| サンディエゴ編 2月の雨期を避け、いぜんから「行きたい」と思っていた「サンディエゴ」に 休日を利用して一人で日帰り旅行に行く事にした。 早朝、長距離バスのターミナルに行く サンディエゴまでの片道キップを買って(全席指定!当然か、、) 停まっているバスに乗り込もうとした時、確認のため、ボクの横にいた 三十代前半と思える女性(失礼)に「このバスはサンディエゴに行きますか?」と聞いてみた。 答えは「もちろん!」であった。 サンディエゴに到着するまで、たぶん3時間ぐらいだったと思うが 早朝だった事もあり、ボクは、ずっとウトウトしていた。 普段、乗り物から眺める「はじめて見る景色」を 楽しむのは好きだった(今も)のにその時はウトウトが勝ってしまった。 少し残念な思いをしながらバスを降りると、 ロスを出る時、声かけた女性がボクが降りてくるのを待っててくれた。心配そうであった。 その女性とバスターミナルの出口まで一緒に出た。 「私はこれから友達のところに行くけど、あなたは、これからどうするの?」と聞かれたので 「まず、動物園に行き、後は、その時、考えます」そう答えた。 心配そうである、、、、「一緒に、、、」とでも言われそうだった。でも、一人旅気分は譲れなかった。 「それじゃあ、気をつけて!」と言ってボクはサンディエゴ動物園に向かった。 全部まわるには、2〜3日かかりそうな「バルボアパーク」の一角にある動物園、 ここだけでも歩いてまわれば、1日では無理そうである。 ボクは、2階建てのバスガイドツアーとゴンドラを利用して動物園の全体を見てまわった。 ここは檻の鉄格子のない動物園として世界的に有名である。 それぞれの動物の特性を計算して、まるで野生のままのように動物達が暮らしている。 どのスペースもゆったりしていて気持ち良さそうである。 ボクはここで、はじめて「ジャイアントパンダ」を見た。 動物園を出て向かったのは、やはり「サンディエゴの港」である。 行く途中に「アムトラックの駅」が、目に入った。 「!・・・・そうだ、帰りは列車で帰ろう!」 なんだか、楽しそうである。 時刻表を見ると、4時過ぎの列車しかない 帰りは、6時ごろにしょうと予定していたのだが、しかたがない もう、アムトラック乗らなければ治まらない。 チケットを購入して、港の方に歩いていると後ろの方が、なんだか騒がしい、 振り帰ると、車に乗った若者達が、ボクを指差し怒鳴っている「ん・・・・?」 よく聞いていると「後ろを見ろ!」と叫んでいる「ん・・見てるじゃん」 「だから、後ろポケットだって!」 よく見るとジーパンの後ろポケットに入れておいた 「緊急用1ドル札10枚」が、今にも落ちそうになっていた。 彼らは、それをわざわざ、必死に教えてくれていた。 「サンディエゴは優しい人ばかりだ、、、」 港の近くの昔っからやってそうなハンバーガーショップでランチを取ることにした。 とても、とても、歌うように喋るおばちゃんが、気持ちよく向かえてくれた。 どうやらボクを「船員」だと思っているようだ。ここは船乗りの客が多いにちがいない。 とりあえず、食べている間、ボクは「1日船員」になった。 港をグルグル見て歩いていると予定より早い帰宅時間が、来てしまった。 アムトラックの駅に行くと もうすでに列車が来ている 列車にはホームから乗るのではなく、線路の砂利の上を歩いて乗り込む まるで、映画のワンシーンのようである。 「また、来よう」そう決めて座席についた。 それから1時間ぐらいしてから見えてきた風景にまた感動してしまった。 それは、海岸沿いに広がる「カリフォルニアの田舎町」 砂浜、海、サーファー達、夕日、ひさしぶりに聞く遮断機の音…すべてが、いい、、、 カリフォルニアドリーミングの世界である。 その風景が、ずっと頭から離れなくなってしまった。 「ボクはカリフォルニアに来ている」 それを再確認した旅行であった。 人のやさしさに包まれた1日だった、、、、 つづく |