こんにちは、発行者のたの字です、ご購読有難うございます。
戦争が始まってしまい、恐れていた事が現実になってしまいました。
ただ疲労を感じます。
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フィンランド こぼれ話 第 19 回 -2003/3/22-
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「戦争になったら1年でも足りない」
アメリカの考えでは、戦争は長くとも2,3週間のうちに片をつけるという。バ
グダッドから逃れてきたイラクの政治難民、Rasim Al-thaher氏はイラクを完
全に降伏させるには一年でも足りないと信じる。
インタビュー前、Rahimは疲れきった顔で、職場研修先のポリ国際センターの
テーブルについた。彼は前夜をずっとケーブルテレビなどで情勢を追い、ブッ
シュ大統領がどういう理由付けで攻撃を開始するかをみていた。
「13年前を思い出す。その時もイラクは戦争をしていた。私は他の仲間と一
緒にサウジアラビア国境近くで闘っていた」自分の国がまた同じ様な悲惨な状
態になると考えるとつらい。
Al-thaher一家はイラクから10年前に脱出した。一時的に他国で家族を待つの
が合流に数年かかり、フィンランドへは難民として受け入れられてもうすぐ3
年になる。国外脱出の理由はいうまでも無い。サダム・フセインの名前を聞い
ただけでRasimの顔は苦しげにゆがむ。
「私はフセインが母国にした事を考えると怒りを感じる。祖国では命は危な
かった。自由なんて口にも出せなかった」と歴史教師であり詩人でもある彼は
語る。Al-thaherによると、イラクでは95%の人がサダムに反対している。し
かし国外にいて見えるのはフセインの用意したプロパガンダによるコメント
だ。
「暴君政治は終わらせなければならない。だがブッシュのやり方ではだめだ」
フセインは元々アメリカの列車に乗って、つまり援助があって力をつけた。
AL-thaherはイラクは数千年の歴史がある国家だから、チャンスさえあれば現
在の政府をひっくり返す願望は人々の中にある、と信じている。サダムは偉大
というには小物さすぎる。アラビアの格言で言えば、『既知の悪のほうが未知
の善より良い』である。
AL-thaherは問う。「アメリカはイラクを壊滅させるつもりなら、なぜ最初か
ら国家再建計画まで作っておかないんだ?2,3日で終わらせるなんて不可能
だ。時間が経つにつれどんどん難しくなる筈だ,一年でも短い。」彼はイラク
軍将校だった経験から言っている。イランイラク戦争でも、1990年代始めのペ
ルシャ湾でも戦った。「フセインとヒトラーの違いは、ヒトラーが自軍を少し
でも気にかけたのに対し、フセインは自国民をなんとも思っていない点だ」
「アルカイダとの関係については知らない。しかしこれは確かだ。フセインは
テロリストだ」
バグダッドの親類知人の事に話が進むと、Al-thaherの顔が暗くなった。週に
一回は電話で連絡を取ってきた。「あちらの知人達にはもう希望などない。ま
たアフガニスタンの時のように、一般市民に犠牲が出るだろう。子供達が聞く
んだ。『イラクの子どもたちしんじゃうの?』って。どう答えたらいい?」
彼は静かに言う、女子どもや年寄りを避けて兵士だけを殺せるような武器など
無い、と。「サダムの為に私の青年時代はメチャクチャになった。今度は国が
そうなるのかと恐れている」
(SatakunnanKansa 3/19 2003)
++++++++++編集後記++++++++++++
如何でしたでしょうか。
のん気にメールマガジンを出していられるのも、今は安全な場所に住んでいる
からですが、日ごろ忘れている大事なものについて考えてしまいました。屋根
のある家で寒さ暑さをしのげ、食べ物もあって、インターネットにつなげる。
当たり前だと思っているとありがたい、と思う感覚が麻痺しています。
上記イラクの方は、私も知っています。移民向け語学コースで2週間一緒でし
た。奥さんはジャーナリストです。夏はアラブ料理をマーケットで売っていま
した。
日本政府の米国の攻撃支持ですが、北朝鮮などの事があるだけに立場上あの方
針になるのでしょう。
同じ様に米国と同盟関係にある韓国の声明はあっさりと「国益につながるから
支持」とあって正直だなと感じました。、、と書いていたら20日の参議院で小
泉さんが同様の事を言っていました。
ちなみにフィンランド人の中にも人間の盾として残っている人が居るようで
す。
ちょっと話を変えましょう。
それでも、夜がきて朝になり、もうすぐ4月、ガーデニング好きにはシーズン
到来です。1月終りには既に各園芸店や大型店などから、種子や球根のカタロ
グの広告が新聞に掲載されます。
今年は何を植えようか、好きな人たちはカタログのページを繰ってあれこれ想
像して楽しむわけですね。私はコリアンダーの種を見つけ、今年は薬味関係を
ちょこちょこ植えてみようかな、と考えています。しそ、三つ葉、コリアン
ダー、ねぎ、等など。ガレージの裏の野原に、既にイースターのシンボルで使
われるネコヤナギが白い毛のつぼみをたくさん出しているのを見つけました。
今年のイースター(復活祭)は4月末なので、その頃にはもう無さそうですし、
枝を切って花瓶に投げ入れました。
16日に終わった総選挙の結果については、下記フィンランド政府観光局さんの
FinlandThisWeekにて写真つきで詳しく載っていました。
http://www.moimoifinland.com/thisweek/vaalit.html
そこで以前私が勝手に訳した政党名がどうも間違っていましたのでここでお詫
びいたします。
それにしても元ミスフィンランドのタニヤ・カルペラさん32歳、(ちなみに私
,30歳です)得票率もかなり高くらくらく当選しましたが、恋人の元大蔵大臣サ
ウリ・ニーニスト氏がフィンランドでの政治を離れ、欧州投資銀行に就職し
ちゃうのに大丈夫なのでしょうか。そうか、遠距離か、、、(注;勝手な想像)
彼はロシアの隣国の大蔵大臣という経歴を高くかわれ、投資銀行でのロシア関
係の案件に手腕を発揮する事を期待されているよう。
元首相だったエスコ・アホ氏(若くして首相になった為ケネディ大統領となぞ
らえられた事も多かったとか)も「他にも人生にはやる事あるしね」と昨年独
立記念日に既にコメント、本当に辞めちゃうようです。以前マガジンでご紹介
した、自分が会員権を持っているゴルフ場に補助金を出して大臣辞職したス
ヴィ・リンデンさん、返り咲いてました。なんでだ!地元Ouluでの人気が高い
んでしょうか。それから前福祉サービス大臣とでも訳せましょうか、大臣職に
ありながら4番目の子どもの育児休暇で一年休んでいたスウェーデン国民党の
Eva Beaudet女史は、「次期は大臣職に興味は無い。子どもが一番」とあっさ
りしたもの。こんな事日本で言ったらだから女は政治を任せられないとか言わ
れそうだ、とつい日本ならどうか、と考えてしまいました。
フィンランド関係のとある掲示板で、大統領、首相、の役割についてご質問を
受けまして,私もあやふやでしたので調べてみました。今回は長くなったので
次回辺りにまとめます。
最後に、2月末からフィンランドのメールマガジン仲間が増えました。ヘルシ
ンキ在住の多趣味なみほこさんが発行しています。まぐまぐから検索できま
す。「フィンランドつれづれ」というタイトルで発行されています。お仕事
もしておられるので一応不定期ですが、これまで定期的に出されています。
毎回様々な情報を簡潔にまとめてあり、読みやすくて面白いですよ。
私のマガジン、いつもだらだらと長いだけなので見習いたいです。
下記から登録できます。
http://homepage3.nifty.com/MihokonKotisivu/merumaga.html
では、今日はこの辺で失礼致します。
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発行者:たの字 tanoji0718@yahoo.co.jp
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Brown/8207/
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解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000088040.htm から。
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