妊娠〜出産

妊娠前期

妊娠がわかったときは子供も結婚もする気がなかった時なので、正直『ゲッ!』って感じでした。

検査薬で調べることが出来るので便利です。そんなに高くないし、結構当たります。

つわりがあったので約2ヶ月間はあまり食べずに過ごしましたが、「こんなに食べなくてやばいかも・・・」という私の想像をよそに体は健康でした。

食べたい時を見計らって食べていましたが、それでも出てくると気持ち悪くなったりして最初はほんとに動くのも辛い日々でした。寝ている間だけが幸せだったなー

つわり後半になるととにかく吐きたくなってトイレに一日何度も行ってましたが、食べてないので出る物もなく喉だけが痛くなってこれもまた辛かった・・・。この日々から脱出できた時は本当に嬉しかった〜

人によってダメな匂いとかあるようですが、私はなくてとにかく気持ち悪かっただけでした。二日酔いが毎日という感じでしょうか?つわりは精神的な部分も多いと聞きますから、色々と気分転換しながら乗り切りました。

病院でのエコーも頭、胴、手足がチョコっと写ってて宇宙人みたいでかわいかったです。

病院での内診は気分悪かったけど。病院も合うあわないがあるので、妊娠中は長く通院する事にもなるし合わない場合は病院を変えたほうがいいと思います。イヤイヤ行くとつらいしね。

 

妊娠中期

つわりもなくなり、さあ活動だ〜と思ってたのですが、お腹が出てきたせいで洋服がはいらない・・・。夏だったのでワンピースなどでしのぎましたが前の夏に履いてた厚底サンダルばっかりだったので困った。急にオシャレが出来なくなるのは悲しいです。

胎動は最初お腹が下ってるような動きで、思わずトイレに行ってしまいました(笑

日々大きくなるお腹とそれによって出来るであろう妊娠腺の対策に追われて、お腹の中の生物(?)に困惑していました。

出産まで時間があるせいとまだ体も思うように動いたので楽しく過ごせたように思います。

5ヶ月の時に熊本のおばあちゃんが亡くなりました。里帰り出産をする予定だったのでその期間たくさん教えてもらいたい事があったのに残念。生まれる命と去り逝く命を感じました。

 

妊娠後期

妊娠9ヶ月になるまで仕事をしていまして、だんだんと机にお腹が引っかかるようになり、引き出しが開けにくくなりました。

それでも仕事のお陰で体重もさほど増えず、適度な運動になりました。

妊娠8ヶ月で結婚式をしました。衣装を決めても次に行くともう着れなくなっていて、お腹のサイズに合わせて衣装を決めたので自分の好きなやつが着れませんでした。

大きいお腹を抱えて結婚式は、肉体的にも精神的にも大変なので、子供が生まれてからのほうがいいかもしれない。その方が衣装も着れるし。式場に毎週のように足を運ぶのも妊婦にとってはとても大変でした。

引越しもこの頃。新居も近かったこととお手伝いに来て下さった方のお陰ですんなりと済みました。重いものを持てないので、ほんとにお世話になりました。

妊娠腺予防のために毎日クリームを塗っていて、なんとかお腹の妊娠腺はできなかったのですが、太もものつけ根の所にピーっと線が!!ちょっとショックだったな〜

8ヶ月半ばくらいまで逆子と言われていたけど、お腹の中で良く動き回っていたせいかいつの間にか治っていました。

9ヶ月になってやっと性別が判明。どっちでも良かったのですが女の子と聞いてなんとなく嬉しかったです。

 

臨月

実家の熊本で出産する事にしたので、飛行機で実家に帰りました。

実家に帰ったら家事から開放されたので体重がメキメキ増え、先生にこれ以上増やすなと言われた。最後は13kg増でした。毎回貧血検査で血を取られフラフラ・・・。

最後の方は子宮口を柔らかくする注射も打たれ、注射三昧。痛かったよ〜 エンエン

とにかく毎日歩きなさい!と助産婦さんに言われたので1日20分くらい歩いていたら、そんなんじゃ足りません!!と更に歩く事にした。大体40分くらいかな〜安産体操は毎日やってました。重たい体を支えてるのはとっても大変。夜に少しでも体操しておくと体がかるくなります。

予定日を近づいてくるとなんかブルーになって来てちょっとふさぎ込んだりしながら過ごしてた。健康な子供が生まれるのか、不安になったりして。出産の恐怖もあったけど、臨月になるとどうにでもなれ〜!と思ってました。みんなそうやって産まれてきたんだし、私に出来ないはずはないと思うようにしながら。

毎日鏡を見ながら「まだ下がってきてないな」と観察。ちょっとお腹が張るとドキドキしてて。そのわりになんなく予定日を過ぎてしまい、1週間がたちました〜

 

出産

予定日は2月14日だったのですが、陣痛がきたのは20日午前6時半頃でした。

お腹が痛くて目が覚めて「これが陣痛か?!」と思い時間を計ってみたら5分間隔。あれ?本には最初は20分おきみたいに書いてあったのにおかしいな?早くないか?

寝てる間に陣痛が来たら良いな〜そしたら相当痛くなるまで気付かないからラッキーだし〜   そんなことを思っていたら本当にそうなってて得した気分♪

病院に電話して朝食を食べていったのですが、初産ということもあり病院の対応ものんびりしていて、まだなんだなーと思ってました。何度も何度も読んだ出産のページには陣痛はだいたい12時間〜と書いてあったのでこの痛みがまだ夜まで続くのだと覚悟して病院に行きました。

病院まで車で約1時間。後部座席に横になり、外をみる余裕もないまま到着。10時半くらいだったかな。病室に行ったのだけど、ちょうど帝王切開の手術中だったようで誰もかまってくれませんでした・・・。

11時半くらいにやっと先生が内診してくれて、「早くても夕方、夜には生まれるでしょ」と言われ病室に返されました。この先生の一言がのちのち色々と響いてくるんだな。  「は〜まだまだか〜、大変だな〜」と思いつつ、浣腸されたのでトイレにこもり大便のうなりだか陣痛のうなりだかわからないうめき声をトイレに響かせておりました。

先生が「まだ産まれない」と言ってくれちゃったお陰で、付き添いに来てた母も安心して「じゃ、銀行でも行って来るわ〜」と出て行ってしまった。助産婦さんも「昼ごはんでも食べてなさい」と昼食を勧めてきた。とてもじゃないけど痛くて食えないよ!!と思いつつ力を振り絞り笑顔で対応。全然食べてない私を見て助産婦さんが「緊張してるのね〜」と言っていたが痛いんじゃ!  「いや、お腹が痛くて・・・」と言っても、「まだまだこれからよ。ハハハ〜」と笑い飛ばされてしまって、こんなもんか・・・がんばろ〜と思っていたのでした。

しかし、12時半あたりからどうしても痛くてうなりながら過ごしていたのですが、まだまだと言われた手前、看護婦さんを呼ぶのは恥ずかしい気がして耐えていました。様子も見にきてくれないし・・・。でもどうしてもウ○チが出そうな気がしてヨロヨロとトイレに向かっていた所を発見され、トイレから出たら見てみようということになりました。

勝手にいきむと裂けると聞いていたのでいきみたいのを必死でこらえ、トイレから脱出。助産婦さんに連れられ分娩台に登ったのですが、「あら、これはお産になるわ、急がなきゃ」と言われ、 「早いな〜でもまぁココまでよく耐えてきたもんだ」と自分に感心。この頃1時くらいでした。

いきんでいいと言われ、待ってました!とばかりにいきみました。助産婦さんが結構アタフタとしていたので、「もうすぐだな!ニヤリ」と思い渾身の力を振り絞っていた所、「ポンっ!」と音がして何かが出てきた。破水だったらしい。すっかり生まれたかと思ってしまったが。

そうこうしてるうちに助産婦さんも増え、「はい、いきんで〜〜!」「ながーくながーく!」と言われるままにいきんでました。助産婦さんのながーくの声よりたくさんいきんでやる!と変な目標を立てて頑張ってるうちにスポっと生まれた。この瞬間はあんまり覚えてないんだな。一瞬だったもんで。

そしたら、ほんとに体が軽くなってフワ−っとして気持ちよくなりました。赤ちゃんの泣き声はなんとなく聞こえたような。この時1時38分。早かった。

赤ちゃんを少し見せてもらったのですが、色白だと言う事以外はあまり記憶にありません。いっぱいいっぱいだったので、緊張の糸が切れたのだと思います。

その後、チクチクと縫われベットに行きました。何より怖かったのはお腹がどうなってるかという事。恐ろしくて触れなかった。ちょっと触ったけどシワシワになってたよ。

結局、母親は生まれて1時間後くらいに病院にきて、新生児室をのぞいたら大きい赤ちゃんがいるもんで誰か他の人の赤ちゃんだろうと思ったらしい。というのも、その日生まれた赤ちゃんが2500g位の子で、うちの子も生まれる前は2800くらいといわれていたからであります。 実際は3512gもあったのでわからなくて当然でしょう。最初の病室と違う部屋に寝ていたので私がいないのは陣痛室内だと思ったらしく、看護婦さんに「今頑張ってる所ですか?」と聞いていた。そしたらこの赤ちゃんがそうだと言われ「えーっ!」と仰天している声がしてつい笑ってしまいました。

興奮していたせいかあまり寝れなくて、食事もその日の夕飯はステーキだったにも関わらず全然食べれず。子供の顔を見ても信じられなくて、あっという間に過ぎた一日だった。