小学生
 

 

 

 


不安と期待の小学生活が始まります。義務教育の9年間のスタートです。義務教育とは何でしょうかね??

入学当初は友達もでき、安心していました。

しかし、時間割などを書くのが遅く途中までしか書いてきませんでした。笑い話ですがノートには(ハンカチ・ちり紙・な)のみしか書いていません。私が「“な”は何」とたずねると香織は「わからん。」といつもいっていました。すると、お父さんは「ナイフかな?」といって大笑いです。そんなはずはありません(笑)一年生の頃の通知表は、できる・がんばろう の2段階評価でいつもがんばろうがいっぱいでした。

家族でがんばろうが何個あるか腕を上げて数えてみると13回も腕を上げてしまいました。疲れました…。こんな感じで低学年の頃は本人も気にせず、のびのびと過ごせてたように思います。

勉強では算数はほとんどわかりませんでした。国語は話の内容を聞いての理解は出来ているようでした。漢字は書き順はまったくわかりませんでした。今もわかりません。しかし、書けるのです。読みもできます。ここで彼女の特徴が少しずつ分かってきたような気がします。ノートも順番には書けずいろんな所から書いています。真ん中から書いたり、後ろから書いたり様々です。友達の家に行くのもよく迷子になります。不思議でした。

この頃貝塚先生に見てもらいましたが、バランスが悪いのかイメージする力が弱いのだろうと言われました。

小学校4年生の頃から親の勉強の負担も大きくなりました。

彼女が分からないのもかわいそうだと思い担任の先生に発達相談を受けたいと話してみました。その相談が大変でした。

その相談は私は学習方法とかを教えて頂けるものと思っていましたが特殊学級か普通学級かの判定をする相談でした。その判定結果は特殊学級を勧められ、またこのようなことも言われました。「この子みたいな子は特殊学級に行き、高等学園に進み将来は就職も出来るので、絶対に特殊学級に言ったほうがいい」と言われました。ショックでした。

帰って主人とも相談して、まず高等学園に見学に行こうと決めました。先生にお願いして見学に行きました。良かったようにも思えたのですが、しかし…    

その後、知人に児童相談所にいくことを勧められました。香織を連れ児童相談所に行きました。先生はゆっくり私の話と娘の様子を見てくださりアドバイスしてくれました。

ピッタリと判定結果はあたっていました。迷子になることや算数が苦手な事、順序配列が分からないことが挙げられていました。その時、私は先生から境界線だねと言われました。どうするかはまだ決めずゆっくり考える事にしました。帰りのバスのなかで香織が「お母さん、香織がんばる!!」と私の手を握り言いました。私もバスのなかで涙が出ました。今でもその光景は忘れられません。

その後、主人と学校に行き理解を求め協力して頂けるようにお願いしました。

いよいよ5年生になり、先生も男の先生で理解があり、お友達も出来、交換日記などをして成長しているようでした。

ある日、学校の草取りがあり、軍手を忘れたのか手が真っ黒で爪に砂がたくさん入っていました。私は彼女の手を洗うのを手伝いながらなぜか涙があふれ出て止まりませんでした。正直に真面目で素直な娘が不憫で悔しかったからです。クラスには要領のよく勉強の出来る子がたくさんいます。

それから一番悔しく、悲しい思いをしたのは小学校の餅つきの出来事でした。餅つき大会の準備でもち米を娘達は冷たいながら洗ったのですがクラスの男の子から「お前らの洗った米は腐る!」と言われたらしいのです。お友達と泣いて帰ってきました。

私は学校のほうに意見をいいました。親御さんの方に注意をして欲しいとお願いしました。まず、一緒に言われた友達にも香織が一緒にいたから言われたのではないかと思い、心のなかが揺れました。

先生が事情を良く聞き親御さんの方から電話を頂きました。

わたしもはっきり自分の気持ちを言いました。娘がおとなしいと言う事を言うとそちらの親御さんからは「かおりちゃんは休み時間は楽しそうににぎやかにしている様よと息子がいっていましたよ…」と言われました。授業は分からないので休み時間こそ彼女の楽しい時間であるはずです。他人には理解できないので話もそこそこにして電話を切りました。

これから成長するにあたって出来る事とできないことがあり理解してもらうのが大変だとつくづく思いました。

どうにか卒業することができ、卒業式にはシノラーみたいにしてあげて卒業式を迎えました。

私の感想ですがつい遠慮がちに物を言ったりしますが、これからはしっかりと娘を守る為にもはっきりと意見を言おうと思いました。みなさんも是非そうしてください。

中学校に入る前に小学校の先生との連絡会がありますので子供の様子は中学校の方に事前にお話がいくようになっています。