2002年1〜3月

 

 

No.14 政治がらみ

くだんのトゥオミオヤ氏はフィンランドSDP党の所属。あえて訳すと社会民主党であるが、フィンランドは政治的に左寄りが強く、現首相もSDP所属。この度、トゥオミオヤ氏はSDP代表選出に乗り出す模様。

ちなみに、フィンランドは一院制、10以上の政党があり、主なものとしては、上記 社会民主党 (SDP),フィンランド中心党? (Kesk.), 国民連立党、(Kok.) これらが3大勢力。以下、左派党 (Vas.)、スウェーデン系国民党 (RKP),フィンランドキリスト教党(SKL)などがある。

フィンランドの外務大臣Erkki Tuomioja(エルッキ・トゥオミオヤ)氏は昨年秋に一度、雑誌のインタビューにて中東関係について失言をしている。それがおさまったと思ったら、また今回、インタビューにて「ああいうリーダーではいつまでたっても問題は解決しない」という意味の発言をしたということで、イスラエル大使館から強い苦情申し立てがあった。在イスラエルのフィンランド大使館は関係者の神経を必死でなだめていたらしい。  3月中旬 TV YLE1の数日にわたるニュースより

No.13 折角(って自分の都合ですが)なのでベビー関係をご紹介します。

'01秋のベビー・幼児雑誌「Kaksplus」より。マタニティパッケージへは、歩き始めた子供用の靴も欲しいという声が多数あるらしい。しかし、靴は大人と同じ様にそれぞれ足の形などが関わってくる為今のところ実現の可能性無し。

No.12 3月中旬までのニュースとちょっと統計も引っ張ってきました。

Finnairスタッフの制服が一新! (3/14Satari)3月末に正式に替わるそうだが、注目はこれまでダークブルー?だったフライトアテンダントの制服が水色(ライトブルー)になり、在パリのフィンランド人デザイナー、アンナ-カイサ・フットゥネンによると、「年齢も体型も仕事内容も個性も違うスタッフ一人一人に合うように」だそうである。13日バンター空港の機内でもお披露目があった。ワンピースタイプでダブルの4ツ金ボタンのジャケットワンピースタイプとでも言えば良いか。ちなみに写真では男性アテンダントの制服はあまり変わったように見えず、ダークスーツに袖にラインが入ったもの。
KolumbusからElisa Internetへ(3/13Hesari) 在フィンの方には御馴染み、エリザ。といっても首都圏の人だけか。Elisaとはヘルシンキ圏の電話網を管理する会社でネットプロバイダーのドメイン名はKolumbus(コロンブス)。これが経営判断でエリザ・インターネットへと社名変更をすることになった。従って、これまでの「aaaaa@kolumbus.fi」が「aaaaa@elisa.net」になる。

No.11 3月の始め頃までのニュース

Kauppalehti(経済紙)より。ヘルシンキに商科大学があり、そこのMBAコースは欧州ランキングでも結構上位な事でも有名。今回そこの学生達の意識調査を卒業課題でやった人がいる。彼らの価値観・・・「大事なものは?」頭脳、金、地位、名誉、柔軟性など。「就職は何を考えるか?」・・・大手企業、特に金融、コンサルなど。逆に、アメリカなどと違って、フィンランドの学生には起業家精神がやや低いよう。彼らのバーでは、葉巻をくゆらすピンストライプスーツの学生君も写真に写っていた。    (コメント)に、似合わなかった。いきがってるだけじゃないの?「シガーとコニャック」はそれに見合う年齢と経験も必要だと思います。
☆フィンランドの結婚と同棲結婚 (TV YLEニュース)ここ数年、普通の結婚している夫婦から産まれる子供より、結婚外の関係から産まれる子供の数が半数以上を占めるというニュース。ある若夫婦(40台前半か)は、『私達にとって結婚するという事に価値が見出せない。結婚でなくとも同じ様な関係は築くことができる』その夫婦は子供の洗礼に来ていたのだが、牧師氏も『最近の人たちはねぇ(溜息)あまり旧来の考えに縛られないから、、』とのこと。ますます増える事だろう。
☆上に引き続き、別の新しい関係についてのニュース。3月始め、このほど国会でも可決された同性同士の結婚が認められ、ある地方の町で牧畜業を営む2人の男性パートナー達が晴れて公に結婚できる事になった。彼らはとても嬉しそうに、頬を染め、誓いのキスを交わした。ハネムーンはコペンハーゲン、勿論彼らにとって自由な雰囲気の町。パーティではおのおのの家族が彼らを祝福し、贈物をし、、という至って幸せそうな雰囲気。ただしまだフィンランドでも同性カップルは養子縁組にて子供を持つ事は出来ない。

※別件で、よくデンマークもニュースに出るが、ただし「外国人受け入れ問題」について。移民も多く、問題もまだまだ多いらしい。同性愛者などにとっては住み易いところではあるだろう。


No.10  2月のニュースで覚えているもの、、、(後はへェェ〜そうなんだ、といいながら頭を素通りしています、、

フィンランドで刑務所入所者数増加(YLE)刑務所関係も最近良く目にする。テレビで放映されている画面を見る限りでは、フィンランドの刑務所はとっても設備が整っていて、ヘタな日本のビジネスホテルなんかより余程居心地が良さそうだ。採光の良い室内、テレビ、ポスターも好きなように張れ、食べ物も栄養が整えられ、、、、という事であまり刑務所を嫌がる犯罪者が減ったのか、入所してくる懲役刑の人数は増える一報らしい。そして全国的に空きが少なくなる。

麻薬中毒の母親から(YLE)生まれて来る子供が数は少ないながらも増える傾向にあるという暗いニュース。アルコールの問題と共に、フィンランドではドラッグも時々問題になる。こういう子供達へのサポートも忘れるわけに行かないという内容だったが、聞いていて気が重くなる。

ユーロに変わってから(YLE)2月末に、1月の状況がニュースで流れた。やはりユーロになって、物価がじわじわと上がったというのが実際らしい。切捨てではなく切り上げされたようなイメージ。また、マルカ表示の切手が二月末で使用期限が切れ、マルカももう普通の店では流通しなくなった。ということで、2月最終日の銀行は大忙しだった模様。

フィンランドでの生徒の外国語学習事情(YLEニュース、SatakunnanKansa)今のところまだフィンランドは公用語は二ヶ国語ある。スウェーデン語とフィンランド語。主流は勿論フィン語で、年々、スウェーデン語を話すスウェ系フィン人も減ってきてはいるけれども、国会議員になるにはスウェーデン語が話せければいけなかったり、上流といわれる(皆平等で貴族制度もない共和国のフィンランドで変な響きだけど)学校もスウェーデン語教育の学校があったり、ちょっぴりエリートの薫りがする言葉でもある。フィンランドでは、小学校に入った辞典で第一外国語を選ぶが、ここ数十年、スウェーデン語が多かったのが、最近小学校の時点で英語を選ぶ児童がかなり増えている模様。中学校に入って、小学校で選択しなかった言語を学習する事になり、そこでスウェーデン語にやっと接するといった風らしい。また、第二外国語で人気なのはフランス語、ドイツ語辺りが主流。


No.9  1/20-26の週のニュースサマリー。

カルヤランピーラッカ北海道で発売(Helsinkisanomat)フィンランドのカレリヤ地方の有名な手の平サイズのミルク粥パイがある。昔はこれをうまく作れないと嫁さんにいけないとか言われた代物で、とてもおいしい。人参グラタンバージョンや、ポテトマッシュバージョン、形も結構色々もある。東京でもキノクニヤ二階ベーカリーで買えるが、このたび北海道のある地域(40万人の人工の街らしいが、地名は記事中に無し)のベーカリー協会でフィンランドに数人このパイ作りを習いに行かせ、戻ってきた人から手ほどきを受けて150円ほどをねらいとして売り出す予定が有るらしい。「珍しいものだからこれぐらいでいいだろう、とおもった」ちなみにフィンランドでは70円前後か。健闘を祈りたい。

ユーロ(Helsinkisanomat)・・・「フィンランド人は嫌々ながらもユーロに馴染みつつある」。年明けの浮かれニュースのときは、「やっぱりフィンランドもヨーロッパって感じがするからいい!」という人もいたが、フランクフルト欧州中央銀行のイベントに参加していたフィンランドの子供は「マルカのほうがいい。。。」と言っていた。だが否が応でも慣れていかねばならない。中旬から、コインに含まれるニッケル(欧州基準値を超えていたらしい)でアレルギーが悪化するスーパーレジ担当の人の話が出たり、紙幣の印刷が5ミリずれているものが次々発見されたり、小さい混乱はたくさんあるらしい。  

支払で、手持ちのマルカで払って足りない分をユーロで払ったりすると私も頭が混乱する。

冷水浴は身体にいい?(地方紙SatakunnanKansa)冬になって湖に氷が張ると、「穴あけ釣り」すなわち氷に穴をあけて釣りをする人も増える。さて、サウナだと、夏は湖にばっしゃーんと飛び込むのが通例でも(または雪の中へ)冬は氷に穴をあけるか凍る前のつめた-い水に入って泳ぐ人もいる。これは心臓に持病が有る人には進められないが、血液の循環を活性化させるので健康な人にはお薦め、という記事が有った。皮膚も強くなるそうだ。

フィンランドの子供達の履修外国語(ヘルシンキサノマット)・・・ここ数年小学生達の外国語履修で英語が圧倒的多数を占めている。これまではスウェーデン語履修も同程度有ったのが、最近の海外への目の向け方がそうさせるのか。(注:普通の小学校だと、第一外国語としてスウェ語かえ以後のどちらかを選択。中学校に入って、小学校時に選ばなかった方を履修する事になる。ただし、いろいろなシステムを導入する学校も増えている)

新規原子力発電所について国会で可決(YLEニュース、各新聞)ますます電力需要が高まる中で、新たに原子力発電所を作る話が年末から出てきていた。学生、団体で国会前や各地で抗議運動を何回も行っていたが、国会(フィンランドは一院制)でとりあえず建設が可決された。(結構ぎりぎりの投票率では有ったが)インターネットやら各種家電やらで電力仕様は増えるばかりである。フィンランドは、嵐の時などを除けば停電はまだ少ない方と思われるが、、、これに関してYLEラジオ等でも読者電話インタビューを行い、いろんな人が意見を述べていた。反対派は一様に「水力発電」がいいと述べていたが、日本や中国ではご存知の通り水力発電=ダムを意味し、近隣の人たちは立ち退きを要求されるのが常で、環境破壊も見逃せない。フィンランドの場合、土地の高低差があまり無いので、川の水流を使って発電というスタイルが多い様ではあるが、、、夏しか太陽がしっかり照らないここでは太陽発電は効率が悪いだろう。ちなみに建設予定地はEurajokiの方。(Raumaの近く)でスウェーデン側でコメントを求められた政治家は、「そりゃフィンランドの問題だ」とだけ短く言っていた。

こういうニュースを見ると、少なくとも数週間は、私は家中の使っていない家電のコンセントを抜きまくるという事をやってしまう。コンセントがつながっているだけで少し電力を消費するからだ。という事で夫のPC主電源も抜いてあり、彼がたまに使おうとすると「ピーピー」音がしてしまう。かといって薪を暖炉で燃やすのも、木を使っているわけで、、、フィンランドは人口が少ないからまだいいけどでも森の気を使っていることに変わりは無い、と人間が生きてるって悪い事ばかりだなぁ、なんて思ってしまう。でも数日後には忘れる。(でないと生きていけない)

 


No.8  禁酒の1月!


No.7 1/1(Tue) 2002  ハロネン大統領年頭会見にて、 テロリズムをメインに言及 (新聞,TV等)

毎年新年には、大統領が抱負なども織り交ぜた会見を行うが,今年のハロネン大統領はやはりテロリズムに対する厳然たる態度を貫く事について述べた。また、それに伴う「フィンランドの取っている路線は正しい」とも折に触れて強調している。あとはフィンランドは小国という事で、欧州各国との協調路線はやはり妥当だと思うというようなことを言っていた。(ユーロ参加もそのひとつだろう)

長い余談:タルヤ・ハロネン大統領についての国民の評価は、年末の時点で10点満点中7.7点という高得点(YLEニュースより)だった。なかなかよくやっている、というのが大体の実感らしい。外国人(つまりマイノリティ)として暮らす私としては、少数派を心にかけようとする彼女の姿勢は有り難い。昔同性愛者を保護する会などの代表を務めたことを今でも覚えているお年よりも多く、就任前後は特に年配者から反対も多かったようだが、、、。気の毒なのは、女性であるがゆえに、特に独立記念日などの機会にはメディア(そして一般人)にドレスセンスをこっぴどくやられる事である。この間の独立記念の時は、Euraという町の民族衣装で、私から見るととても良いのではないかと思ったが、フィンランド人で批判する人も結構いたらしい。でもそういう批判をする人に限ってかなりださかったりする。「よく言うよ」てなもんである。男なら、(例えば首相のパーヴォ・リッポネン)スーツ着てるだけでOKで誰も不細工だろうがなんだろうが文句も何もないというのに。余談2:このリッポネン首相、ヘルシンキサノマットの週間テレビラジオ雑誌で「Nyt(Now)」というのがあり、毎回有名人同士の写真を並べて似てる似てないの欄があるのだが、あるとき映画「Shrek」のShrekと並べられていた。かわいそうだったけど、それ以来彼の顔をテレビやらで見るたびに、Shrekがちらつく。顔を緑色にしたらやっぱり似ているかも、、、自分を棚に上げ、失礼な事を思ってしまった。


No.6  12/4 (火)  '01 フィンランドの子供たちは欧州一の読解力 チャンネルYLE1 20:30TVニュースより

4000人の16歳(9年生)を対象に行った調査によると、フィンランドの9年生(中学3年位)は母国語の読解力で欧州内一番の成績を記録したとの事。ただし、書く方はどの国も同じで、読むよりはやや落ちる。これはネットの普及とも関連も指摘されている。


No.5  

30.11.2001(金) YLE TVニュースより 

フィンランド銀行,総裁には金融マンが就任
ここしばらくニュースを賑わせていた問題に決着がついた。政治家のEsko.Ahoと、Irkka.Kanervaの2人が本星と見られていたフィンランド銀行総裁に、大統領はあえてこれまで銀行、保険会社などで働いてきた経験豊富な金融畑の人を指名。43歳と働き盛りでもある。ハロネン大統領曰く、「銀行経営に政治家は不要」だとか。首相はあえて積極的なコメントは残さなかった。

 
30.11.2001(金)「ポリに正教会
地元の話題で申し訳ないが、地方行政の一端と言う事で、、、フィンランドでは90数%の人々がルーテル派プロテスタントと言う事になっている。残る10%のうちにカトリック、正教(ロシア正教等も含め)、イスラム、仏教等ここでの少数派が続く。今回ポリで決まったらしい正教の教会建設地はなんとルーテル派の墓地の中の敷地。建設決定の理由は、、、KaupunginJohtaja(町長?)が正教派だからと言われている。なんだか、、、ワンマンぶりが目立つSDP(社会民主党=フィンランドの与党)の町長さんなんであった。

No.4 父の日  11/9 (夜8時、YLE1のTVニュース) 明後日11/11日曜はフィンランドでの父の日。1950年代からこの11月の第二日曜が父の日となった。最近では「父の日」商戦も活発化、色んなお店で「お父さんへこれを買おう!」などの広告が増えている。Suomalainen Kirjakauppaではここ数年本の売上はクリスマス時期にも迫るほどで、「母の日より圧倒的に本の売れ行きがいい」と嬉しそうな店の人。  コメント:母は本を読まないって事か、、、?多分花束の方が多いんだろうとは思うが。ちなみに、フィンランドでは、まだ父親でない夫へも小さなプレゼントをあげたりするらしく、クラスでも「Tは旦那さんに何してあげるの?」と聞かれた。うちは「親になってからでいいね〜」などと2人でいっていた矢先だったので、、、ベッドブレックファーストで許してもらおう。


No.3 11/2 国内で約50万人がノルディック・スティックで定期的に歩く HS フィンランド語でSauvaka"vely(サウヴァカヴェル)というスキーストックに似たものをカンカンと慣らしながら、トレーニングウェアでフィンランド人は散歩する。今回の記事は、人口の12%近く、正確には480,000人が週に一回以上はこれで歩いているとの事。15歳以上を対象とした年齢別の統計では、60歳前後が一番多く趣味とする人たちの中で20%以上を占めており、10代は一番少なく3%前後。  コメント:これで歩くと,普通に歩くより20%余分にエネルギー消費するとか。私も一度試したが、どうも、、、しっくり来なかった。ちなみにこれをやる人はちょっとばかしダサいというイメージが無きにしも非ず。ノルディックスティックと無理して英語には訳せるが、北欧諸国の中でもフィンランドにしかないらしい。長さはスキーストックよりやや短め,価格は日本円にすると2千円もしないだろう。


No.2  11/2 Fri '01 タイヤ換えマン大汗の一週間 HS フィンランドでは、10月終りに車のタイヤを冬用スタッドタイヤに替えないと罰金という制度になっている。この10月最後の週は従ってタイヤメンテナンスのスタッフ達には大忙しの時期となった。


No.1 10/26 '01 最後のマルカ単位発売切手 HELSINKISANOMAT(以下HS) ←少々お待ちを。