ししとうは子沢山! 1本の苗からいったい何個のししとうがとれるのだろう。Plantをよく観察すると、上図にあるように、1本の幹が2本に別れ、その各々の枝がさらに2本ずつに分岐する。これをずっと繰り返してゆく遺伝子がししとうの苗には組み込まれている。そして、分岐した場所に各1個のししとうが結実する。すくなくともそういう遺伝子が組み込まれている。したがって、枝分かれが進めば進むほど分岐点は増え、結実するししとうの量は等比級数的に増えてゆく。上図の数式にあるように、n分岐まで進むと、結実ししとうの総数は、2のn乗マイナス1で表される。 花咲爺は庭のプランターに植えた苗で、nが11まで分岐したししとうの木を観察している。第八分岐までで、255個であるから、11分岐したばあいの数は天文学的数字?となる。 しかし、これは理想的に育った場合というか、理論的な性質であり、多分どんなにうまくやっても天文学的数字は実現せず、若干小さな値で落ち着く。 この理由は水分とか栄養が全部の枝に均等に行き渡らせることはむつかしく、片効きになる結果、分岐した片方の枝の成長が鈍り、理論通りにはなかなかならない。しかし、花咲爺のプランターでの栽培経験で、分岐数11段、総収穫数120個というのは過去に達成していると信じている。 地植えの場合は当然のことながら、もうすこし成績が良くなる。
成績の良い苗だと、才一分岐の際に、3本の枝に別れることがある。こうなると公式はもはや持ち出さず、只管毎日収穫に精だすこととなる。花咲爺は完全無農薬でいずれの野菜も栽培しているので、収穫量は農薬使用の場合より、若干収穫成績が落ちるが、畑仕事の合間に取立てのししとうをその場で「つまみぐい」できるメリットを有している。
1本のししとうから何個とれるか?