DEAD SEA  死海

ソドムのごつごつとした岩塩の柱の間をバスが下っていくと、眼下にエメラルドグリーンに輝く湖が…。海抜下400m。ここは世界でもっとも低い土地、地球のへそです。そして塩分濃度は海水の10倍(約30%)。先のドナリエラ(マイクロアルジェ)以外、生命は何も存在できない文字通り”死の海”です。訪れる前の死海のイメージはその名前のように生命のない厳しい暗い世界でした。ところが、目の前に現れた死海は、そのイメージを見事に壊してくれました。おそらく世界中の湖の中でももっとも澄んだ湖のうちのひとつなのではないでしょうか。海の幻想的な青と、夕日に照らされたヨルダンの山々の赤が見事なコントラストを描いていました。

ここでは豊富なミネラルが工業用に採取されていて、塩分は使い道が無いとかで防波堤のように死海を区切るための土砂代わりに使われています(右の写真の黒い線のようになっているのがそれです)。

夕日に映えるヨルダンの山々

<藻の採集>

私たちは先ずEnBoqeq(エンボケク)のビーチでマイクロアルジェ(藻)の採集を行いました。こういう厳しい環境の中で生きている藻がいればそれはものすごい生命力を持っているはずです。自分のとった土の中から新種の藻が発見されたらなんていう名前を付けましょう?

<浮遊体験>

そしてホテルに着き、お待ちかねの浮遊体験。夕方で少し肌寒かったのですが、恐る恐るものすごく塩っ辛いであろう水の中に入っていきます。私が入ったときは周りですでに多くの人たちが浮かんでいました。どんなに重くても浮くみたいです(笑)。それでもプカーンと浮かんだときの不思議さはなんと表現したらいいのか?水に入ってからはとても暖かく、そのまま青空を眺めてねそべっていると、まるでウオーターベッドに寝ているかのようでした(ウオーターベッドで寝たことはありませんが…)。

<Massada マサダ>

EnBoqeqのCrown Plaza Hotelに一泊した翌朝、私たちはバスで20分ほど北へ行ったところにあるマサダ要塞へ。ここは、紀元70年頃のユダヤ戦争時、ローマ軍に追い詰められた最後のユダヤ人が立てこもった所。400mの岩山の頂上に作られたマサダは、難攻不落の要塞といわれたが、2年にもわたる戦いの末、967人の抵抗者は7人の女子供を除いて全員が自決してしまったという…。

ロープウェイで上に上ると、そんな悲しい過去があったとは思えない美しい景色が目の前に広がってきました。雄大な死海を眺めながら、戦士たちはどんな思いで最期を遂げたのでしょう…。

Judean desert from Massada

マサダ城から見たユダ砂漠と死海

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