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不幸のどん底を振り返る〜失恋
小さな目標と大きな夢(この頁)
投稿<私の目標>
甦った記憶 
気持ちのアップ・ダウンについて

小さな目標と大きな夢

(2003.3.16)


心身症で苦しむようになってから、私は将来の夢を描けなくなった。だって、毎日命をつなぐだ
けで精一杯。「出口の見えないトンネル」という言葉があるけれど、わたしは、穴に落ちて、前に
も後ろにも進めず、ただそれ以上落ちないようにじっとしているだけ、という感じだった。

元気を取り戻しつつある今、ゆったりと考えてみた。
以前の価値観の殆どが入れ替わっている。おそらく、この新しい価値観は今後なんらかの形で
私の人生に現れてくることだろう。(そもそも以前の価値観だったらBetter Half を立ち上げな
かったし)

落ち込んでいる人に「頑張れ」と言わなくなった。自分も「頑張ろう」と思わなくなった。
一方で、いろんな人の善意のアドバイスを、こちらで取捨選択することができるようになった。
言葉のまま素直に受け止めていたら、不必要に傷つくし、そんな傷つきやすい奴に話し掛ける
のは誰だって嫌だろうから。

完璧主義の意味を知った。それは完璧な人や完璧を目指す人のことではなく、完璧でないこと
をクヨクヨ思う人のこと。私は脱・完璧主義を宣言した。

自分を守ることを知った。

それで今現在のわたしの小さな目標というのは、「再入院しないこと・自傷行為をしない
こと」という、自分でも笑ってしまうくらいささやかなもの。

「自傷行為ってなんでするの?」なんでしたんだろう。誤解を受けやすいが、周りへのアピール
ではない。いや、深層心理ではそうなのかもしれないが、意識の上では、決してそうではない。
自傷って痛いじゃない?きっと痛いはず。でも、追い詰められて苦しくなっているときは、そんな
痛みは感じない。いや肉体的な痛みによって、相対的に、心の痛みが緩和される。

変な例だけど、虫に刺されたりして、すっごくかゆいとき、薬を塗ってじーっと我慢さえすれば、
自然とかゆみは去るよね。でもごしごしとかきむしってしまうことがある。そんなことをすると、血
がでたり、あとが残ったりするんだけど、その一瞬、かゆみから解放された気がする。

その100倍か1000倍の行為が、私の自傷行為なのだと思う。
だから、じっと我慢をしたり、薬を服用したり、電話で話をしたり、音楽をきいたりして、一定の
時間を上手く過ごせば、自傷行為は避けられるはずなんだ。

それに自傷行為をしたときは、一瞬楽になるけれども、その傷がかさぶたになって治っていく
時は、今度は本当に痛いしかゆいよ。だから、自傷行為は100%自分が損なの。

もしいつかあなたが自傷行為の衝動に駆られたら、こんなことを思い出してくれると嬉しいで
す。

それから私の大きな夢というのは、「いつか子供を3人産んで、家族5人で浴衣をきて祇
園祭に行くこと」という昔っからの幸せのイメージ。

以前心身症になる前は、この夢を忘れていたわけではないのだけれど、キャリアをどう積む
か、とか、子育てと仕事の両立は、とかそんなことで毎日を過ごしていた。

実際、この大きな夢を叶えるには、精神力を高めなきゃ、とか、経済力はどうするの、とか現実
的な問題をクリアーしていかないといけない。

でも、今の私は、具体的なことをあれこれ考えるより、この大きな夢のイメージを毎日忘れずし
っかりと持っておくことが大切だと思う。イメージをもってそして、幸せな気持ちに浸ること。

私は念じれば叶う、と信じている。だから、このイメージを常に持っていれば、それに必要な具
体的なステップの一つ一つは自然と見えてくるし、きっとやる気だって勝手に沸いてくる日がく
ると思う。

例えば、ハワイに旅行にきている人は、「ハワイに行きたいなあ」とか「旅行のお誘いに乗って
みようかな」とか何かしらのイメージがあって、それを叶えるために、旅行会社に行ったり、自
分で調べたりして、旅行計画を立て、人によってはバイトをして、そしてハワイに向けての飛行
機にのる。だれかに無理やりハワイまで連れてこられた人もいるかもしれないけれど、もし
100%他人の意思で来たのなら、それは拉致では??

だから、10年後か20年後のイメージをもつことは、とっても大事だし、私は最近になって、こ
「いつか子供を3人産んで、家族5人で浴衣をきて祇園祭に行くこと」というイメージを取
り戻せたことを、大変喜んでいる。


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