてこれを見ることができるので、どれだけ理解できるかはわかりませんが、楽しみにしています。フィンランド人が人にものの貸し借りをするのを嫌がったり、あれこれ分け与えたり(南欧の人のように,って言ったら違うかな?)しないのは、歴史的なものもあるんじゃないでしょうかね、戦争で近隣諸国はスウェーデンやロシアにすき放題去れていたフィンランドに同情はしてくれたけど、結局全然助けてくれなかったり、冬戦争でドイツに助けを求めたら、その後ラップランド地方でさんざん好き放題やられたりしたのを学校で繰り返し習うんでしょうか。

休みの日で、この日も飲んだくれる人も多いらしいですが、翌日の金曜は休みのところもあれば、平常どおりのところも有ります。直接関係無いんですが、第二次大戦でフィンランドは敗戦国側だったため、講和条約の中に「潜水艦を持たない」というのも入れられたとか。それでバルト海あたりをロシアのがうごきまわってるってわけか〜(でもないか、まだロシアのが動いていればだけど)毎日会社でおじさんが色々話してくれるので、旦那が知らないような古い言葉とか話をちょこちょこ聞けてそれはそれで勉強になってます。(覚えられないけど)歴史もコースでグループに分かれて勉強したんですが、近代史からがやっぱり一番面白くて、フィンランド人としてのアイデンティティを持てた後の彼らの熱い血を感じます。難しくてまだまだ分からないんですが、これからぼちぼち読んだり見たりしたいなぁ、、と思います。 熱心なキリスト教徒があまり多くないのは、やっぱり元々キリスト教は輸入されて4,5百年の宗教だからなのでしょうか。

前、クラスで18歳のロシア人が「なんでフィンランドではサンタクロースって言わないの?なんで赤い服を着ていないの?」と質問した時はこけそうになった。だから赤いのはコカコーラが始めたんだってば!フィンとノルウェー(ラップランドって言った方が正確?)はいわゆるサンタクロースのようなものがいるもともとの地域なんだから、自分の国の言葉で言って当たり前だと思う。まあ最近はサンタさんは赤い服を着るのが普通になってしまったけど。。。でもサンタには色んな説があるので、ほんとにどれが真実なんでしょ。 

 1  Leffaan!  (film watching)

ここの所また律儀に映画館通いが続いているが、先々週は"Training Day" (悪徳警官デンゼル・ワシントンと誰だっけ、ユマ・サーマンの旦那)の映画でどーんと暗くなった。その前はジャッキー・チェンの"Rush Hour2"をみた。ジャッキーのパートナー役のChris Tuckerは、かなりおかしかった。前ミラ・ジョヴォビッチがデビュー作でブルース・ウィリスが出ている近未来物の映画で(最近ほんとに物覚えが悪い)、宇宙船で他の星に行く時ラジオのパーソナリティ?の役ででもかなりキレタファッションとトークで笑ったけど、声と弾丸トークはあのままなのね、と今回納得。
さて,今週はフランスの中世宗教がらみの恐怖物、わりと好きなヴァンサン・カッセルも出ているので観に行った。思うに、フランス人って人間が心の中で恐れているもの等も題材にするのが好きなんだろうか?こりゃアメリカで絶対はやらない、(というか大体ご法度の一般化をすると、興行収入的に考えても英語以外の映画を殆ど観ないんじゃないかと思う。だから「ショコラ」もフランスが舞台の話なのに、皆英語で喋って,その結果アカデミーに結びついたんだし)私は勿論Shrekなどのアメリカで作られたものは大好きだし、まあそこまで文句を言うつもりも無いんだけど、、、でも気持ちもわからんでもない。フィン語字幕を追いながら内容を理解しようとしていると、わかってないポイントがたくさん出てくる、、、でもって終わってから旦那を質問攻めにするんである。日本語字幕見ながらだったら違うけど、、、今月半ばに「指輪物語」が来る!予告編を日本で見てから1年間待っていたのでとても楽しみ。でも本は読んでいない。良くあるのが、映画のほうがちゃちだった、というか時間制限上どうしてもそうなってしまうと思うけど、本の方が自分の想像力を書きたててくれる余地が有るんじゃないかなぁ。なので、映画を観てから原作を読むのも悪くないと思う。今日(12/3に書いてます)の新聞で、その指輪物語の初日17日のチケットを買うために寝袋でチケットオフィスが開くのを待っている人達の写真が出ていた。あれもマニアックなファンがいそうだなぁ。