ひとりごと プリママ編 2003/01〜04月



預ける勇気 ちょっとうれしいこと 卒園式 異様な食欲 3月は別れの月
桜満開 第1回森歩き 祝!入学 学校へ行ってきました 外食の条件 めじ3年生




■2003/03/10 (月) 預ける勇気 

来春からのめじの通級時、プリシンの過ごし方が決まりました。
夫が先に日記に書いたからご存知の方もいらっしゃるでしょう。
私はみんなの前できちんとお願いをしてから書きたかった。
それまで待っていたのだけれど。

慣れ親しんだ園庭で、ボランティアのお母さん達が面倒をみてくれることになった。
私たち親子にとってなんてありがたい話だろう。
一時ケア施設で断られ、専門機関を探すと高額で我が家にはとても無理。
身内ほどあてにならないものはない。
実家の母に事情を話せば駆けつけてくれるだろう。
でも高齢の母、おまけに足が不自由。
追いかけられるはずがない。
めじには可哀想だが、通級はあきらめる方向で私の中では決まっていた。
もしくは緊急のフリをして一時ケア施設を月に1度だけ利用して
あとの日はプリシンとカラオケでも行こうかな?と考えていた。
晴れていればひたすら歩くことができるけど
雨が降ったら行く所がないもんね。
家で過ごすのはプリシン自身がいやだろう。
泣いて走りまわる様子が目に浮かぶ。

彼を連れて買い物も難しい。
その点カラオケは個室だし、大声だしても気兼ねしなくていいから。
ちょっと楽しそうでしょ。
でもめじの様子も見たいなぁ・・と思う気持ちもある。
一人でがんばってきたけど、私にできることはもはやこれまでか〜と思っていた。

私になかったものは「他人に預ける勇気」だ。
申し訳ないと思っていた。
今でも思っている。
親でさえ大変なのに、他人にお願いできるわけがない。

子供はだんだん大きくなっていき、親は年老いていく。
いつの日か他人のお世話になって生きていくのだろう。
私が!私が!と抱え込んでいたのでは彼の為にもならないだろう。

就学を機会に私も変わらなくては・・・ね。
私を支えてくれる人がいるということに、涙が出るほど嬉しいです。
私も誰かの役にたって恩返しがしたいと思う。
私にも何かできるのだろうか?

■2003/03/15 (土) ちょっとうれしいこと 

3人の子供がいると衣服も当然多くなります。
家で着替えるといえば、お風呂の時と朝起きた時。
最近は減ったけど、私も子供と一緒にお風呂に入っていた時のこと。
私が半裸状態で服を着せていました。
でも最近はめじがプリシンを洗ってくれるようになり(1回30円のバイト)
あーも自分で体や髪の毛を洗えるようになり大分ラクになりました。

楽を知ればその先の楽を求める。
お風呂上がりも自分達で着替えておくれ!です。
「パンツどこ〜?」や「パジャマがナイ!」と毎回私の手を煩わせる。
考えた結果、1人1個のカゴを買ってきました。
その中にパジャマや朝着ていく服を入れるようにしたら効果的面!

めじが青・プリシンが黄色・あーがピンクのカゴ。
朝パジャマを脱いだらたたんで入れるという習慣もつきました。
あーはとても丁寧に服をたたむので、大人がたたんだように綺麗。
プリシンもわりと上手にたたんでます。
めじ・・・・あやつだけはいつも「学校に遅れる!」とか言いながらやらないな・・。

そんな日々を送っていたら、驚くことがありました。
めじとあーは自発的に着替えるのですが、プリシンは目の前に出してあげないとや
らない。
お風呂あがりに誰も用意してあげなかった。
というか気にもしていなかったのだけど。
寒かったのでしょうね。
自分でカゴを探してパジャマのズボンを履いてました。
それも3個のカゴが重なった状態で置かれていて、彼のが真ん中。
上のカゴをどかしてズボンを履き、また上のカゴを戻していました。

やればできるんじゃない。
自分の物が分かっているんじゃない。
たったこれだけのことだけど、ちょっとうれしかった。

■2003/03/22 (土) 卒園式 

「卒園おめでとうございます。本当はビールか1升ビンってとこだけど
こんど祝杯あげましょうね」
花道をプリシンが竹馬に乗って行進中、友達から頂いた花束の添えられたメッセー
ジ。

今日はプリシンの卒園式でした。
4年間通った保育園。
先生1人が付かなくては何をしでかすか分からない危険な子。
よく通わせてもらえたなぁと思います。
豊かな幼児期を過ごさせて頂きました。

50人の園児が1人づつ保育証書をもらいます。
名前を呼ばれ、園長先生の前まで行ってもらうのです。
名前を呼ぶのは4人の担任の先生方。
一緒に過ごした日々を思い出すのでしょう。
涙声でした。

私も回数は少ないけれど、子供達と接した園行事のことを思い出す。
子供の複雑な心を覗いた感じがしたり
無邪気な心にも触れることができた。
先生方はもっといろんな事を回想したに違いない。

プリシンの番がきた。
名前を呼んでくれたのは、4年間一緒にいてくれた先生。
名前を呼ぶ声が涙でつまる。
それを聞いただけで私も泣けた。

呼ばれたはいいけどニコニコと笑って立っているプリシン。
「プリシン!こっちおいで」と園長先生が呼ぶ。
フラフラとしながらも前へ進み出ることができた。
そして渡される保育証書。園長先生がなにか話し掛けてくれた。
よくわかんないけど笑顔で受け取ったプリシン。

あ〜卒園なんだなぁ。
当たり前なんだけど、この日が来るのはずっと先だと思い込んでいた。
でも今日なんだよね。
入園した時はまだ2歳。
当然オムツのお世話になっていた。
園へ通うようになって、青白い肌の色が日焼けをするようになったこと。
水に執着ばかりしていて、着替えてばかりで洗濯が大変だったこと。
いろんなことが思い出される。

そして最後は園庭を自分の竹馬で歩く。
在園児やその保護者が作ってくれた花道を通るのです。
プリシンは最後から2番目を歩いてました。
最初は泣きながら、だんだん調子がでてきた。
「おめでとう!」「ガンバレ!プリシン」と声をかけてもらって。
花びらをかけてもらって歩く。

面識のないお母さんからも「プリシンおめでとう!」と声をかけられると
「あ〜この子ってやっぱり目立っていたんだなぁ」と変なことを考えてしまった。
本人はおなかがすいて超不機嫌。
ベージュのスーツがよく似合って格好よかった。
卒園おめでとう!

■2003/03/26 (水) 異様な食欲 

私ではありません。
奇妙なことで私の体重は3年間全く同じ。
同時期健康診断を受けて計測したので。

おっと、こんなことが言いたかったわけではアリマセン。
プリシンです。




う〜これを書いているたった今、プリシンが窓からザルを投げた。
まったく!夫は役に立たない。
めじが取りに走って行きました。めじ・・・苦労かけるね。
いつもありがとうね。
今夜もプリシンと一緒にお風呂に入って洗ってくれました。(1回30円ナリ)

ふー。
何だっけ?
そうだ、今日のプリシンは初めてお好み焼きを食べました。
今まで絶対に食べなかったのがどうしたわけでしょ?

今日は訓練会でお好み焼きを作りました。
プリシンはキャベツをちぎる係り。
彼はキャベツが好き。
めずらしく真面目にちぎってました。
そしてホットプレートにスイッチを入れて焼き開始。

あの多動な彼がじーーーーーーーーっと見てる。
キャベツがどこかに行っちゃったのかと思って見てるのかな?
全員の分が焼きあがりいざ「いただきます」の掛け声。
めじやあーはしっかり自分の分を抱えて席に着いていた。
プリシンは食べないし・・・飲み物だけでいいやと思っていた。

しかし!彼の手にはお好み焼きの盛られた皿が。
「食べるの?」と聞くとうんうんと頷く。
ホントかなー?
うお!食べてる!
しっかり1枚食べちゃった。

「お宅は子供が多いからこれ持って帰ってね」とおみやげお好み焼きももらいまし
た。
家に着くとそれを見てるプリシン。
おやつに食べてました・・。

夕飯は食べられないでしょーと思っていたのに
支度をしてるとしっかり着席してる・・。
いつものように食べてました。

今服用している薬の副作用は食欲増進もある。
それなのかな?
今夜のごはんも足りないようで、おかわりを催促してました。
太ってしまったら痩せさせるのは困難だ思う。
なので私達はごはんのおかわりはさせないようにしてます。
好物の味噌汁(毎日作ります)は2杯まで。これに薬を混入。
幸いなことに彼は揚げ物が苦手。
肉も嫌い。
おかずは魚と野菜が多い。

「おかわりチョーダイ!」とごはん茶碗を出しても、貰えない。
可哀想なんだけど・・・ね。
2歳違いの兄を抜きそうな勢いですくすくと育ってます。
食べる量も兄より多い。
うーむ・・・悩む母です。

■2003/03/28 (金) 3月は別れの月 

卒園してからプリシンは3回登園させて頂きました。
その登園した日は同期のお母さん達が面倒をみてくれてました。
「このゆびとま〜れ」の見習い(?)期間中だとか。
たくさんのお母さん達にお世話になってます。

「プリシンママの大変さがわかった」と言ってくれたお母さんもいました。
「いや〜動きの速さはスゴイね〜」とも。
好意だけでこんなに助けてもらうという事、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

懇談会で「親切に慣れてない」と発言した私。
やっぱりまだまだ慣れないわ。
でもとても嬉しくありがたく思っております。
これからも見捨てずによろしくお願いします。

今日は療育センターでめじの心理相談の日でした。
担当の先生にはプリシンもお世話になってます。
最近はプリシンのことで色々と助言を頂き励ましてもらっていました。
とても親身になって考えてくれ、どんなに助けられたことでしょう。
でも今日でお別れでした。

めじの発達検査のために入れた心理相談。
いつもより長い時間いろんな話を聞いて下さいました。
今日もプリシンの物投げの事や傷害保険の事、めじについて困っている事などを相
談しました。

なんだかあっという間に過ぎていった時間。
もう会えないのだなぁと思うと切ない気持ちになります。
その先生から別れるとき1通のカードを頂きました。

「なにもできないけど、がんばりすぎないで」

めじやプリシンへ暖かいメッセージ。
私にも暖かく励まされるメッセージ。
読んで涙が止まりませんでした。

またいつの日かお会いして、子供達の成長を見てもらいたいと思います。
3月は別れの月。
改めて感じた私です。
涙なしではいられない3月。
ああ・・明日は目が腫れていそう。

明日はあーの進級式。
彼女は進級をとても喜んでいる。
どんな1年になるのだろう?
とても楽しみです。

■2003/04/03 (木) 桜満開 

春休み、ああ暇でございます。
春休みでこんなにぼやいていたら、夏休みにはどうなっているんだろう??
ああ恐ろしい。

めじ&プリシンと森へGO。
平日なので誰ともすれ違わなかった。
明日の下見という名目なんだけど。
めじには「明日はプリシンの友達とお母さん達と森へ行くからね」
と話しておいた。
その友達はプリシンと同じように森で走れるのか?と聞いてきた。

プリシンは嬉しいのか森へ来ると走る!走る!走る!
なんで転ばないのか不思議なくらいだ。
追いかける(つもり)の私との距離はどんどん離れていく。
そこでめじの登場。
「お願い〜!追いかけて捕まえておいてぇ〜」の母の声に忠実に働きをみせる。
兄の言うことはわりとよく聞くプリシン。
はぁ〜今日もよく走ったなぁ。
景色を楽しむ時間さえ惜しむかのように走るプリシン。
休憩した場所では桜が満開でした。
去年の今頃もここへ来たっけ。
花吹雪の中、兄弟で映っている写真がある。
また同じ季節ここへ来れてよかった。
明日も大勢で楽しいだろうな。

帰り道寄ったコンビニでアイスを食べた。
プリシンはカップに入ったチョコのアイス。
私とめじはトルコ風アイス。←これはびよ〜んとのびてオモシロイ。

自分のアイスに飽きたプリシンの魔の手が忍び寄る。
・・・私の分は奪われました・・・。
ニコニコとして口の周りにアイスをべっとりつけて
幸せそうに食べてる様子に、つい日々の大変さが消えていく。
やっぱり可愛いんだよなぁ。

自閉症の兄弟、接し方のコツはあるけれど。
この子たちはやっぱり可愛い私の子供達だ。

■2003/04/04 (金) 第一回森歩き 

桜の花が満開でした。
その下で「このゆびとま〜れ」の記念撮影。
兄弟児も混ざっての賑やかな御一行。

プリシンがいつも行く森へ皆で行きました。
最初は舗装された道、そのうちに森の中へ入っていく。
落ち葉の上を進む。
「うわ〜ココはプリシンにとってはスゴイいい所だね」
保育園時代に行った市民の森と隣り合わせの場所。
きっと昔は繋がった森だったんだろうな。
一緒に行ったA先生は「新鮮でおもしろい」とのこと。

興奮気味になったプリシンは靴を何度も投げてしまった。
腕の力が一人前にあるもんだから、遠くへ飛ばすことができる。
最初はお母さん達が取りに行っていた。
でも1人でいる時に投げた時、周りに誰もいなくて
「・・・自分で取りにいくか」って感じで取りに行っていたそうだ。
これには笑えた。

2時間くらいの森探検。
子供達は皆元気だったが、お母さん達の疲れた顔が気になる。
春、花粉が飛ぶ季節ということもあるけど。

プリシンはあきらかにいつもと違う姿を見せていた。
落ち着きがなく、投げる走るのくり返し。
これからどうなるのかなぁ・・??

もうちょっとおとなしい子だったら可愛がってもらえるんだろうな。
「おやつ、お菓子、飴、チョコ」の言葉には戻ってくるプリシンでした。

■2003/04/07 (月) 祝!入学 

     宙をとぶ
     見覚えのある
     あの靴は
     吾子のしわざだ
     入学式       

我が家のプリシンゴ君も、晴れて小学生の仲間入りをしました。
何かやるだろうと思っていたが、やはりやりました。

入学式の最中、新入学の子供達は落ち着かず泣く子も多い。
プリシンもその1人、スーツが嫌なのか泣いてました。
先生に抱かれて座っていたその時・・・。
自分の履いていた靴を投げました。舞台に向かって。
先生に怒られながら取りに行く。
取りに行ったのに何しに行ったのか忘れちゃって
舞台の上からまた投げた。

ちょうど体育館の真ん中へんに落下。
私の目の前あたり。
横に座っていたお母さんは「スゴイ・・・よくあそこまで投げられるねぇ」

恥かしいという気持ちは全くなくて、つい笑ってしまった。
あ〜あやると思った。

プリシンのクラスは児童5人に対して先生は3人。
しっかり1人の先生を独占して中庭を走りまわってました。
そしてドロまみれになっていたのは、プリシンだけでした・・・。
スーツがドロドロだ。
あ〜また明日から汚れ物を洗うのね。       

■2003/04/11 (金) 学校へ行ってきました 

保護者会というものがあり学校へ行ってきました。
これはプリシンの学校です。
午前中という驚きの時間帯!(よく考えれば驚きではないんだけど)
プリシンの様子が見られるので、いそいそと教室へ。
・・・いないぢゃん。
いるわけないか。
担任の先生に聞くと「外で遊んでますぅ〜」との答え。
どれどれ?
いた!片手にプラスチックの皿を持ち、軽快に走るプリシン。
遠目から見ても素晴らしいフォーム。
我が子ながら立派だわ〜。
って関心している場合ではない。

学校での様子を聞いてみる。
「朝のお仕事(着替え等)が済むと外へ飛び出して行きます。
所構わず投げて危ないので、投げていい場所を決めてそこだけで投げさせてます」
ブロック塀に向かって投げるという事のみが許された場所。

ほ〜場所を限定されたのかぁ。
しかし彼にそんな事が通用するのであろうか?
軽快に音がする。
おお〜やってる!やってる!
確かにブロック塀めがけて投げてる。
きっちりプリシンの背後には先生が張り付いている。
かなり意識してるんじゃないかな?
「見られてる」という視線。
だから守っているのでは?
まぁそれでもいいか。
怪我人が出るよりはいい。
そして「いけないこと」ということを理解できるようになればいい。

ついでに昼食風景も見てきました。
空腹なんだけど外遊びがしたい!
何度も窓へ近寄り悲しげに泣いてみる。
「お昼ごはんよ〜」の一声ですんなり着席。

今日から2日間お弁当持参で登校します。
「いただきます!」の声にお祈りの手の形を見せてた。
保育園ではお祈りをしてからごはんだったもんね。
そして訓練会で食べるように、ナフキンをふたつ折りにしてた。
お箸を使って食べ始めたプリシン。
先生達は驚いていたナ〜。
正しい使い方はできないけど、食べたい!とう情熱で箸を使って食べ始めた。

ゆかりごはん・卵焼き・煮豆・ひじき煮・ミートボール・ピーマンとしいたけ、ちくわ、
桜えび炒め・りんご・キウイ

完食です。
早く給食を食べさせたいなー。

スクール・バスが学校へ到着すると笑顔で降りてくるそうだ。
「さあ!今日も遊ぶぞー!」って気分なのかな。
学校が好きなようでほっとしました。

■2003/04/17 (木) 外食の条件 

家族で焼肉を食べに行きました。
最近プリシンが一緒でも、なんとか食べられるようになったから。
お店に入ると「ここは何かを食べる所」と認識しているようで
おとなしくはないけど大分待てるようになりました。

外食には条件付きで行く我が家。

@平日であること
A並ぶような人気のある店ではないこと
B家から近いところ
C夕飯時刻より早めに入店すること

早めに行くと席が選べるから。
ボックス席でなくてはならない。
前後に人が座っている場所はダメ。
物を投げて困った経験がある。
座敷だと落ち着かず、逃走するおそれアリ。
必ず夫婦の間にプリシンを座らせる。狭いよ・・・。
向かい側にはめじとあーがゆったり座る。
注文を取りにきたお店の人は「なんだかヘンだなぁ」と思うだろうね。

家から近い訳・歩いて帰ることができるから。
店に居られず先に帰ったことがある。

昨日も左右前後に誰もいない席で、プリシンを間に挟んで
家族で焼肉を食べた。
プリシンは肉嫌い。
一切れも食べずにスープやごはんを食べていた。
めじやあーは嬉しそうにはしゃいで楽しそう。

日々の食事はプリシン中心だから、たまにはいいよね。
食べられる物がなかったけど、プリシンも御機嫌!
私はビールを飲みすぎた・・・。あははは。

■2003/04/30 (水) めじ3年生 

めじ3年生。
よくここまで大きくなったなぁ。
そして友達ができるとは思わなかった。

3歳まで言葉を話さなかっためじ。
回転物に異様に固執をして、人には関心なく物に関心を示した。
道順を変えれば大パニック。
加熱した物は食べず、素材そのものしか食べなかった。
保育園へ入園するまで食べられる物は数えるほどしかなかった。
白米、味噌汁の上澄み、しらす、生卵、チーズ、牛乳。これだけ。
蒸しパンはおやつによく作った。にんじんをすりおろして、唯一の野菜摂取。

よく言われた「ハンバーグに混ぜればいいじゃない」という言葉。
そのハンバーグすら食べないんだってば!
焼き色がついたものは食べない。
蒸しパンは食べるが、ホットケーキは食べない。
不思議でしょ。

今では給食を残さず食べているよう。
家での食事も作った物はなんでも食べてくれるようになった。
偏食が治ったのは、言葉の理解が進んだからだと私は思っている。
「おいしよ」「食べてごらん」等の言葉を理解し、受け入れるようになったからだと思
っている。
もちろん苦手な食べ物はあるようだけど。
受け付けられずに、胃の中のものを吐き出すことはしなくなった。

これが自閉症特有のものだと知ったとき、私は心底ホッとした。
理由があったんだ。
私のせいじゃなかったんだ。
さんざん責められていたから、なんだかうれしかった。

そんなめじは毎日が楽しそうです。
休日も友達と遊びまくり、昼食をとりに戻ってくるだけ。
食べ終わるとまた外へ飛び出す。
家族で過ごす休日にめじがいないことが多くなった。
電話でのやりとりを聞いていると、よくこれで伝わるなぁと思うことしばしば。
相手もめじのことを分かっているのか?
特徴を掴んでいるのか?
結構スムーズにいってます。

めじ3年生。
大きくなったなぁ。
「大好きな人へのプレゼント」を美術教室で作ってきた。
それは私へのプレゼントだった。
怒ってばかりのお母さんだけど、好きでいてくれたの?
ありがとう。
小さな頃を思い出して、涙した母でした。



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