謎の生業
たぶん24日の「つぶやき日記帖」にも書き込んだ記憶があるのですが(←さだかではない…)、私は5月からある自治体の「教育相談カウンセラー」として勤務する予定です。
「教育相談カウンセラー」?
なんじゃい、そのうさんくさい生業は…と、まずは疑問に思われる方が多いと思います。
まず、その前にちょこっとお詫びというか説明…。
私は自称:「季節労働者」です(笑)。
そのときどきのやりたいこと、関心を持っていること、熱いことをやりたくなる虫をどうやらお腹に飼っているようで、なかなか三十路をすぎても「永久就職」という概念がもていないんですよね〜。
あ、つれとの「結婚」は「永久就職」ではないか…?
とのつっこみが、つれから飛んできそうなので、慌てて弁解。
う〜ん、どうでしょう(←ミスター風に)…。
そのつもりではいますが、これも縁の世界ですしね♪。
そういう貴方はどうなのよ…と、とりあえず返しておきましょう(笑)。
話が脱線しました。
「教育カウンセラー」の件でした。
でもまず皆様、「カウンセラー」って、ちょこっと「うさんくさい」響きがどこかに匂ってきませんでしょうか?」
だって、巷には、エステの世界でも、化粧品の世界でもすぐ「カウンセリング」とかついてきませんでしょうか?
あげくの果てには、「結婚カウンセラー」!!!!!
「こころ」の問題そして「カウンセリング・マインド」ということばが取り上げられるようになって久しいですが、どことなく「カウンセリング」というカタカナでのイメージ自体がとても冷たいような感じも受けてしまいます。
上手くことばにできないのですが、どうも「心を操作される」ようなイメージを皆様も抱かれているように感じてしまうのは、私たちのような生業の独断と偏見なのでしょうか…。
そこで私は「カウンセリング」→「かうんせりんぐ」と自分の中でおきかえるようにしています。
「何が違うのよ〜、ひらがなの「かうんせりんぐ」になっただけじゃないの〜」。
とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。その通りです。
もともと「カウンセリング」も「かうんせりんぐ」も日常の生活の中で、人間同士の関係性の中で本来発揮されていた「自然治癒力」のようなものだと思うのです。
しかし悲しいかな、私がそうですが、ついつい「忙しいのよ!」と相手を押しのけてしまうことも多いですし、
その時々の自分が感じている気持ちに気付かずに、回りにいる大切な人間の気持ちを傷つけてしまうことも多々あります。その繰り返すです…。
また、「カウンセリング」といいますと、資格をもつ(訓練された専門家)のところにいって問題解決の糸口を手っ取り早く教えてもらう…、指示してもらう…的なイメージを持たれている方も中にはいらっしゃるかもしれません。
絵で表現すると、カウンセラーと一対一で向かい合って…という図式でしょうか。
ですが、私たちは勿論個人の治癒力も信じていますが、何よりも人間と人間の「出会い」によって創り出され、生み出される「想像性」と「関係性」になによりもダイナミクスを感じています。
確かに、自分のことを棚に上げて、人様と一緒に悩みや想いを共有していこうとする不埒(ふらち)な生業ですから、それなりの訓練やある程度の勉強は必須です。
ですが、その前にそんな「カウンセラー」と呼ばれる自分自身が、一人の悩める弱き人間であることを自覚することが何よりも重要であり、出発点でもあります。
そして、自分以外の方と向き合い、その方の考え方の枠組みを通して世界をみることができるかに徹します。大切なのは、「想い」として現れてはいない(本人も気付いていない)見えない氷山の部分に寄り添えるように自分をその「関係」の中にとかすような作業とでも申しましょうか…。
なんか、とっても抽象的ですね(笑)。
そうなんです、多分…人間ってとっても「抽象的」な存在なんでしょうね(←わからないけど…)。
ですので、私が目指す「かうんせりんぐ」は、お互いの「出会い」によって「分かち合う」ことなんです。
どちらが、カウンセラー/クライエント(相談者)でもないんです。
お互いに同じ人間として、出会った空間と時間の「いま、ここで」、尊重しあう…。この姿勢を心掛けるようにしています。
この「いま、ここで」っていうのが、私の一生かけてのライフ・ワークです。
「かうんせりんぐ」イコール私自身がどのように世界と(大きく出たな!)関わって生きていくか…生き方そのものかもしれません。
長くなりました。
で、肝心な「教育相談カウンセラー」とは、どんなことをするんじゃい? というご質問になりますよね。
詳しくは、5月に入り具体的な打ち合わせになるのですが、基本的には学校に駐在という形になると思われます。ですが、私の住んでいる都道府県では「さわやか相談員」という制度を導入しています。全中学校にこの「さわやか相談室」及び「相談員」を配置するというのが、現知事の公約でもあります(笑)。これは、自治体レベルの対応です。
また、国(文部科学省)レベルでは、「スクール・カウンセラー」の導入と配置を模索中です。この「スクール・カウンセラー」と言う言葉も、恐らく池田小学校乱入事件等で(…ホントに痛ましい事件であり、出来事でした)お聞きになった方も多いのではないでしょうか。この「スクール・カウンセラー」は、臨床心理士もしくは精神家医という「こころ」の専門家の方々の領域です。
しかしまだ、この制度も週2日の1日4時間と非常勤職なんです。
ですので、子どもたちの想いや鼓動を感じ取るのに、週2日、4時間というのは、とてもとてもきついわけです。
また、先生方の中には、「そんなちょっと来たぐらいで、子どもたちの何がわかるんだ!」と反発をぶつける方も実際にいます。
そして、私がやらせていただく「教育相談カウンセラー」は、この「スクール・カウンセラー」と「さわやか相談員」の間に入りながら、両者の橋渡しをする役目と、何よりも私が重要に感じているのが小学校の先生方との連携や、地域との教育力を引き出すコーティネーターとしての役割です。なので、学校で子どもたちの声を聞きつつ、地域の声をひろってくる外回りも多くなると思います。
う〜ん、ただ、この事業と職は今年度からですので(笑)、本当に実験的な試みでもあるんですね。
だからこそ、今もこうしてだらだらと書いているのも、自分の気持ちを整理するためでもあるんです。
すいませ〜ん♪
こちらの場所にも、守秘義務の範囲で、子どもたちのつぶやきの声や、現在の学校の様子などをおいおいにご報告させていただきたいと思っています(←今のところ)。
ですので、皆様にも私の想いをおすそわけさせていただく場面が出てくると思います。
そのときはどうぞ、私の「かうんせりんぐ」をしてくださいませね♪
お願いいたします。