健常児の中で上手く園生活を送れるのか、
山のように不安を抱えての入園だったが、園長先生をはじめ、
素晴らしい先生方が温かくRainの入園を迎えてくださり、
Rainは素敵な幼稚園時代を過ごす事になる。
     5歳期。。。加配の先生にずっと付き添って頂く。
       教室に入れず、廊下、園庭、保健室、職員室等で過ごすのがほとんど。
       参観日は、特に教室に入れず、廊下で教室内の様子を覗いながら過ごす
       他児が関わろうとすると、パニックになる。
       運動会は、練習するのを完全拒否で、砂場で遊びながら、
       みんなの練習風景を横目で眺めていた。
       運動会当日は、ダンスのみ拒否で、みんなが踊る輪の中には居たものの
       その場に座り込んで、ダンスが終わるのを待っていたRainだが、
       ダンス以外の種目は全て参加でき、周囲を驚かせた。
       見ていないフリをして、練習をしっかり観察していたらしい。
6歳期。。。加配の先生も、少し距離をおいてご指導下さる。
       5歳期の終わり頃から、加配の先生の膝の上に座る事で
       教室に入れる様になって来て、6歳期に入って少し経つと、
       教室で過ごせる時間がうんと増える。
       帰り間際の絵本の時間と、歌の時間は廊下に出てしまったりもしたが、
       それも、卒園の頃には、教室で最後まで過ごせる様になっていた。
       家に帰ると、園の歌のメロディーをハミングしていた。
       大きく変わったのは、他児が関わってくるのを拒まなくなった。
       そして、少しずつ、心を許した友達には、
       自分からアプローチする様になった。
       オウム返しがほとんどだが、言葉の数が急増する。

この幼稚園でも、また、一番の熱血先生がRainのクラス担任で、
私はこの先生から、Rainを育てて行く上で必要なパワーをたくさん頂いたのです。
どんな些細な相談でも、親身になって聞いて下さり、
『お母さんだから、神様はRainを授けて(託して)下さったんだよ!』と
言って下さった時には、
それまでの大変だった日々が報われた様に思い、涙が止まりませでした
自閉症の事も、一生懸命勉強して下さり、「お母さん色々教えてね」
と何時も低姿勢で、親子共に、温かくご指導下さった先生。
どんな感謝の言葉を持ってしても、言い尽くせません。ありがとうございました。
加配の先生は、園でのお母さんでした。
Rainの心細さ、言葉で伝えられない苛立ちを全部受けとめ、
膝の上で愛情をいっぱい注いで頂き、ありがとうございました。

Rainのともだち!

年長になってからの、Rainの成長を大きく伸ばしてくれた友達がいた。
特別大きくアプローチしてくれたわけではないのだが、
YくんのRainをほっておけない優しさを、Rainは全身で感じとっていたのかも知れない。
園から帰ってからも、Yくんとは家を行き来してあそんだ。
Yくんのママもとっても素敵な人で、Yくんママは私の大切な友達になった。
Yくんは、いつもRainの気持ちになって考えてくれて、
「Rainくんはこうしたいんやろ?」とかRainの思いを言葉にして尋ねてくれたり
Rainの感情や、言葉を引き出す手伝いをいっぱいしてくれた。
その後、彼は、引越ししてしまったので、
一緒に小学校へ行けなかったのがとても残念だった。
小学校に入ってからも、Yくんの住んでいた家の前を通る度、
Rainは「Yくんのお家!行く!」「Yくんどこ?」と指差していました。
1年生になってからも、しばらくは、Rainは教室の中や、運動場に、
Yくんの姿を探してました。
Rainにとってはじめての大切な友達だったのです。


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