「自閉症スペクトラム障害」
3才のときに、診断を受けました。その時は言葉も単語がいくつかあるだけ、ひとり遊びや変わった行動、親に甘えないなど、なんで?どうして?っていうことがいっぱいありました。睡眠障害もあって、生まれてから4才頃まで毎日の夜泣き、疲れているのに全然寝なかったこと。さわられるのがとてもイヤ、外へ出ればビューッとどこでも行ってしまう、他の子のようにおもちゃで遊ばないなど。
かんちんが1才10か月の時に下の子が生まれましたが、公園に行くのも、ちょっとそこまで買い物に行くのも私ひとりではとても大変で、手をつなげず、一歩外に出れば道路に突っ走っていくかんちんを、下の子をおんぶひもでくくって毎日追いかけていました。
その頃、トーマスが大好きでよくビデオや本をみていましたが、トーマスの仲間の名前はどんどん覚えるのに「おかあさん」とは全然言ってくれません。言葉もオウム返しばかりで、ちょっとしたことでよくパニックをおこしていました。
3才で通園施設に通い、その後加配の先生を付けてもらって、保育園に入園しました。最初の頃こそ慣れず、大変でしたが少しずつ馴染み、先生のことが大好きになり初めて「おかーさん」と呼んでくれたり、言葉も増え、友達との追いかけっこを喜ぶようになりました。
引っ越した時は、環境が変わって外出恐怖症になったり、パニックが増えたりもしました。お友達が怖い、と登所拒否になったこともあります。
6才の誕生日を過ぎたあたりから急にひらがなに興味をもちはじめ、読んだり書いたりするようになりました。カタカナも、いつのまにか読めるようになっていました。
調子の波があり、いい時と悪い時が交互にやってきます。悪いときは呼びかけても反応がなかったり、こだわりのすごろくやプラレールで自分の世界にはいってます。このごろは、勝ち負けも分かってきたらしく負けると泣いて怒ったり、勝とうとしてズルしたりするようになりました。(今まで、競争心が全くなかったので、ちょっといいことかなと思っているのですが・・・)
言葉はありますが、一方的で会話になりにくいです。かんちんが答えやすいような聞き方を心がけてます。イヤなこと、困ったことがあっても、言葉に出来ません。我慢して服の袖口を噛んでたりします。イヤなことはイヤ、自分の気持ちを言葉にできるようになったらいいな・・・と思ってます。 抽象的な言葉がけは分かりません。「そっち、もっと向こう、あっちの方」など。「・・・の上、・・・の右」など、具体的に話してます。見透しが持てないと不安になります。言葉だけでは分かりにくいので、紙にスケジュールを書いて見せたりしています。
ぐーんと成長したかと思えば、一気に後戻りするかんちん。何か出来るようになると、あれもこれもとつい焦ってしまいがちですが、これからもかんちんの成長のスピードでゆっくり見守っていきたいと思います。
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