1家探し


我が家がオーストラリアに来たのは、昨年の8月末、まずは家探しから始まりました。
私達が探してたのは家具付の家でしたが、そういった物件はあまりなく  不動産屋さんを3,4日かけて何軒か回り、やっと一件の家具付の家を見つけました。
  しかし、その家はかなり大きい!  5部屋の他、キッチンが2個
それに都心に出るのに不便な場所でしたし、家具つきといっても、その家具は今まで使われていなかったであろうと想像できるように、ホコリがかかりガレージに無造作に置かれていました。
私はあまり、この家に住みたくありませんでした。 でも、この家探しでは、私がショッピングセンターの近くがいいとか、この家はいやだとか、さんざん我ままを言って長引かせてしまったし、私も家探しはこのへんで終わりにしたかったので、この大きすぎる家に住むことに決めました。
好きな家が見つかったら、また引越しをしてもいいと夫が言ってくれたので・・・。
決めたと言っても、契約は次の日と言うことになったので、まだ正式に入れると決まったわけではありません。

さて、その日の夕暮れ時、私達はホテルまでの道のりを当時1歳8ヶ月の息子(チョビ)のベビーカーを押しながらとぼとぼと歩いておりました。
すると、あるユニット(家がお隣とくっついているタイプ)の、門の前に レントハウスの看板がありました。

そのユニットは、白いかわいらしい外観、プールなどもついてそうで、部屋数も手頃そう!

「こっちのほうがいい。」私は心の中でそう思いました。

でも、もうあの大きい家に決めたので、「見るだけでも見せてもらおう。」とは言えませんでした。

そして、次の日が契約の日でしたが、土曜日で現金が作れず、次の月曜日、お金を支払った後、鍵をもらい、入居できると言うことになりました。

月曜日の朝、いよいよ引越しです。

私達はタクシーで、あの大きな家に向かい、そして、私とチョビは家の前で荷物と一緒に外で、夫が入金して鍵をもらってくるのを待っていました。
しかし、一時間たっても戻ってきません。
初めて使うカードが何かの理由で使えない。とか
私たちより先にお金を支払った人が住むことになったんじゃないか。とか、いろいろ考えました。

そして1時間半過ぎた頃、夫が戻ってきました。
案の定、めでたく入居と言う顔じゃない。
  話を聞くと、昨日オーナーが家を売ったとのことでした。

さて、不動産屋さんではその家の代わりに他の家を探してくれました。
それが、なんと、私が「こっちの方がいい。」と思った家だったのでした。

しかし、その家が空くのが明日とのこと、そして、その家が空くまで、不動産屋さんのアルバイトの女の子の友達のうちに泊まることになったと言うのです。
知らない人のうちに泊まると言うのには、びっくりしましたが・・・。
私はあの家に不思議な縁を感じるとともに、あの家に入れるなんてうれしいと思いました。


私達はこうして、数日アルバイトの女の子の友達の家(私達が住む予定の同じユニット)に部屋をレントするという形で泊めてもらい、 無事、ユニットに入居しました。


(そこは、3部屋、リビング、キッチンと広すぎないシティーに行くのにも便利な場所でした。)
家探しは終了し、新しい生活が始まったのです。