| ビーチ編 ボクがロスに来て、1年が過ぎようとしていた ここでの生活が、「仮」から「本物」に変化してきている。 仕事は大変だったが、だんだん見えてきた目標に向け充実した日々を送っていた。 休日は、山さんに誘われて、よくビーチに行っていた。 サンタモニカのビーチは、やはりデカイ。 ま、確かに超有名だから、、、 「来て、来て、来て、サンタモニカ〜」、、、、(古いね〜) 桟橋の途中に大きなレストランがある。 海上のレストランで食べる食事は最高である。 他に有名なビーチと言うと「ベニスビーチ」がある、 桟橋のところには大道芸人が何人もいた。 よくテレビで見る浜辺の歩道でローラースケートをしているのはここである。 ボクも貸しスケートで浜風を受けながら、サッソウと、、、こけていた、、、 山さんはサーファーである、ボクのサーフィン初経験はサーファーのあこがれ「マリブビーチ」である。 あこがれの地だけあって、毎日いい波が立つ、ビックウエンズデェーの世界である。 サーファーにとっては憧れるぐらい「いい波」である。 初心者にとっては「津波」である。楽しめる訳が無い。 そんな生活の中、ボクの頭に焼き付いていたあの風景、、、、 アムトラックから見た「カリフォルニアの海岸の町」 住んでみたい、、、、、あんな町に、、、「西海岸の海辺の町」、、 それを、山さんに話すと、すぐ乗ってきた。(いいょ〜ってな感じで) 次の休日から山さんとIさん(同僚)の3人で海岸の町での部屋探しが始まった ダウンタウンからフリーウェイで1時間半ぐらいの海岸線、 ロングビーチにはそれぞれ細かく町が点在している。 それぞれメイン通りの先は桟橋につながっている。 どの町で探すか決めかねていた。 どこも捨てがたいし、どこも「コレ!」と言う決め手もない。 マンハッタンビーチと言う町にあるレストランでランチをとった。 そのレストランから海は見えないが、十分、海辺を感じさせてくれる、素敵なレストランだった。 レストランを出たところで写真好きの山さんが、レストランを撮ろうとカメラを向けた。 その時、店内にいたホール係の女の子が、笑顔で手を振ってくれた、、、、、 ボク達は、そのレストランを中心に部屋を探し始めた、、 「決め手」になった、、、、 しかし、なかなか条件が合わない、ロングビーチにある町のどこも、 浜から小さい歩道を挟んでいきなり家が立っている。 全部、海に向けて大きなバルコニーがついている。(メッチャ羨ましい) つまり海の目の前はすべて一戸建てである。アパートは無い、 50歩譲って、窓から海が見える3人で住めるアパートを探していた。 それから休日は、すべて部屋探しに専念する事になる、見つかるまでずっと、、、、 4回目の休日、マンハッタンビーチの隣町 「ハモサビーチ」まで捜索範囲は広がっていた。 「空室あり」の看板を見つけてはまず3人で検討、そしてお部屋拝見 オーナーと面接、そして挫折(経済的、広さ的、偏見的)の繰り返しだった。 夕方近く、「今日の締め」のつもりで入ったアパート オーナーが上の階に住んでいた。 ビーチから1ブロック下がったアパート そこの2階の窓に「空室あり」の看板があった。 オーナーが案内をしてくれた。 玄関は2階の階段を上がったところである。 部屋に入ると20人ぐらいはくつろげるリビングと大きなカウンターの付いているキッチン、 目の前は全面オーシャンビューのベランダ。 カーペットはフカフカである。 オーナーは靴のまま入っていったが、ボク達は靴を脱いだ。 そして、入り口の右方向のカベにドアがあった。 開けるとらせん階段が下へと続いている。 1階に下りると4つのドアがあつた。 1番左は、細長い部屋、ここだけでも3人で住める、右隣は広いバスルーム(トイレ付き) その隣は、さっきの部屋より大きめの部屋である、 なんとこの部屋専用のバスルーム(トイレ付き)が付いていた。 そして、1番右の部屋は壁一面が窓である明るい、、、 それに内に2台、前に2台、車の置けるガレージ付きである。 とにかく、部屋やバスルームののサイズはすべて「アメリカ人サイズ」なので、 想像していたスペースの2倍はある。 2階のリビングに戻り海を見た、、何の障害物も無い海の景色 ちょうど夕日が目の前で沈もうとしていた。 「今日は、この夕日で十分、良い物を見せてもらえた」そんな気分だった。 「こんな所に住めるわけ無い!」「ボク達の経済力では歯が立たない」 後ろでIさんが家賃を聞いている、、、、(参考までに、、) オーナーの答えを聞いてボーッとした頭で「600ドル! そ、そ、そやろ!一人600ドルなんて払える訳ないやん!」と思った。 「一人600ドル×3人分、夢の世界だなぁ〜」と思った。 「うん?待てよ、、ここは、賃貸アパート、、ホテルでは無い!家賃×3人では無い」 「え、ぜ、全部で600ドル!3人で割ったら一人7万ぐらい、、出せる、払える、予定内ジャン! 数分後オーナーに「身元保証人」のKマネージャーに連絡をとって身元を確認してもらった、 後はオーナーの判断だけになった。 答えは「OK」である。 「君達は部屋に入る時、靴を脱いだ,それが、OKの理由だよ。」そう言ってくれた。ここに住める! 「ハモサビーチ」ここには、日本にいた頃のカリフォル二アのに憧れた世界が広がっている。 ここからボクのカリフォルニアの生活が始まろうとしている。 通勤にはフリーウェイで1時間半である、バスというわけにはいかない 引っ越す前にボクは車を買った。数台の中から,1番頑丈そうな車を選んだ。 車の話しは、次の機会に、、、、つづく ![]() 『ハモサビーチのアパート』 |