ひとりごと プリママ編 2003/05〜07月



ごめんね いよいよ ありがとう 順位のない運動会 侮辱
開港記念日 プリシン授業参観 指定席
プリシン近況 あたりまえのこと




■2003/05/11 (日) ごめんね 

「なんでとーとはプリシンばっかなんだよぉ!」

今日も我が家は森へ行きました。
ここしか行く所がないんだけど。
もう何回も行っているから、あの森の全貌はつかめている。
めじもだ。
どこへ行けば何がある・・・くらいは分かっているめじ。

車に乗っている時から「今日は○○へ行こうよ〜」と言っていた。
それを夫が「こっちのほうがプリシンが喜ぶからこっち!」と決めた。
その瞬間めじが叫んだ。

目に涙をいっぱいためて体を震わしている。
そんなことお構いなしに進む夫&プリシン。
めじは動かない。

それを見た夫は「じゃぁプリシンが泣いたらおまえがなんとかしてくれるのか?」
と言う。
涙がこぼれる。
どっちの言い分もよく分かる。
思い切りしたいことをさせてからだとプリシンは機嫌がいい。
道中おだやかって訳。
めじが行きたい方はプリシンにとってはつまらない。

いつも我慢していたのかな?
堪えきれずに泣き出すめじ。
「なんでいつもプリシンばっかなんだよ!」

いろんな場面でこう思っていたんだろう。
たくさん我慢をしてきたのだろう。
身じろぎせずに泣いているめじを見て胸が詰まる。

ごめんね。
いつもそうだったよね。
1番優先されるのはプリシン。
どこへ行くのも、何を買うのも、食べるのも。

「お母さんは○○へ行きたいな〜」と言う。
それでもめじは夫からのお許しがないから黙っている。
今日は○○へ行くよ!わかったね!言うと了解した夫。(将軍様の一声!)
めじが泣くとは思っていなかったからか?びっくりしたからか?

そっとめじに飴を渡すとにっこり♪
「あーちゃんに内緒ね」と言うとコクリと頷くめじ。
ポケットにしまってました。

そしてめじの行きたい方へ行き森を探索しました。
森から帰ると留守電にめじの友達からのメッセージが入っていて
何事もなかったように遊びに飛び出して行きました。
我慢していた気持ちが伝わってきた日曜日。
親としてこれからどうしたらいいのか?
考えさせられる1日でした。

■2003/05/14 (水) いよいよ!
 
いよいよ明日!
めじの通級が始まります。
正確には先週からだったのが、あーの水疱瘡でお休みしちゃったので明日からで
す。

そしてその間プリシンを同期のお母さん達と保育園でお世話になった先生方に預
けます。
同期の子供達も一緒に。
「プリシン隊」と名付けられ、お母さん達のシフト表も出来上がってます。
しかも通級の時だけでなく、懇談会の時もお世話になります。
こんなにしてもらっていいのかな〜?
なんて恵まれているのでしょうね、私って。

当初は遊びなれた園庭で過ごしてもらう予定でした。
でも物投げがひどく、小さな子供達がいる園庭では無理だと思い
スクールバスポイントからめじの通級先まで歩いてお散歩ということになりました。
下見では1時間半もかかり、実際はどうなるのか心配ですが
遊びながら楽しみながら歩いて欲しいと思ってます。

明日バスを降りたら大好きな先生が仲間達が待っている。
どんな顔をするのかな?
通級を抜け出して見に行きたい。
本当に見たい!
見に行っちゃおうかな〜?

明日大雨になりませんように!(願)

■2003/05/15 (木) ありがとう 

プリシン隊の皆さま、ごくろうさまでした。
そしてありがとうございました。
小雨が降る中一緒に過ごしてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

う○こを漏らしたプリシン。
どうやって着替えさせてくれたんでしょう。
屋根のあるところはあったのかな?
大変だったでしょう。

通級が終わり待ち合わせの場所へ向かう。
そこにはいつも一緒だった仲間達がいた。
リコちゃんもいた。
なんだか嬉しかった。

プリシンのことを忘れていなかったんだなぁ。
「プリシン〜今度いつ会えるの?」
来週も遊んでね。

スクールバスポイントへは大勢で出迎えてくれたそうです。
プリシンが降りてくると
「キャ〜!プリシン〜!」と熱烈歓迎。
バスの介助員さんはさぞかし驚いたことでしょう。

また来週お世話になります。

■2003/05/24 (土) 順位のない運動会 

プリシンの通う養護学校の運動会でした。
最初から緊張はなかった。
プリシンがお世話になった保育園の先生も見に来てくれるとのことで
うれしい気持ちでいっぱいでした。

競争意識のない子供達の運動会・・和やかです。
何度も練習したんだろうナ。
意外とスムーズに行なわれました。

近所に住むプリシンの同期の子たちも来てくれた。
「プリシンさぁちゃんとやってるぢゃん!」と見ている側から
脱走を試みたりして・・・。
みんなと一緒に食べたお弁当がとても美味しくて
でも胸がいっぱいであんまり食べられず。

ああ・・プリシン君。君は言葉を話せなくて困ったことばかりしてくれるけど
こんなに君のことを思って仲間が来てくれるなんて。
運動会お疲れさんでした〜!!

■2003/05/27 (火) 侮辱 

今日はプリシンの診察日。
薬を飲んでいるからたまにこうして診察を受けなくてはならない。
また担当の医師が変わった。
ふ〜これで4回目だ。
色々と事情があるのだろうけどね。

面通し・・?っていうか初顔合わせ。
プリシンの行動にかなり驚いていたK医師。
興奮しまくり、いつもと違う部屋、投げる投げる投げる!
ちょっと極端だけれど、普段の行動を見てもらうのにいいかな、なんて考えていた。
K医師が言ったことはよく覚えていない。でも大体の内容は覚えている。
「こんなに物を投げていたら大人になって大変ですよ」
「施設に入ってもこんなことばかりしてちゃ断られますよ」
「小さなうちからきちんと教えていかないと!」
「この投げるっていう行動は止めさせなきゃダメです」
あ〜この馬鹿親にはガツンと言ってやらないとダメだな。
私は医者。私が言うことは正しいんだよ。
見下しているのがよ〜くわかった。

じゃあ私がなにもしていないってこと?
毎日投げる子をただ見ているだけってこと?

「今日は初めてお会いするので、普段の様子を見てもらいたくてこうしてます。
力ずくで押さえてここに座らせますか?迷惑ですか?」
困ってなきゃここに来ないよ。薬なんか飲ませたくないよ。

同席の看護婦さんは我が家の状態を知っている。
プリシンの相手をしながらハラハラとしているのが伝わってきた。

「言って分かってもらえるんなら困らないです」
かなりドスのきいた声で言った。
そしたら驚く医師。ふん!小心者め。
なんで初めて会ってこんなこと言われなくちゃならないのよ。
目の前にあるプリシンの分厚いカルテをよく読んでから言え。
何も読んでないんだろうな。

態度が豹変した。
「この親怒らせちゃったよ」ってか?
投げることを完全に辞めさせるのなら、この子の手を切り落とすしかない。
余程言おうかと思ったがやめた。(恐ろしい・・)

前回まで診てくれていたM先生のほうが良かったなぁ。
4回も変わるとこっちも疲れる。

貰った処方箋を薬局へ持っていく途中、プリシンと手を繋ぎながら歩いた。
言われたことを思い返すと泣けてきた。
自分でも驚くほど泣けた。
泣いている私を見上げて「どうして泣いているの?」って顔をするプリシン。
今までいろんなことがあったけど、今回は特に悔しい。
これまでの事を全部否定された気分だ。

■2003/06/02 (月) 開港記念日 

ディズニーランドへ行ってきました。
開港記念日で公立の学校はお休み。
めじがお休み対象者。
プリシンの学校は県立だから休みじゃない〜。
でも休ませ、あーも休ませて。(またズル休みさせちゃった・・・)

プリシン君の恩恵にあやかってたっぷり楽しめました。
最初に乗ったアトラクションはあーには不評。
怖い〜!暗い〜!スピードが速いのは嫌ぁ〜!
でもプリシンはにっこり笑顔。
脳にいい刺激がいったかな?
めじは興奮気味に「一番楽しかった」と言っている。

あーは本当に怖がりだ。
普段強気なくせに。なんでだ?
すーぐ「おなかすいた」だの「アイス食べたい」だの「喉が渇いた」と言いたい放題。
プリシンは最初は人の多さに泣いていたけど
そのうちに慣れて黙って歩いてくる。いい子だ。
めじもフラフラすることなくついてくる。
霧吹き付き扇風機を買って操作が楽しくて仕方がない様子。
あ〜ラクになったんだなぁと実感。

何回か子供達はディズニーランドへ行っているが、今回は着ぐるみに遭遇すること
が多かった。
プーさんが通りかかるとびっくり驚くあー。
「近くに行ってみようか?」の言葉に泣き出す始末。
いつかパレードの巨大ミッキーを見て泣いたもんなぁ。やっぱりダメか・・・。

昼食時ベンチで休んでいたら来た!来た!来た!着ぐるみ集団。
写真を撮りたくて大勢の人を引き連れていた。
それを見て泣くあー。
プリシンはもっと反応がすごかった。
「ギャー!!」と叫び、食べていたのにそれどころじゃなくなり抱っこをせがむ。
心臓がバクバクしてた・・・。ちょっと笑ってしまった。
めじは反応なし。
「だってアレ人間が入ってるんでしょ」と冷めた一言。
まぁそうなんだけど。

プリシンはいい子だった。
暗い所へ行っても、スピードが出てもおとなしかった。笑ったりしていた。
ちらりと横顔を見ると熱心に見ている。
口をガバーっと開けて驚きながら興味を持って観ていた。(と思う)
結構こういうのが好きなんじゃないかなぁ?
また連れて行こうと思った。
もうちょっとあーの怖がりが良くなっていればいいなぁ。

■2003/06/25 (水) プリシン授業参観 

養護学校に入学してから初めての授業参観がありました。
驟雨だったり止んだりしている空模様。
どうしようかな〜?辞めようかな?でも行きたいなぁ。
結局行きました。大分遅れてだったけど。

教室を覗くとナントお勉強中!でした。
机を2つ付けて向かい合わせにYクンと座り、横には先生が座っている。
2人同時に課題をやるのではなく、どちらか片方が先生に指導を受けていた。
そうなるともう1人は待っていなければならない。
「待ち」の時間、プリシンは食べ物の絵本を眺めていた。
ほ〜これか!プリシンお気に入りの絵本は。
食いしん坊の彼には心ときめく本らしく、自分から本棚へ行って持って来ると先生
から聞いていた。
プリシンが課題をやる番がきてその絵本は隠されてしまった。
でも泣くわけでもなくきちんとこなしていた。(エライなーと思う)
そして終わると先生に「ちょうだい」と手で仕草をして合図。
また手元に絵本がきてニコニコ顔! 良かったねぇ。

ドアの外から見ていた私と目が合った。でも知らん顔。
1、2、3、・・5秒くらいして突然ドアの外へ向かって走り出す。すぐに捕獲されたけ
ど。
「お母さんを見つけてこっちにきたんだねー」と他のお母さん達に言われた。
そうなのかな?今までそんな事しなかったのに。

家の中では感じないけど学校で見るプリシンは
以前と違って落ち着いてきたように思えた。 気のせいかな・・?

音楽の授業は1年生全員が集合して行なわれた。
子供達を飽きさせないように先生方もいろんな工夫をしている。
盛り沢山のメニュー。
どの子も落ち着いて座っていられるようになっていた。
言葉にない子に声を出させるために、歌で声を出すように考えられた(と思う)歌。
マイクを向けて一人づつ誘う。
自己紹介や歌うこともできる子もいてびっくり!
プリシンはマイクを向けられて、匂いをかいでました♪あはは。
いつか出来るようになるかな〜?
気長に楽しみにしようと思います。

■2003/06/27 (金) 指定席 

プリシンが毎日乗るスクール・バスは指定席。
初めは気が付かなかったけど、毎日同じ座席に座らされていた。
乗り込んだら間髪入れずにリュックを背負ったまま、シートベルトをつけられる。
なんかね・・・それがちょっと気になるんだけど。
座り心地悪そうで・・・。

プールが始まり荷物が増えた。
リュックとプールバッグを持たせて登校させたけど、
帰りにはリュックの中にすべてを押し込まれていた。ギュウギュウぱんぱんよー。
持ち込み荷物は1個のみです〜ってことかな?
管理できない子達だからしょうがないんだけど。なんかね・・・。(ちょびっと不満)

そしてバスの窓が開いているのを見たことがない。
空調が効いているらしく適温なんだと。
窓開けたら危ないもんね。
危険。危険。

指定席なのはよーくわかる。
いつもと同じが安心なんだもんね。
バスポイントではプリシンを含めて4人の子達がいる。
待つ位置もいつも同じ。
階段に座って待つのだけど、他の子の座る段数が違うと泣き出す子もいるし
お休みの子がいると「いつもと違う!」で騒ぎ出す子もいる。
全員が揃っていつもの位置にいると、穏やかな空気が流れているように思えるの
は気のせいじゃないだろう。

親達は無言で納得。

プリシンも入学当初は座っていられなくて大変だったけど
今では落ち着いて座ってバスを待てるようになった。
繰り返しいつもと同じがいいんだろうなぁ・・・。

■2003/07/10 (木) プリシン近況 

プリシンの個人面談があり、学校での様子を知った。
相変わらず外遊び大好き!なんだけど朝のお仕事をこなしてから外へ行くというこ
とができるようになったらしい。
スクールバスを降りると(満面の笑み)教室へ。
着替えと私物を所定の位置へ運ぶ。
繰り返しで身に付いたんだろう。

担任の先生は3人。うち1人が男性・M先生。
M先生がほとんどプリシンの担当で、いつも側にいてくれていた。
この間の授業参観では若い女性・Y先生が課題を一緒にやっていてくれてた。
面談ではこのY先生がお気に入りとのことで「ストーカー」と呼ばれる程、後追いをし
ているそうだ。
そしておっぱいをボヨ〜ン♪と触って・・・。
Y先生が他の子と一緒にいるのも許せないようで、泣いて間に割って入る程。
たしかにかわいい顔立ちだし、はっきりと物事を言うから好きなんだろうな。

そしてもう1人の女性・S先生。
この方は背が高く痩せていて、高田文緒似のベリーショートで目が大きめ。
ずっとプリシンは男の人だと思っていたらしく(たぶん)あまり近寄らなかったと。
でもふとしたきっかけで胸に触れた途端「をををを!!」と目が輝き
それからはおっぱい触りに近寄るようになったらしい。
そのS先生は「プリシンに女だと認められて嬉しぃ〜」と言っていた。

むむむ・・・笑っていい話なんだろうか?

今日は学校に所用があり行ったら、プリシンに似た声を聞いた。
車を降りるとスイカ割りをしている集団を見た。
大きなお兄さん達とその中にプリシンもいた。
仲良く座ってスイカを食べている。
スイカが苦手なお兄さんもいて、薄くスライスしたスイカを俯きながら食べていた。
プリシンは・・・もの凄いスピードで3切れ食べていた。
「もう食べ過ぎ!」と言われこれじゃぁ給食食べられないよ〜(内心)。
「プリシンはこんなに食べてもしっかり給食食べるもんなぁ」と先生の呟きを聞き逃
さなかったゾ。

高校生のお兄さん達にプリシンは可愛がられていました。
なんだか不思議な光景。
でもほのぼの〜。ああこの学校に入れてプリシン・・良かったねぇ。

■2003/07/29 (火) あたりまえのこと 


困ったことが起きても自分のことなんだから。
自分でなんとかしなくちゃいけないんだけど、考えても考えても答えを出せない。

自分のことは自分で。あたりまえのことなんだけど。
たぶんすごく簡単なことなんだと思う。でもどうして決断ができないんだろう。

白か黒か?どちらかしかない。中間がない。
誰にも頼ることができない。してはいけない。
自分のことは自分でなんとかしなくてはならない。

分かっているつもりなんだけど。
たったそれだけの事で泣いてはいけない。
分かっているつもりなんだけど、泣いてしまう自分が嫌だ。
あたりまえのことをちゃんと出来ない自分が嫌いだ。



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