病院を決める

 

 

妊娠が判ったらまず一番にすることは、どの病院でお産をするかということ。私の住むDublin市内には、産科専門病院はじめ産科対応病院が4つあり、私は自宅からも職場からも通いやすいCity CentreのRotunda Hospitalにすることに。

この病院、創立が1745年とヨーロッパで最古の産科病院で、teaching hospitalとして長く市民に親しまれてきた病院。私の夫もこの病院で誕生しているので、この病院にしたと聞いて一番喜んだのは義母・・・。

病院を決めるにあたって考慮することは、どんな診療を受けたいかということ。アイルランドの保険は任意保険で、保険に加入していないかあるいは公費でお産を賄いたい人はPublicで、
保険に加入していてPublicよりももう少し待遇のいい(入院部屋が4人から5人で、食事が選択出来て、妊娠中は決まったDrに診察して貰える)Semi Praivate、あるいは産科のConsultantに妊娠から出産まで継続して診察して貰え、入院部屋は空室があれば個室対応のPraivate患者の3種類に分かれる。
 
私達はお産は病気ではないし、何か医学的介入が必要になればそれはそれで保険が適用されるので、そこでPrivateに切り替えてもいいのではと考えて、最終的にSemi Praivateを選ぶことに。ちなみにPraivateで2002年当時で3000ユーロ、Semiで500ユーロ前後の出費でした。

私の場合、帝王切開の可能性が出てきたのでop室代、新生児黄疸で小児科に罹ったり、入院が長引き部屋代などでもう少し掛かりましたが、全額保険でカバーして貰いました。

ちなみにこのPublicは、昨今増加しているAsylum Seeker(政治的亡命者)が多く、アイルランドで出産すれば子供は勿論親当人も市民権が自動的に降りると考えている人たちで大賑わいだそうで。入院中よくしてもらった助産婦さんは、無料のミルクやオムツなどが出した途端に個人の荷物の中に消えていくのよね・・・と嘆いていました。

日本でも産科の診療・入院費の未払いが問題になっているみたいですが、ここにも問題はあるんですよね。