<恐い話>
病院だから、みんなが元気になって笑顔で帰っていくばかりではなかった。
悲しい退院を見送らなければならない場合もある。

私が夜勤勤務中、1人の患者さんが亡くなった。
そして、深夜勤務の人への申し送り(引継ぎ)の最中、
ナースステーションをノックする音。(・_・?)ハテ?
誰だ?こんな時間に・・誰もいなかった。
その後、ナースコールが逝ってしまった部屋から鳴ったのだ。( ゜_゜;)
難しい病や突然亡くなった人の場合、時によって、解剖を依頼するときもある。
もちろん、家族の承諾がなければばらないのだが・・
私も何件か立ち会った事があった。
解剖し、臓器を取り出す。
腸を洗面器の中に入れてあったのを見た時にはゾ〜とした。
Dr.と“これ見たら、当分、モツなべは食べられないね〜”と話していたにもかかわらず、
その夜、そのDr.と病棟のみんなでもつなべを食べに行った、私達はもっとこわい??
女子寮は玄関に、管理人さんがいる。
お風呂は共同で1階にある。
友達がお風呂に入ろうとしたら、男の人が立って、目が合ったら、
逃げていった。どこから入って来たの???
こわ〜い。。。。

似たような話・・・
2階に住んでる友達が、“夕べ、窓から男の人が入って来て、消えた・・”
と、朝話してたけど、それって何??
その子は霊感が強い。病院の目の前に住んでるから、時々見るらしい。。。
<ちょっと泣けた事・・>
何度か入退院をしている、Sさんといガン末期の女性の患者さんがいた。
Sさんは、明るく、いつでもニコニコしてくれ、私の事も“ようこちゃん”と呼んでくれていた。
そのSさんが段々と病魔に冒され、個室に移る事となった。
それでも、私たちが行くと、明るく笑顔で出迎えてくれる。
かなり忙しい病棟だったが、たまには何していいのか〜という暇もあった。
そういう時に、必ず、婦長は“患者さんとのコミュニケーションを取ってきなさ〜い”と言うので各部屋へ行く のだ。Sさんの所へ行くと、大歓迎してくれ、“座って、休んでいきなさいよ”と言ってくれる。で、いろんな話 をするのだ。楽しいひと時で、Sさんの部屋はナースの癒しの隠れ屋だった。しかし、そんな楽しいひととき も長く続かず、段々と起きれなくなり、
昏睡状態となった。私達が声をかけても目も開かない・・しかし、旦那さんの声には反応し、名前を呼ば れると、目を開け、いつもの笑顔をする。その時に、こんな素晴らしい夫婦っていいな〜と思ったのだ。最 後の最期まで、旦那さんの名前を呼ぶ声には、
目を開けていた。そして、旦那さんに看取られながら、素敵な笑顔のまま永眠し、病棟を去っていったの だ。
7年くらい経った今でも、あの笑顔は忘れない。
home next
top



1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
17 # 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32
33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
49