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アメリカの歯医者さん Ruka は、日本を立つ前に、特に虫歯もなかったけど、もう一度念の為に 歯医者へ行った。アメリカに着いて歯が痛くなったら困るから...。 そして、アメリカに来て約10ヶ月ほど経った時のこと。 久しぶりに行った日系のスーパーで、私は 「ハイチュウ・アロエヨーグルト味」 を買った。日本の乳製品は、ほとんど手に入らない。 だから、せめてもあの好物のアロエヨーグルトの味をした物を! とそのキャンディーを買ったのだった。 「う〜ん、この柔らかさ。う〜ん、この何とも言えぬ甘さ〜〜。」 「あ〜やっぱり日本のキャンディーっておいし〜〜っ!!」 「ボリッ!!」 「...。」 ...あれ?ちょっと待てよ。ハイチュウって柔いよな。 こんな固いアロエの果肉も入ってないよな。っていうことは...? 全く嫌な予感!とそのキャンディーを見てみると...。 やっぱり銀色の物体が付着していた。 「あ〜あ、やっちゃった。」 奥歯の銀の詰め物が取れてしまったのだった。 さて、この銀をどうしたものか...。としばらくRuka は考えた。 「別に痛い訳じゃないし、もしかしたら今すぐ戻せば、くっつくかも!?」 そんな訳は決してないのだけど...。 とにかく、その銀を歯の形の通りの向きに合わせ、はめ込んでみた。 「お〜〜っ、入った。入った!」 そう、Ruka はその銀を力いっぱい押して元に戻したのでした。 が、ご想像の通り、二度ほどその後も食事の度に取れ、その日から 4ヶ月経ってから、ようやく歯医者に行く決心をしたのでした。 どの病院に行くのも、好きな人はいないだろうけど、歯医者って どうも行くのが面倒。なんでだろ?? 行くまでも、みょうに恐くて心配だった。日本人の歯医者さんなら ちょっとは安心だったんだろうけどね。 Ruka はこっちの歯医者に行ったんだ。もちろんダーリンも引き連れて。 行く当日になっても、嫌で嫌でしょうがなかった。 「あ〜あ。きっと舌なんか溶かされてしまうんだ〜〜!!」 って、本気で言う私をダーリンは半分ニヤニヤしながら、なだめてくれた。 『はぁ〜。まるで子供だな...』って、きっと彼は思っていたにちがいない。 けれども先生は、とても感じのいい人で親切だった。 しかも、銀ではなくて少し緑っぽい白いやつを詰めてくれ、 時間も15分程で終了した。 「あ〜、何でこんなに待ったんだろ。何度も無理矢理もとに戻したり しないで、最初からすぐに来れば良かった...。 舌を溶かされてしまう!なんて思ってごめんね。」 と反省。 治療もほぼ終わり、さて“うがい”かな...。 うがいするのか...うがいは?あれっ?? どうも治療室に入った時から、何かが違うと思っていたら。 そう、あの「うがいの台」がないんです!! 日本でも、バキュームだけでうがいをさせない歯医者さんがあるらしいけど。 Ruka が遅れてるだけかもしれないけど、ず〜っとうがいするのが 当たり前であったから、ビックリ!! トイレには、紙コップも置いてあって、うがいして帰ることも 出来るようにはなってたけど...。 はーっ。私のカルチャーショックはまだまだありそう。 けど、舌を溶かされてしまうことはなかったから、良かったけどね! |