こんにちは、発行者のたの字ことセルボ貴子です。
ご購読、有難うございます。今回は日本やアメリカでは大変な騒ぎになる
バレンタイン・デーについて。フィンランドは静かなものです、、、そし
て「友達の日」となっています。
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フィンランド こぼれ話 第 36回
-2005/2/21-
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フィンランドはシポー(Sipoo)に住む8歳の子供たちが「友達とは?」に答え
ています。
「友達は休憩時間が終わりかけていても助けてくれる」
友情って何?Janina Uschanoff(ヤニナ・ウスチャノフ)とVenla
Kappari(ヴェ
ンラ・カッパリ)は最初、赤ちゃんの頃に公園で出会った。友達(ysta"va")と
仲間(kaveri=友達にも使うが、軽め、pal位の意味)には違いは有る?
「有る!友達に対しては信頼できるし考え方も似ている。後このヤニナみたい
に、学校の休憩時間が終わりそうでも、困っていたら助けてくれるもの」ヴェ
ンラは力をこめて言う。
思っている事、秘密や心配事は、自分の大事な友達と分け合うのが相応しい。
一人が病気になれば、残された方はとても心細くなる。「私はもう慣れて来た
けどね、Venlaはaグループにいるから、一時間早く学校から帰る事も多いし
ね」
翌日彼女達はまた一緒に自分たちの言葉でおしゃべりを楽しんでいた。部外者
がそばにいる場合は、彼女達は遊びで秘密の名前で呼び合ったりする。何か一
つ、秘密を教えてくれる? 2人は顔つき合わせてひそひそ。「だめ。二人の秘
密だから、誰にもいえないの。」と意見一致をみたようだ。
『黒い靴下(フィンランド語で焼きもちや嫉妬の事 mustasukkaisuus)』もど
うしても時々関わってくる。「誰でも時には焼きもち焼いたりするんじゃない
かな、意見が違う事も有るしさ。それに完璧な人間なんていないんだし」と9
歳のVille Saari(ヴィッレ・サーリ)は言う。ただし、8歳のAntti
Ja"a"skela"inen(アンッティ・ヤースケライネン)が言うように、「本当の友
達は後でちゃんと許してくれる」「勿論、謝るのは簡単じゃないけどね」とは
考えかんがえ、出てきたコメント。
彼らがいうには、「誰でも1人でいたくは無い。だから遊びたければ仲間に入
れて、と聞かなきゃだめ。待ってるだけじゃ輪に入れないよ」とVilleは
真面目なアドヴァイスとして教えてくれた。「男子は女子とも勿論遊べるよ。
でも遊び方はやっぱり違うね」Anttiは指摘する。「プレステ(pleikkariと
フィン語では略される)やチャンバラは男子の遊び。バービー系は女子の遊
び。
でも、どって事無いじゃん、もし男子がバービー好きでも」とVille。
「仲間内で、一番最初ニ自転車に乗れたのは女の子だった。みんなで何で?
って不思議がったんだよ」最後に2月14日の友達の日について。「友達同士で
カードを送りあったりするよ」
(Helsingin Sanomat 2/11 2005 pp.D10 Lapset)
++++++++++編集後記++++++++++++
如何でしたでしょうか。
恋人同士なんて言葉はどこにも出てこないんです、フィンランドの2月14日。
ヴァレンタインデーと言うのもちょっと違うような。テレビなどで見かけるの
は、郵便局の「カードを送りあおう!」的な宣伝位。あとはカップルの男性側
が、女性にバラの花を一本(が普通で、余裕が有れば本数増加、かな?)贈る程
度。子供たちも学校や幼稚園などで、工作で一応ハート型の赤いカードを作っ
たりしています。(帰宅途中の子供の胸に日も出かけてあるのをたくさん見た
...)
フィンランドでは、いわゆる日本でお店で見かけるようになったアメリカ的習
慣はそれ程根付いていません。ハロウィンもかぼちゃのおもちゃ等見かけるよ
うにはなりましたが、子供たちが仮装してどこかに行くというのは余り多くは
無いです。
変わりにNuutin pa"iva"ヌーッティの日というのが、1月半ばに私の住む地方
にはあります。近い将来たくさん撮り貯めた画像を公開したいのですが、、こ
の日は各家庭でキャンディーを買い置きして備えます。イースターは東フィン
ランドのほうが盛んです(ロシア正教の影響でしょう)。西のサタクンタ地方で
はまだ少ないですね。徐々に広まってくると思われます。
さて話戻って、この「友達の日」の習慣はフィンランドでは1980年代に始まっ
たそうです。私自身は、今年は自分から何もあげることなく(一日で5箇所
ぐらいミーティングや約束があってほんとに忙しかった)夫がバラの花を買っ
てきてくれてそれで終わりました。航一はお向かいの一歳下の子から、手作り
の「お友達の日カード」を貰いました。後は、数人の知人が携帯電話のテキス
トメッセージか、画像つきメッセージ、E-mailで友情にちなむエピソードや
ジョークなどを送ってくれました。
日本にいたらニュースにもなっていた一粒千円のチョコとか買っていたのか
も、、、ホワイトデーの話をすると、「へぇぇ!」と驚かれます。
この日は、地方の最大紙(といっても上記のHS紙とはページ数もレベルも比較
になりませんが)がインタビューに来るので、朝から片付けと掃除に終われ、
朝の公園通いにも行き、他の用事も済ませて記者に出すケーキを買ってきてぎ
りぎり午後2時取材に帰って来れました。その新聞に毎週ついてくるタブロイ
ド版の別紙が大幅リニューアルするので、それに相応しいテーマという事で4
人の外国人を取材する事になったとかで、トルコ人の友達が私を紹介してくれ
たのがきっかけです。これまでもその新聞には2,3回写真や名前が出た事は有
りますが、何かのイベントでいきなりちょっとインタビューしてもいですか、
という状態なので、翌日発行されたのを見たら名前が間違っていたり(まあ、
日本でもフィンランド人の名前をちゃんと書けていないしなァ.片仮名に直せ
ない名前もあるし、、、)言った事と反対の事が書いてあったり(ほんとにち
ゃんと聞いてたの?と額に青筋したり)散々な目にあっているので、今回は発
行まで1ヶ月あるのを幸い、ゲラを見せてもらうことにしました。この規模の
新聞にある程度目に付く広告を出そうとすると、2,3万円程度すぐかかるんで
すよね。なので無料で宣伝できると思って喜んで受けました。家でも航一にご
飯食べさせている所とか台所でコーヒー入れてるところとかばしゃばしゃ写真
に取っていましたが、横から取ったのを使ってくれたら、おなかの大きい写真
なのでいい記念になるかもしれません。仕事してる所の方が会社的には良かっ
たかな、、。次に、数日後、合同写真をとるということで待ち合わせ時間に新
聞社の横のカフェに行ったら、そこから更に移動、なんでも「当たり前的な風
景ではなくて、毎日の情景に近い”構図”がとりたい」という事で車に乗って
いったら、なんと連れて行かれたのはうらびれた道端のグリッリ・キオスキ
(ハンバーガーやソーセージを売っている立ち食いの所。住んで4年、一度も
行った事の無い店でした。他のメンバーは前述のトルコ人女性、ロシア人の
15歳の中学3年生、アルジェリア人の15年在フィンの男性と私と航一。航一も
薄暗い所に連れて行かれて笑顔を要求されても出てくるわけも無いんですが、
、、そのつもりがなかったにしても、馬鹿にされてる気がしましたね。なんな
の?移民にはこういう店が合ってるとでも?とあとで文句が出てきたのですが
、4人集まる時間をまたセッティングするのも大変だし、前にも書いた通り、
ただでできる宣伝だと思って収めました。その場ではキオスクの経営者前なの
で言えませんでした。私自身もしがないSOHO経営ですので、、店出たところ
ですぐ言えばよかった、こういう時小さい子連れだと強く出られない場面も
良くあります。なんででしょうね、攻撃的なところを子供の前で出したくな
いのかもしれませんね。あとベビーカー押して子連れだと、手助けしてもら
えることも増える代わりに、余計に移民扱いされるという事も実はあります。
1人だと英語でぱっときつめに返したりして相手にそれ以上いえなくさせると
いう事もできるんですが、母親の顔になっちゃうんでしょうか。
他の人からも同様の話(あえて英語を使うケースもある)を聞いた事がありま
す。
更に、私は、怒るのが遅いので、文句を言いそびれる事が多いです。その点、
旦那は必要とあらばすぐ丁丁発止の体勢になることが出来ます。これは低文脈
文化(言わなくても察しようとする日本は高文脈文化)の人と喋る時、特に必要
な能力で、(ドイツ系とか、アメリカ人とか、、、)言うべき事はすぐ言う、数
日後になんか蒸し返すと、なんであの時言わなかったんだ、という事になるの
が落ちで事の解決にも影響を及ぼすのです。まだ訓練が足りません。
さて、記事はどんな形で出来てくるか。新聞社のネット上にあれば、またご紹
介します。スキャンしようかな。
一週間前には、職業訓練校で5時間ぶっ続けで文化紹介をやったのですが、そ
れももっと小さ目の地元紙に取材されました。名刺も渡したので珍しく名前も
正しくて、記者もちゃんと言った通りに間違いなく書いてくれてました.珍し
いです。嬉しかったです。
大失敗だったな、無礼だったな、と後悔していることがあります。最後の時間、
特別学級(何らかの障害がある為にこのクラスに入っている大人のグループで
将来は学校や施設のコックさんを目指す人たち)に自己紹介のとき、二人目が
もうすぐ生まれることと、「元気な子供が生まれて欲しいと思っている」と
言ってしまった事。普通に言っている事ですが、後に彼らは赤ちゃんの頃に
病気があったり、と言う背景があったのに健康じゃないといけないなんて事を
言った私はなんと傲慢だったんだ、、と。これからよく考えて物を言うように
します。
会社は今合同会社(日本語で言うとなんでしょうね、社長はいない、パート
ナーが同等の権限を持っています。収入については契約書で%を指定できるん
です)手続きを進めている所です。来週スキー休暇だからまた時間がかかるか
もしれません。休みを取る人も多いですので。夫は私の代わりに首都圏に省庁
関係のお客さんが日本から来るので、通訳に行ってくれます。さすがに私はも
う遠出は出来ませんので、、、公園ママさんたちも「どう?2,3週間後にはベ
ビーカーにちっこいのが寝てるんだよ〜」と言って来たり、私と夫が病院に最
後の超音波検査してもらいに一昨日でたら、お向かいさんが出産だとカン違い
したり、周りのほうがドキドキしているみたいです。別のお向かいさんが3ヶ
月前に出産だったんですが、私も毎日気になりましたからね、まだ車があるか
とか、まだおなかが大きくて散歩してるな、とか外が見えるときに思ってまし
たもの。男か、女かも一般的な話題です。もう男がいるから、やっぱり女の子
も欲しいよねぇ、とか、どっちでもいいよね、男だったらブルー系の服も全部
揃ってるし、とか。
では今日はこの辺で失礼します。(夜中1時半です)
たの字 拝
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発行者:たの字 tanoji0718@yahoo.co.jp
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セルボ貴子
Wa Connection www.wa-connection.net
海外書き人クラブメンバーになりました。
http://gogo.chips.jp/kakibito/
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解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000088040.htm
から。
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